行政 選挙情報 No−399   平成18年6月19日発行

地方選挙News(平成18年6月1日〜6月16日)

 

・出馬表明                            旭川市長選挙(18年11月予定)

                                          深川市長選挙(9月24日告示)

・選挙日程                            岩見沢市長選挙(9月27日告示)

                                          小平町長選挙(10月24日告示)

                                          江差町長選挙(7月18日告示)

                                          釧路町長選挙(10月17日告示)

・首長逮捕                            長万部町長(6月2日逮捕)

 

 

以下本文

 

◎ 出馬表明

 

旭川市長選挙

東国幹(38歳)元自民党道議会議員再出馬

平成18年5月24日、東国幹(あづま・くによし、38歳)元自民党道議会議員は同市内で開かれた後援会の会合で次期旭川市長選に再出馬する意向を明らかにした。

東氏は、昭和43217日生、風連町出身、東海大卒。自民党支部委員、佐藤静雄衆議院議員秘書、旭川市議会議員、平成11年藤井猛元道議会議長の後継者として道議初当選。

1期途中で道議を辞職し旭川市長選挙に立候補し落選。平成17年10月道路交通法違反で摘発され同市長選再出馬を白紙に戻す。

【平成18年旭川市長選挙の経過】

□平成18年5月24日、神崎実(44歳)道東海大助教授は同市内で会見し次期旭川市長選に出馬することを表明した。

神崎氏は、平成16年8月菅原市長の資質に問題があるとしてリコール運動を展開。また、8月6日街頭署名活動を始めた夜に、旭川市秘書課長(48)からビラを投げつけられとしてトラブルが発生していた。現在北海道東海大学学芸工学部助教授。

現職の菅原功一市長はまだ進退を明らかにしていない。

□平成17年10月6日、旭川市長選挙に再出馬の意向を明らかにしている東国幹(37歳)元道議会議員は、道路交通法違反(酒気帯び運転)の容疑で摘発されたことを明らかにした。また、旭川市長選候補者としては適格者ではないと述べた。

調べによると、10月5日午後7時頃、旭川市内の飲食店でビール3杯と酎ハイ3杯を飲み、午後9時頃タクシーで帰宅(旭川市春光)。その後、午後11時30頃、知人に会いに車を運転し、翌6日午前0時15分頃、当麻町でパトロール中の警察に捕まる。

東氏は、昭和43217日生、風連町出身、東海大卒。自民党支部委員、佐藤静雄衆議院議員秘書、旭川市議会議員、平成11年藤井猛元道議会議長の後継者として道議初当選。

1期途中で道議を辞職し旭川市長選挙(平成14年)に出馬。事実上の現職菅原市長との一騎打ちの戦いで敗れる(227票差)。

□平成17年7月8日、「旭川市長のリコールを成功させる会=中嶋晃之会長」の署名活動が始まった。昨年に続き2回目。

【現職の菅原功一旭川市長が旭川地検に告発、受理までの経過】

□平成17年2月22日、旭川市議会は地方自治法違反(偽証、証言拒否)の疑いで、現職の菅原功一旭川市長を旭川地検に告発し、受理された。

□平成16年12月1日、旭川市議会は菅原市長、小池前総務部長を刑事告発することを賛成多数で可決された。

□平成16年11月17日、100条委員会は証人喚問で、菅原功一市長が正当な理由がなく証言を拒否及び虚偽の陳述をしたものとして刑事告発を決定。

□平成16年11月17日、100条委員会は証人喚問で、小池語朗氏が虚偽の陳述をしたものとして刑事告発を決定。

□平成16年9月14日、100条委員会は証人喚問で、杉浦みち代氏が虚偽の陳述をしたものとして刑事告発を決定。

□平成16年9月10日、100条委員会は証人喚問で、杉浦剛太朗氏が正当な理由がないのに証人出頭、記録提出を拒否、告発を決定。

□平成16年6月8日・9日、旭川市議会百条調査特別委員会は現職市長の菅原功一氏に初めての証人喚問を実施。菅原市長は全面的に疑惑を否定し、2日間(7時間10分)にわたった尋問が終了した。疑惑の核心部分では「記憶がない」と繰り返し、野党は再喚問を要求する構えだ。

□平成16年2月20日、旭川市議会百条委員会が派遣調査の報告書を公表。福岡県のバイオ業者・木佐木収氏の証言(福岡県筑後市に派遣)で疑惑が明らかになった。

□平成15年7月2日、旭川市庁舎の部局移転で学校法人所有のサンライズビル借り上げ計画で疑惑が浮上。旭川市始まって以来の百条委員会が、旭川市議会の全会一致で設置された。

菅原市長の後援者・杉浦剛太郎学校法人経営者が所有するサンライズビルを、市が庁舎として移転しようとしたが、ビルは校舎で目的外使用にあたり白紙撤回した。この件で菅原市長が杉浦剛太郎氏に便宜を図った疑いが浮上。また、口利き疑惑(高齢者優良賃貸住宅建設)や、沖縄旅行の癒着疑惑も出てきた。

□平成15年4月3日、旭川市庁舎移転問題(サンライズビル問題)発覚。道の学事課長から旭川市役所に、同市が借り上げるサンライズビルは学校法人の所有で賃貸は出来ないとの指導があった。同月26日と27日に農政部と総務部市史編集課が引っ越しする予定だった。

□平成14年12月11日、旭川市始まって以来の市長に対する辞職勧告決議案が賛成20人、反対19年で裁決された。辞職勧告は法的拘束力がない。

□平成1411月15日、旭川市長選挙に絡み、藤井英規(58歳)旭川市水道事業管理者が逮捕された。その後、中村忠雄助役も逮捕(12月6日)された。2人の特別職は公職選挙法違反(公務員の地位利用、事前運動)で略式起訴された。また、同市役所幹部の小池語朗総務部長、重野健一商工観光部長、遠田隆宏都市建設部長、兼松輝義消防本部消防部長、板東光則企画財政部長の5人も同違反で書類送検(起訴猶予)された。同市幹部職員(課長職以上)50人以上が事情聴取される異常事態での菅原旭川市政3選の船出。

