建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2004年10月号〉

特集・大阪港

国際競争に打ち勝つスーパー中枢港湾

大阪市を核とする近畿圏は人口約2,100万人の一大生産消費圏を形成し、首都圏と共に我が国の産業・経済活動の中枢となっている。大阪港はこの中心に位置し、充実した高速道路・幹線道路網によりヒンターランドと直結している。加えて、関西国際空港とも高速道路とダイレクトに結ばれるなど、海・陸・空を結ぶ国際的な総合物流拠点として重要な役割を担っている。しかし近年、我が国の港湾政策は、近隣アジア諸国主要港の躍進によって、大きな転換期を迎えている。そこで従来の制度や慣行の枠組みに囚われずに国、港湾管理者、民間事業者が一体となって先導的・実験的な試みを推進する、構造改革モデル港構想として「スーパー中枢港湾」を策定。阪神港は今年7月に指定を受けた。近隣アジア諸国に対抗するために大阪港はどのような将来像を描くのか、大阪港湾・空港整備事務所長・江口秀二氏、大阪市港湾局建設部長・武田弘一氏のインタビューを中心に特集する。
▲咲洲公共コンテナ埠頭 ▲夢洲コンテナ埠頭 ▲港大橋と大阪市を望む
<インタビュー> 国土交通省 近畿地方整備局 大阪港湾・空港整備事務所長 江口 秀二氏 大阪市港湾局 建設部長 武田 弘一氏
HOME