【平成14年11月10日旭川市長選挙結果】

227票差の大接戦で現職の菅原市長3選果たす

任期満了に伴う旭川市長選挙は平成141110日投票、即日開票され、現職の菅原功一(すがわら・こういち、58歳)市長が、新人の東国幹(あづま・くによし、34歳)前自民党道議会議員、田辺八郎(たなべ・はちろう、59歳)前共産党旭川市議会議員、鶴飼重男(つるがい・しげお、54歳)マンション経営を破り3選を果たした。選挙は事実上、現職

菅原氏、新人東氏との一騎打ちの戦いで、票差は227票だった。

菅原功一は、昭和19624日生、旭川出身、道立旭川商業高校卒。旭川市議・2期、自民党道連青年部幹事長、同部長,同青年局長、党本部青年局全国中央常任委員、元道議会議員佐藤幹夫秘書、元衆議院議員佐々木秀世秘書、62年4月道議初当選、党道議会議員会政策審議副会長、平成3年4月道議2期。611月旭川市長就任。

※関連記事本文参照

有権者数                            293,581

投票者数                            138,779

投票率                                47.27

有効投票                            137,331

無効投票                             1,444    

持ち帰り                               4

当選       菅原 功一              60,771

              東  国幹              60,544

              田辺 八郎              14,235

              鶴飼 重男       1,781

【旭川市長選挙後の経過】

□平成141115日、同市長選挙に絡み、藤井英規(58歳)旭川市水道事業管理者が公職選挙法違反(公務員の地位利用、事前運動)の疑いで逮捕された。

【旭川市長選挙経過】

□平成141016日、鶴飼重男(54歳・アパート経営)氏は平成14年113日告示される同市長選挙に出馬すること表明した。同氏は平成10年の同市長選挙に立候補、落選している。

鶴飼氏は、岩手二戸高等技術専門学校修了。本籍岩手県種市町、モデル、大工。現在マンション経営。

□平成141016日、旭川市職員労働組合(片桐敏雅執行委員長・約1700人)は平成14年113日告示の旭川市長選挙は自主投票とすることを決めた。

□平成141015日、自民党北海道青年局(佐々木通彦局長)は旭川市役所で記者会見し、平成14年113日告示の旭川市長選挙で、新人の東国幹自民党前道議会議員を支援することを表明した。

□平成141011日、田辺八郎(59歳)前同市議会議員は旭川市内のホテルで記者会見し、平成14年113日告示される同市長選挙に出馬すること表明した。明るい旭川市政をつくる各界連絡会(共産党系市民団体)が、同氏を擁立する方針を固めていた。

田辺氏は、昭和18414日生、旭川出身、道学芸大旭川分校卒。共産党役員、旭川民主商工会事務局長、昭和54年同市議(共産党・416年)、平成11年同落選、現在共産党旭川地区委員会副委員長。

□平成141011日、自民党員有志の会(中島芳雄代表世話人・旭川支部顧問)は平成14年113日告示の旭川市長選挙で、現職の菅原功一市長を支持することを表明。有志の会は同支部役員や市議など30人あまりが参加、金田英行衆院議員も顧問に就任。

□平成14109日、自民党旭川支部(今津寛支部長)は役員会を開き、平成14年113日告示の旭川市長選挙は自主投票とすることを決めた。同党は現職の菅原功一市長と、新人の東国幹自民党前道議会議員の双方から推薦要請を受けていたが、党が二分しかねないと判断、同市長選挙では両氏とも推薦しないことで決着。

□平成1496日、現職の菅原功一(すがわら・こういち、58歳)市長は北海ホテル(旭川市内)で記者会見し、平成14年113日告示される同市長選挙に3選出馬することを表明した。

菅原氏は、昭和19624日生、旭川出身、旭川商業高校卒。代議士秘書、同市議会議員、道議会議員を2期務めた。平成611月市長就任。現在2期目

□平成1495日、東国幹(あずま・くによし、34歳)自民党道議会議員(旭川市選出・1期目)は旭川市内で会見し、平成14年113日告示される同市長選挙に無所属で出馬することを正式に表明した。

会見で、菅原市長の資金管理団体の問題(富樫多喜男後援会事務所長が政治資金規制法違反で逮捕)は解決したわけではないと批判した。

東氏は同市長選出馬に伴い平成14918日(定例道議会初日)道議を辞職する。

□平成14810日、東国幹(あずま・くによし、34歳)自民党道議会議員(旭川市選出・1期目)が出馬の要請を受けているのが明らかになった。同氏は後援会の了承を得た上で出馬表明をする。

東氏は、昭和43217日生、風連町出身、東海大卒。自民党支部委員、佐藤静雄衆議院議員秘書、旭川市議会議員、平成11年藤井猛元道議会議長の後継者として道議初当選。

□平成1481日、自民党の山崎拓幹事長、北村直人道連会長、神戸典臣道連幹事長は、現職の金田英行、元議員の今津寛両氏と確認書を交わした。金田英行氏を比例北海道ブロック1位、今津寛氏を新6区の候補とすることで決着。

□平成14年7月30日、旭川市選挙管理委員会は次期市長選挙(任期満了は平成14年1116日)の日程を平成14年113日告示、同10日投票と決めた。即日開票される。

【過去の旭川市長選挙結果】

□平成10118日投票

 任期満了に伴う旭川市長選挙は、平成10118日投票、即日開票され、現職の菅原功一(すがわら・こういち、54歳)市長が、新人の浅岡好比古(64歳・市民団体役員)氏、同じく新人の鶴飼重男(50歳・アパート経営)氏を破り、再選を果たした。

菅原氏は、昭和19624日生、旭川出身、旭川商業高校卒。同市議会議員、道議会議員を2期務めた。平成611月市長就任。

当日有権者数              290,112

当日投票者数              119,555

投票率                  41.21

当選       菅原 功一  無現 93,254票(自民、民主、公明推薦)

浅岡好比古  無新 21,620票(共産推薦) 

鶴飼 重男  無新  3,357

□平成6116日投票

 任期満了(現職の板東徹市長勇退・4期)に伴う旭川市長選挙は平成6l16日投票、即日開票の結果、新人の菅原功一氏(前自民党道議・50歳)が、同じく新人の波岸裕光氏(前同市助役・58歳)、高原一記氏(前社会党市議・52歳)、遠藤英徳氏(共産党道委員・42歳)に大差をつけて初当選を果たした。

35年ぶりの激戦となった同市長選挙は、他候補に先んじて菅原氏が道議を辞職、自民党も離党し9月上旬に出馬表明。無党派層を取り込み、革新陣営の一部も食い込む手堅い選挙戦で票をまとめ、終始有利に進めた。

当日有権者数              277,652

当日投票者数              169,739

投票率                  61.13

当選       菅原 功一 無新              70,129

波岸 裕光 無新              48,742

高原 一記 無新              42,807

遠藤 英徳 共新              7,124

□平成21028日投票

 任期満了に伴う旭川市長選挙は平成2l028日投票、即日開票の結果、現職の坂東市長が、新人の木内和博氏、同じく新人の宮越弘一氏を破り4選を果たした。

旭川経済人会議が全国初の公募候補として擁立を決めた候補が告示2週間前に病気出馬断念となり急遽木内和博を擁立した。

坂東氏は、大正14年旭川市出身、東京獣医畜産専門卒。特老敬生園長、同市議会議員を務め、昭和5311月市長選に出馬し現職の松本勇氏(革新系)を破り初当選。五十嵐広三氏(元建設大臣)、松本氏と続いた革新市政から保守市政を奪還した。

当日有権者数              266,266

当日投票者数              188,231

投票率                  70.69

当選       板東  徹 無前              98,246

木内 和博 無新              81,525

宮越 弘一 無新              7,947

□昭和61119日投票

 任期満了に伴う旭川市長選挙は昭和61l19日投票、即日開票の結果、現職の坂東市長が、新人の佐々木氏、同じく新人の内沢氏を破り3選を果たした。

当日有権者数              256,618

当日投票者数              185,259

投票率                  72.19

当選       板東  徹 無前 110,032

佐々木秀典 無新 66,412

内沢 千恵 無新 8,308

□昭和57117日投票

 任期満了に伴う旭川市長選挙は昭和57l17日投票、即日開票の結果、現職の坂東市長が、新人の山崎氏を破り再選を果たした。

当日有権者数              244,145

当日投票者数              201,275

投票率                  82.43

当選       板東  徹 無前 122,404

山崎 正英 無新 78,382

□昭和53115日投票

 任期満了に伴う旭川市長選挙は昭和53l15日投票、即日開票の結果、新人の坂東氏が、現職の松本市長を破り初当選。五十嵐広三氏(元建設大臣)、松本氏と続いた革新市政から保守市政を奪還した。

五十嵐広三前市長の後継者が落選したことは、翌年54年4月の知事選(五十嵐氏再度立候補したが落選)に大きく影響した。

当日有権者数              228,205

当日投票者数              182,544

投票率                  79.99

当選       板東  徹 無新 93,259

松本  勇 無前 88,856

□昭和491117日投票

 現職の五十嵐広三市長(50年4月の知事選に出馬・落選)辞職に伴う旭川市長選挙は昭和49l117日投票、即日開票の結果、新人の松本前助役が、同じく新人の佐藤氏を破り、初当選した。

当日有権者数              207,659

当日投票者数              168,146

投票率                  80.97

当選       松本  勇 無新 84,167

佐藤 幹夫 無新 83,516

□昭和46425日投票

 任期満了に伴う旭川市長選挙は昭和46425日投票、即日開票され、社会党現職の五十嵐広三市長が、自民党推薦新人の森山元一整形外科院長を破り、3選を果たした。

敗れた本山氏はその後、雑誌社(月刊「北海道経済」)の取締役会長を務(平成14年現在)めている。

当選       五十嵐広三 社前 89,831

森山 元一 無新 76,343

□昭和42428日投票

 任期満了に伴う旭川市長選挙は昭和42428日投票、即日開票され、社会党現職の五十嵐広三市長が、自民党新人の斉藤二郎元教育委員長を破り、再選を果たした。

当選       五十嵐広三 社前 73,162

斉藤 二郎 自新 53,763

□昭和38430日投票

 任期満了に伴う旭川市長選挙は昭和38430日投票、即日開票され、社会党新人の五十嵐広三氏が、自民党新人の前田善次元代議士を破り、初当選を果たした。

当選       五十嵐広三 社新 35,194

前田 善次 自新 33,551

□昭和34430日投票

 任期満了に伴う旭川市長選挙は昭和34430日投票、即日開票され、自民現職の前野与三吉氏が、同じく新人の武田信之助氏、木下源吾氏、板谷勇氏を破り、再選を果たした。

当選       前野与三吉 自現 46,643

武田信之助 無新 27,102

              木下 源吾 無新 10,693

              板谷 勇  無新   726

□昭和30331日投票

 任期満了に伴う旭川市長選挙は昭和30331日投票、即日開票され、元職の前野与三吉氏が、現職の坂東幸太郎市長、五十嵐久弥氏を破り、返り咲きを果たした。

当選       前野与三吉 無元 35,788

坂東幸太郎 無前 30,031

              五十嵐久弥 共新 3,721

□昭和26423日投票

 任期満了に伴う旭川市長選挙は昭和26423日投票、即日開票され、新人の坂東幸太郎氏が、現職の前野与三吉市長を破り、初当選を果たした。新人の五十嵐久弥氏は辞退した。

当選       坂東幸太郎 無新 31,904

前野与三吉 無前  27,649

              五十嵐久弥 共新 辞退

□昭和22610日投票

 旭川市長選挙は昭和22610日投票、即日開票され、新人の前野与三吉氏が、同じく新人の田島豊吉氏を破り初当選を果たした。

当選       前野与三吉 無新 12,689

田島 豊吉 無新  9,758

□昭和2245日投票

 旭川市長選挙は昭和2245日投票、即日開票され、新人の大塚守穂氏が、同じく新人の佐藤門治氏、藤井敬三氏を破り、初当選を果たした。

当選       大塚 守穂 無新 17,069

藤井 敬三 無新  12,405

              藤井 敬三 共新  4,716

 

深川市長選挙

北名市議(共産党)出馬表明

平成18年5月24日、北名照美(62歳)同市議会議員(共産党深川市委員長)は平成18年9月24日告示される同市長選挙に立候補することを表明した。

北名氏は、昭和19年1月14日生、深川市出身、明治学院大卒。団体役員、50年同市議に初当選、8連続当選、共産党深川市委員長。

【平成18年深川市長選挙経過】

□平成18年4月5日、深川市選挙管理委員会は次期市長選挙(任期満了は平成18年10月14日)の日程を平成18年9月24日告示、10月1日投票と決めた。即日開票される。

□平成18年3月7日、現職の河野順吉(67歳)市長は定例市議会で次期市長選挙(任期満了は平成18年10月14日)に4選を目指して出馬することを明らかにした。

河野氏は、昭和13年3月30日生、深川市出身、深川農業高校卒。同市議会副議長。平成6年10月市長就任。現在3期目。

【詳細については行政選挙情報No-395号に掲載】

 

◎ 選挙日程

 

岩見沢市長選挙

9月24日告示、10月1日投票

平成18年6月2日、岩見沢市選挙管理委員会は次期市長選挙(任期満了は平成18年10月19日)の日程を平成18年9月24日告示、10月1日投票と決めた。即日開票される。

【平成18年岩見沢市長選挙経過】

□平成18年6月9日、自民党岩見沢支部(瀬能昇支部長)は臨時大会で、平成18年9月24日告示される同市長選挙で現職の渡辺孝一市長を推薦することを決めた。

□平成18年6月9日、民主党岩見沢支部(岩井正明支部長)は役員会で、平成18年9月24日告示される同市長選挙で現職の渡辺孝一市長を推薦することを決めた。

□平成18年5月31日、現職の渡辺孝一(わたなべ・こういち、48歳)市長は次期岩見沢市長選挙に出馬する意向を固めた。

渡辺氏は、東京出身、岩見沢東高校、東日本学園大卒(北海道医療大学)、岩見沢で歯科医を開業、同青年会議所理事長、岩見沢市PTA連合会会長。平成12年の衆院選で自民党の公認を得られず出馬断念。平成14年市長就任。現在1期目。

【新「岩見沢市」の誕生】

□平成18年3月27日、新「岩見沢市」は、岩見沢市が旧栗沢町と旧北村を編入し合併した。「平成の大合併」で空知管内では唯一の合併で、千歳市を抜いて道内11番目の人口規模となった。旧栗沢町、旧北村に支所を置き特別職の地位で旧同町村助役が支所長に就任。人口は93,672人、面積は535平方キロ。

□平成18年3月26日、栗沢町が岩見沢市に編入により、同町の現職町長・山田晃睦(やまだ・てるよし・69歳)氏は失職した。4期目途中の失職で任期満了は平成19年4月30日まであった。

山田氏は、昭和9年4月16日生、栗沢町出身、中央大法学部卒。造船会社社員、札幌テレビ放送株式会社アナウンス部長。昭和62年4月に町長選挙に出馬、新人の今村幸一氏に1千数百票の差をつけて初当選。

□平成18年3月26日、北村が岩見沢市に編入により、同村の現職村長・村上宗範(むらかみ・むねのり、70歳)氏は失職した。3期目途中の失職で、任期満了は平成19年3月30日まであった。

村上氏は、昭和11111日生、北村出身、道立月形高卒、自治講習所修。同村産業課長、総務課長、企画課長、収入役を歴任。平成73月村長就任。

※廃町村の詳細は行政選挙情報No-394に掲載

【平成14年10月6日岩見沢市長選挙結果】

新人の渡辺氏(44歳)大差をつけて当選

任期満了に伴う岩見沢市長選挙は平成14106日投票、即日開票され、新人の渡辺孝一(わたなべ・こういち、44歳)歯科医師が、現職の能勢邦之(のせ・くにゆき、67歳)市長と、新人の木村衛(いむら・まもる、63歳)岩見沢労働組合総連合事務局長を破り初当選を果たした。

能勢市政の官製談合疑惑で公正取引委員会が調査に入り、市の対応が不透明で、市民に説明責任を果たさなかった能勢市長への政治責任批判が大きかった。今年の横浜市長選挙(3月)のように行政経験豊かな現職の多選候補が敗れ、若い新人の行政刷新を訴える候補が勝利する「首長を変え、今から改革=世代交代」の流れは全国的に拡大していりる。

渡辺氏は、東京出身、岩見沢東高校、東日本学園大卒(北海道医療大学)、岩見沢で歯科医を開業、同青年会議所理事長、岩見沢市PTA連合会会長。平成12年の衆院選で自民党の公認を得られず出馬断念。

有権者数                            67,428

投票者数                            41,468

投票率                                61.50

無効票                                 486

当選       渡辺 孝一              20,158

能勢 邦之              16,065

              木村                           4,759

【岩見沢市長選挙経過】

□平成1496日、木村衛(63歳)岩見沢労働組合総連合事務局長は平成14929日告示される岩見沢市長選挙に出馬することを表明した。

木村氏は、栗沢町出身、岩見沢東高定時制、酪農学園大学酪農学部卒。公立高校教諭、高教組空知支部長、岩見沢労働組合総連合事務局長を歴任。

□平成1488日、現職の能勢邦之(のせ・くにゆき、67歳)市長は平成14929日告示される岩見沢市長選挙に4選を目指して出馬することを表明した。

能勢氏は、昭和91222日生、岩見沢市出身、岩見沢西高卒、北大大院法学部修。自治省入省、国土庁官房審議官、自治省官房審議官、自治体国際化協会専務理事を歴任。平成2年10月市長就任。現在3期目。

□平成14730日、渡辺孝一(44歳)歯科医師、故・渡辺省一元衆議院議員の長男が平成14929日告示される岩見沢市長選挙に無所属で出馬することを表明した。

渡辺氏は、東京出身、岩見沢東高校、東日本学園大卒(北海道医療大学)、岩見沢で歯科医を開業、同青年会議所理事長、岩見沢市PTA連合会会長。平成12年の衆院選で自民党の公認を得られず出馬断念した経過がある。

□平成14729日、岩見沢市選挙管理委員会は次期市長選挙(任期満了は平成14年10月19日)の日程を平成14929日告示、106日投票と決めた。即日開票される。同時に同市議会議員の補欠選挙(欠員1名)も行われる。

現職の能勢邦之(のせ・くにゆき)市長はまだ出馬表明はしていない。

【平成10104日岩見沢市長選挙結果】

任期満了に伴う岩見沢市長選挙は平成10104日投票、即日開票され、現職の能勢邦之(のせ・くにゆき、63歳)市長が、新人の前市議・元道議吉田英治(72歳)氏、同じく新人の同市元市民福祉部長谷口洋一(58歳)を破り3選を果たした。

能勢氏は、昭和91222日生、岩見沢市出身、北大法学部卒。国土庁官房審議官、自治省官房審議官、自治体国際化協会専務理事を歴任。能勢氏の父は岩見沢市議を務め22年と26年の市長選に革新系から出馬し落選、また吉田英治氏(市議時代)の後援会長だった。

当日有権者数              66,982

当日投票者数              42,078

投票率                  62.82

当選       能勢 邦之 無現(自民・民主推薦) 16,380

吉田 英治 無新 15,314

谷口 洋一 無新 9,840

《解説》

能勢VS吉田――因縁の対決に決着

 まさに因縁の対決だった。104日、投開票が行われた岩見沢市長選は現職の能勢邦之が接戦を制して逃げ切った。しかし、能勢の得票数を大きく上回る25千票強もの批判票が能勢市政に対する市民の不満を如実に物語っている。三選を飾った能勢市長だが、庁内外での求心力は揺らぎ始めており、水面下ではポスト・能勢に向かっての動きに拍車がかかりそうだ。(敬称略)

 任期満了に伴う岩見沢市長選は、現職の能勢に弓を引く形で市役所市民福祉部長だった谷口洋一が昨年12月、早々と出馬表明したことで混乱劇の幕が開けた。これに市長選に 3度目の挑戦となる元道議で市議を辞して出馬した吉田英治が参戦、三つどもえの展開となった。

 その前に過去の市長選を振り返ってみたい。能勢の前任として520年間市長の座にあったのが国兼孝治。国兼が市総務部長から市長選に出馬した際、対抗馬として革新系から出たのが市議だった吉田だ。結局、国兼は 5期連続で市長を務め上げるが、吉田は後に道議に転じて 4期連続当選を果たす。つまり岩見沢の政界を代表するポストを国兼と吉田が分けあってきたことになる。しかし、吉田には市長ポストへの執着心は消えることはなかったようだ。

 吉田が再び市長選に燃えた8年前、国兼の後継として岩見沢出身で自治省のエリート官僚だった能勢に出馬の打診があった際、吉田とは戦いたくない事情があったという。能勢の父・実は市議時代の吉田の後援会会長を務めたほか、昭和22年、26年に実が市長選に出馬、惜敗した当時、地区労の活動家だったが吉田が能勢の家に泊まり込んで戦ったからだ。吉田にも逡巡する気持ちがなかったわけではない。当時の横路道政を支える社会・道民連合は少数与党として綱渡りの議会運営を強いられており、長老の吉田が道議会から去ることの影響は少なくなかった。当然、周囲は「晩節を汚す」「負ければ政治生命はない」などと翻意を促したが、もともと権力志向の強い吉田には市長選しか頭がなかった。結果は 4千票の大差で能勢が初陣を飾り、因縁の対決に終止符を打ったかに見えた。

 しかし、因縁の対決は再び巡ってきた。それもこれも能勢の不徳の致すところだろう。市民の間には「除排雪が不十分」「図書館や市民会館の整備が遅れている」など能勢姿勢への不満が広がっており、前回、能勢を支持した岩見沢地区連合は推薦を見送った。

 こうした批判を背景に早々と出馬を表明した谷口は政策宣伝ビラを全戸配布するなど、きめ細かな活動を展開してきた。吉田氏は同氏の後援会や共産党などで構成する「新しい市政をつくる会」の推薦を受け、9月に入り急きょ名乗りを上げた。70年、90年に続く三度目の市長選出馬となったが、出遅れや72歳という高齢も影響してか、能勢の16,380票に対して15,314票と、いま一歩及ばなかった。知名度を生かして健闘したといえるが、前々回の市長選敗北後、道議から市議に転身してまで市長の座に固執した吉田の執念もここにきて力尽きた。

 それにしても谷口の9,840票を加えると、批判票が25,000票を超えたことになり、能勢にとって今後の市政運営は極めて厳しいものになりそうだ。

【過去の岩見沢市長選挙結果】

□平成6102日投票

 任期満了に伴う岩見沢市長選は平成6102日投票、即日開票の結果、現職の能勢邦之市長(59歳)が、新人の梅木和朗氏(66歳)を破り、再選を果たした。

 市長公選になって以来2番目に低い投票率で、能勢市政への批判票が8,000票を超えた。

当日有権者数              63,836

当日投票者数              30,327

投票率                  47.51

当選       能勢 邦之 無前 21,053

梅木 和朗 無新 8,341

□平成21014日投票

 任期満了に伴う岩見沢市長選は平成21014日投票、即日開票の結果、新人の能勢邦之氏が、同じく新人の吉田前道議会議員、高橋氏を破り、初当選した。

敗れた吉田氏は、昭和45年に市長選に出馬し国兼前市長に大敗、翌46年に市議選でトップ当選した。

当日有権者数              59,533

当日投票者数              46,074

投票率                  77.39

当選       能勢 邦之 無新 24,197

吉田 英治 無新 20,158

高橋 幸男 無新 1,531

□昭和61105日投票

 任期満了に伴う岩見沢市長選は昭和61105日投票、即日開票の結果、現職の国兼市長が、新人の喜多氏を破り、5選を果たした。

当日有権者数              57,528

当日投票者数              29,979

投票率                  52.11

当選       国兼 孝治 無前 22,386

喜多 忠男 無新 6,445

□昭和57103日投票

 任期満了に伴う岩見沢市長選は昭和61105日投票、即日開票の結果、現職の国兼市長が、新人の安彦氏、きた氏、鈴木氏を破り、4選を果たした。

当日有権者数              55,245

当日投票者数              44,990

投票率                  81.44

当選       国兼 孝治 無前 25,463

安彦  昭 無新 16,623

きた 忠雄 無新 2,520

鈴木  博 無新 151

□昭和53108日投票

 任期満了に伴う岩見沢市長選は昭和61105日投票、即日開票の結果、現職の国兼市長が、新人の千葉氏を破り、3選を果たした。

当日有権者数              51,148

当日投票者数              39,714

投票率                  77.65

当選       国兼 孝治 無前 22,728

千葉 国雄 無新 16,853

□昭和49106日投票

 任期満了に伴う岩見沢市長選は昭和61105日投票、即日開票の結果、現職の国兼市長が、新人の千葉氏、梅木氏を破り、再選を果たした。

国兼氏は、大正6年11月20日生、奈井江町出身、自治講習所修。昭和14年軍隊入隊、17年同市役所入り、18年再入隊で樺太、終戦後豊原収容所(3年間)、市役所復職、37年総務部長。45年10月、吉田英治前社会党総支部長を破って市長就任。

当日有権者数              47,405

当日投票者数              32,880

投票率                  69.36

当選       国兼 孝治 無前 22,190

千葉 正美 社新 7,266

梅木 和朗 共新 3,266

 

江差町長選挙

7月18日告示、同月23日投票

平成18年6月2日、枝幸町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成18年8月7日)の日程を平成18年7月18日投票、同月23日投票と決めた。即日開票される。同町議会議員補欠選挙(1名)も同じ日程度行われる。

【平成18年江差町長選挙経過】

□平成17年9月、現職の浜谷一治江差町長は定例町議会で次期町長選挙に出馬することを明らかにした。

浜谷氏は、昭和20年4月3日生、江差高卒、本籍江差町、江差町商工観光課長、議会事務局長、檜山広域行政組合総務課長、福祉保健課長。平成14年8月8日町長就任。現在1期目。

【平成14年江差町長選挙結果】

新人の浜谷氏、現職の若山氏を破る

任期満了に伴う江差町長選挙は平成14年7月28日投票、即日開票され、新人の浜谷一治(はまや・かずはる、57歳)同町前保健福祉課長が、現職の若山昭夫(わかやま・あきお、60歳)町長を破り初当選を果たす。現職の若山町政の風力発電事業(第三セクター方式で今年4月に始動)や温泉ホテル計画(今年度着工予定・かもめ島前)に説明不足があり、現職支持層も浜谷氏に流れた。浜谷氏は、町政刷新を求める幅広い層から支持を得て現職との差、328票で突き放した。

浜谷氏は、江差高卒、本籍江差町、江差町商工観光課長、議会事務局長、檜山広域行政組合総務課長、福祉保健課長。

有権者数              8,677

投票者数              7,514

投票率                  86.60

無効票                   90

当選       浜谷 一治       3,876

              若山 昭夫       3,548

【平成14年江差町長選挙経過】

□平成14年6月2日、江差町選挙管理委員会は次期町長選挙の日程を平成14年7月23日告示、同28日投票と決めた。即日開票される。

□平成14年4月18日、浜谷一治(57歳)同町保健福祉課長が辞職願いを同町に提出し、次期町長選挙(任期満了は平成14年8月7日)に出馬する意向を表明した。浜谷氏は、江差高卒、本籍江差町、江差町福祉保健課長。

□平成14年1月30日、現職の若山昭夫(わかやま・あきお、59歳)町長は同氏の後援会会合で次期町長選挙(任期満了は平成14年8月7日)に3選を目指して出馬することを表明した。

若山氏は、昭和17411日生、泊村出身、江差高卒。36年同町役場入り、長室企画調整係長、税務課長、財政課長、を歴任。平成68月町長就任。

【過去の江差町長選挙結果については行政選挙情報No-392号に掲載】

 

小平町長選挙

10月24日告示、同月29日投票

平成18年6月9日、小平町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成18年11月8日)の日程を平成18年10月24日告示、同月29日投票と決めた。即日開票される。

現職の横浜磨町長はまだ進退を明らかにしていない。

横浜氏は、昭和17年8月11日生、中華民国河南省出身、酪農学園大卒。同町財政課長、収入役を歴任。平成10年10月町長就任。現在2期目。

平成14年小平町長選挙結果】

任期満了に伴う小平町長選挙は平成141027日投票,即日開票され、現職の横浜磨(よこはま・みがく、60歳)町長が、新人の関次雄(せき・つぎお、54歳)同町議会議長を破り再選を果たした。

横浜氏は、昭和17年8月11日生、中華民国河南省出身、酪農学園大卒。同町財政課長、収入役を歴任。平成10年10月町長就任。

有権者数              3,595

投票者数              3,397

投票率                  94.49

無効票                  35

不受理                   2

当選       横浜 磨           2,083

              関 次雄       1,277

平成14年小平町長選挙経過】

□平成14924日、関次雄(54歳)同町議会議長は坂本豊副議長に辞職願いを提出し、平成141022日告示の同町長選挙に出馬する意向を固めた。

関氏は、昭和23124日生、小平町出身、鬼鹿中卒。自動車整備業、同町議、平成11年から議長就任。町議3期。

□平成14年3月11日、現職の横浜磨(よこはま・みがく、59歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成14年11月8日)に再選を目指して出馬することを表明した。

横浜氏は、昭和17年8月11日生、中華民国河南省出身、酪農学園大卒。同町財政課長、収入役を歴任。平成10年10月町長就任。現在1期目。

【過去の小平町長選挙結果については行政選挙情報No-392号に掲載】】

 

釧路町長選挙

10月17日告示、同月22日投票

平成18年6月2日、釧路町選挙管理委員会は次期町長選挙(平成18年11月13日任期満了)の日程を平成18年10月17日告示、同月22日投票と決めた。即日開票される。

【平成18年の釧路町長選挙経過】

□平成18年1月27日、佐藤広高(56歳)同町水道課長は次期町長選挙(平成18年11月13日任期満了)に出馬する意向を明らかにした。現職の菅原澄(76歳)町長から出馬要請されていた。

佐藤氏は、釧路市出身。昭和47年同役場入り、企画課長、議会事務局長、水道課長を歴任。

□平成18年1月27日、現職の菅原澄(76歳)町長は次期町長選挙(平成18年11月13日任期満了)に出馬しないことを明らかにした。

菅原氏は、昭和4723日生、釧路町出身、昆布森国民学校高等科卒。同町総務課長、教育委員会次長、助役を歴任。平成611月町長就任。現在3期目。

【平成14年釧路町長選挙結果】

現職の菅原町長3選果たす

 任期満了に伴う釧路町長選挙は平成141020日投票、即日開票され、現職の菅原澄(すがわら・きよし、73歳)町長が、新人の倉井俊勝(くらい・としかつ、49歳)釧路町前議会副議長、同じく新人の橋口春樹(はしぐち、はるき、48歳)釧路町前議会議員を破り3選を果たした。

102日「釧路地域6市町村合併協議会」が設置され、現職の菅原町長は賛成反対の態度を保留、新人の倉井氏、橋口氏の両氏は合併推進を強く訴えていた。

菅原氏は、昭和4723日生、釧路町出身、昆布森国民学校高等科卒。同町総務課長、教育委員会次長、助役を歴任。平成611月町長就任。

有権者数                            16,978

投票者数                            10,891

投票率                                64.15

無効票                                  79

当選       菅原 澄           5,900

              倉井 俊勝       3,124

              橋口 春樹       1,788

【平成14年釧路町長選挙経過】

□平成14826日、橋口春樹(48歳)釧路町議会議員は新聞社の取材で平成14年10月15日告示の同町長選挙に出馬する意向を明らかにした。

橋口氏は、昭和2943日生、佐賀県出身、佐賀有田工高卒。会社員、同町議会議員3期。

□平成14825日、倉井俊勝(49歳)釧路町議会副議長は平成14年10月15日告示の同町長選挙に出馬する意向を表明した。

倉井氏は、昭和28328日生、熊本県出身、旭川大学経済学部卒。団体職員、陸上自衛隊員、同町議会議員3期、同副議長。鈴木宗男衆院議員が逮捕される直前まで同氏の後援会釧路町支部役員を務める。

□平成14年7月23日、釧路町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成14年11月13日)の日程を平成14年10月15日告示、同20日投票と決めた。即日開票される。

□平成14年6月、北村直人衆院議員(釧路根室管内選出)は現職の菅原澄町長支持を表明した。

□平成13年12月11日、現職の菅原澄(すがわら・きよし、72歳)町長は定例町議会で次期町長選挙に3選出馬することを表明した。

菅原氏は、昭和4723日生、釧路町出身、昆布森国民高等科卒。同町総務課長、助役を歴任。平成611月町長就任。現在2期目。

【過去の釧路町長選挙結果については行政選挙情報No-390号に掲載】】

 

◎ 首長逮捕

 

長万部町

現職の加藤町長偽計入札妨害で逮捕

平成18年6月2日、道警函館方面本部と函館中央署が長万部町長の加藤大明(66歳)を公正な入札を妨害したとして逮捕(偽計入札妨害)した。

平成16年7月、「町立さかえ保育所」改築工事の指名競争入札で加藤町長が偽計入札妨害をした疑いで逮捕。また、水野弘幸(63歳)同町前助役、能戸秀雄(57歳)同町産業建設課長、山本豊次(54歳)「山本組=長万部町」社長、吉田幸雄(56歳)「帝都建設=函館市」社長の4人も逮捕された。

加藤氏は昭和15年2月生、旭川出身、旭川商業高卒、54年道議会議事課主査、56年総務部総務課主査、59年同学事課総務係長、59年同管理係長、60年釧路支庁総務課長、62年総務部総務課長補佐、平成2年釧路支庁地方部長、4年総務部参事(職員監)、6年東京事務所副所長、8年総務部職員監、9年渡島支庁長、11年6月同退職。11年11月長万部町長に就任。現在2期目。

【平成18年長万部町長選挙経過】

□平成18年6月16日、長万部町選挙管理委員会は現職の加藤大明町長逮捕に伴う町長選挙の日程を平成18年7月18日告示、同月23日投票と決めた。即日開票される。

□平成18年6月13日、長万部町議会は定例町議会を開催し、現職の加藤大明町長から提出されていた辞職願を全会一致で同意した。町長職務代理者は助役の広沢範夫氏が就任。

□平成18年6月9日、現職の加藤大明町長(偽計入札妨害で逮捕)は白井捷一同町議会議長に辞職願(6月2日付)を提出した。6月13日開催される同町議会で承認される。

【平成15年長万部町長選挙経過】

現職の加藤町長無投票で再選

任期満了に伴う長万部町長選挙は平成15年11月11日告示され、現職の加藤大明(かとう・ひろあき、63歳)町長以外に立候補の届け出が無く同氏の無投票再選が決まった。

加藤氏は昭和15年2月生、旭川出身、旭川商業高卒、54年道議会議事課主査、56年総務部総務課主査、59年同学事課総務係長、59年同管理係長、60年釧路支庁総務課長、62年総務部総務課長補佐、平成2年釧路支庁地方部長、4年総務部参事(職員監)、6年東京事務所副所長、8年総務部職員監、9年渡島支庁長、11年6月同退職。11年11月長万部町長に就任。

【平成15年長万部町長選挙経過】

□平成15年9月2日、長万部町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成151211日)の日程を平成15年11月11日告示、同16日投票と決めた。即日開票される。

□平成15年6月26日、現職の加藤大明(かとう・ひろあき、63歳)町長は同町議会で次期町長選挙(任期満了は平成151211日)に再選を目指して出馬することを表明した。

加藤氏は、昭和15年2月生、旭川出身、旭川商業高卒。渡島支庁長。現在1期目。

【平成11年長万部町長選挙結果】

18人目の道庁出身首長誕生

任期満了に伴う長万部町長選挙は平成11年11月28日投票、即日投票され、新人の加藤大明(かとう・ひろあき、59歳)前渡島支庁長が、現職の中村勉(なかむら・つとむ、71歳)町長を破り初当選した。加藤氏は地元商工業者らの要請を受け出馬を決意。6月に道を退職し長万部に転居。長万部地区連合の推薦、町議の半数以上の支持得た。

加藤氏は昭和15年2月生、旭川出身、旭川商業高卒、54年道議会議事課主査、56年総務部総務課主査、59年同学事課総務係長、59年同管理係長、60年釧路支庁総務課長、62年総務部総務課長補佐、平成2年釧路支庁地方部長、4年総務部参事(職員監)、6年東京事務所副所長、8年総務部職員監、9年渡島支庁長、11年6月同退職。

当日有権者数    6,316人

投票者数      5,677人

投票率       89.88%

無効票          68票

当選 加藤 大明  3,303票

   中村 勉    2,305票

【過去の長万部町長選挙結果】

□平成7年11月19日投票

 任期満了に伴う長万部町長選挙は11月19日投票即日開票され、現職の中村(67歳)町長が、新人の前町議木幡正志(47歳)氏を破り再選を果たした。

当日有権者数   6,885人

投票者数     6,332人

投票率       81.93%

当選  中村 勉    3,321票

      木幡 正志   1,681票

□平成3年12月1日投票

中村氏5期20年の西田町政に終止符

任期満了(現職の西田君雄町長勇退)に伴う長万部町長選挙は12月1日投票即日開票され、新人の中村勉氏が、同じく新人の本間隆氏を破り初当選した。

中村氏は昭和3年3月20日生、函館市出身、北海道第二師範学校卒。学校教頭、学校長、長万部町教育長(昭和58年〜平成元年)を歴任。平成3年12月町長就任。

破れた本間氏は、昭和5年11月10日生、長万部町出身。同町建設課長、助役を歴任。

当日有権者数   6,885人

投票者数     6,332人

投票率       91.97%

当選  中村 勉    3,407票

      本間 隆    2,873票

□昭和62年11月15日

任期満了に伴う長万部町長選挙は昭和62年11月15日告示され、現職の西田君雄町長以外に立候補の届け出が無く同氏の無投票5選が決まった。

西田氏は、大正13年2月22日生、長万部町出身、高小卒。同町財政課長、公営事業課長、助役を歴任。昭和46年12月町長就任。

□昭和58年11月20日

任期満了に伴う長万部町長選挙は昭和58年11月20日投票、即日開票され、現職の西田君雄町長が、新人の佐藤弘(共産党)氏を破り4選を果たした。

有権者数              7,854人

投票者数              5,834人

投票率                  74.28%

当選       西田 君雄       4,640票

              佐藤 弘           1,133票

□昭和54年11月23日

任期満了に伴う長万部町長選挙は昭和54年11月23日投票、即日開票され、現職の西田君雄町長が、新人の松岡進氏を破り3選を果たした。

有権者数              7,966人

投票者数              6,418人

投票率                  80.57%

当選       西田 君雄       4,992票

              松岡 進           1,273票