行政 選挙情報 No−387   平成17年12月5日発行

地方選挙News(平成17年11月15日〜12月2日)

 

・北海道議会議員選挙    (11月20日投票)

 

・選挙結果              剣淵町長選挙              (11月29日告示)

                            浦河町長選挙              (11月22日告示)

・出馬表明              七飯町長選挙              (平成18年4月)

                            新「洞爺湖町」町長選挙           (平成18年3月合併)

                            新「安平町」町長選挙              (平成18年3月合併)

・首長辞職              比布町長選挙              (12月1日)

 

以下本文

 

地方選挙News

 

◎北海道議会議員選挙結果

 

道議渡島管内補欠選挙(定員4名・欠員2名)

長尾前大野町議長と長谷前上磯町議が当選

前北海道議会議員逮捕・辞職(選挙違反・あっせん収賄)に伴う道議選渡島管内の補欠選挙は平成11年11月20日投票、即日開票され、新人の長尾信秀(ながお・のぶひで、59歳)前大野町議会議長、同じく新人の長谷英之(はせ・ひでゆき、46歳)前上磯町議会議員が当選した。共産党の原田有康(はらだ・ゆうこう、57歳)旧戸井町議会議員は及ばなかった。今回の選挙は、平成18年2月に誕生する北斗市の出身町議の争いで、合併する上磯町と大野町の票の行方が注目された。

有権者数              139,169人

投票者数               49,432人

投票率                    35.52%

無効票                      840票

当選       長尾 信秀       22,658票

当選       長谷 英之       18,564票

              原田 有康        7,369票

□当選者のプロフィル

長谷川氏は、昭和34年2月5日生、上磯町出身、慶応大学卒。会社社長。平成10年2月上磯町議会議員当選。自民党推薦。

長尾氏は、昭和20年12月7日生、大野町出身、大野農業高校卒。農業。大野町議会議長。民主党推薦。

□落選者のプロフィル

原田氏は、北海道教育大学函館校卒。教員、旧戸井町議会議員、共産党渡島・檜山地区委員会委員長。

 

◎ 町村長選挙結果

 

剣淵町長選挙

佐々木前助役が無投票で初当選

任期満了に伴う剣淵町長選挙は平成17年11月29日告示され、新人の佐々木智雄(ささき・ともお、59歳)前同町助役以外に立候補の届け出が無く、同氏の無投票初当選が決まった。

佐々木氏は、昭和21年2月9日生、士別高校卒。41年同技術職として役場入り、建設課長(1級建築士)、農政課長を歴任、平成14年3月から同助役就任。

【剣淵町長選挙経過】

□平成17年11月1日、佐々木智雄(59歳)同町助役は新聞社の取材で平成17年11月29日告示される同町長選挙に出馬する意向を明らかにした。

佐々木氏は、昭和21年2月9日生、士別高校卒。41年同役場入り、建設課長、農政課長を歴任、平成14年3月から同助役就任。

□平成17年9月27日、現職の大澤秀了(おおさわ・しゅうりょう、79歳)町長は定例町議会で平成17年11月27日告示される同町長選挙に出馬しないことを表明した。

大澤氏は、大正14年5月17日生、剣淵町出身、京都大谷大学文学部卒、住職。剣淵町公民館長、同教育委員会委員を歴任、道町村会副会長。昭和44年12月19日町長就任。現在9期目。

□平成17年9月6日、剣淵町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成17年12月18日)の日程を平成17年11月29日告示、12月4日投票と決めた。即日開票される。

【平成13年剣淵町長選挙結果】

□平成13年11月27日告示

任期満了に伴う剣淵町長選挙は平成13年11月27日告示され、現職の大澤秀了(おおさわ・しゅうりょう、76歳)町長以外に立候補の届出が無く、同氏の無投票で現職では道内最多の9選が決まった。

大澤氏は、大正14年5月17日生、剣淵町出身、京都大谷大学文学部卒、住職。剣淵町公民館長、同教育委員会委員を歴任、道町村会副会長。昭和44年12月町長就任。

【平成13年剣淵町長選挙経過】

□平成13年9月25日、現職の大澤秀了(おおさわ・しゅうりょう、76歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(平成13年11月27日告示)に9選を目指して出馬することを表明した。

大澤氏は、大正14年5月17日生、剣淵町出身、京都大谷大学文学部卒、住職。剣淵町公民館長、同教育委員会委員を歴任。昭和44年12月町長就任、現在8期目。

現在最多の8期を務める道内首長は、大澤剣淵町長、笠井勝雄(かさい・かつお、78歳)猿払村長(任期満了は平成13年12月2日・勇退表明)昭和44年12月村長就任、湊美喜夫(みなと・みきお、72歳)森町長(任期満了は平成15年4月30日)昭和46年5月町長就任、佐々木隆人(ささき・たかと、74歳)えりも町長(任期満了は平成15年12月20日)昭和46年12月町長就任の4人。

過去に、濱口光輝浦河町長(大正4年9月9日生、昭和28年12月町長就任、平成元年12月勇退)が昭和60年12月8日に9選を果たしている。

□平成13年9月3日、剣淵町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成13年12月18日)の日程を平成13年11月27日告示、12月2日投票と決めた。即日開票される。同町議選(定数14人)も同日程で行われる。

【過去の剣淵町長選挙結果】

□平成9年11月30日投票

現職の大澤秀了氏8選を果す

 任期満了に伴う剣淵町長選挙は平成9年11月30日投票、即日開票され、現職の大澤秀了(おおさわ・しゅうりょう・72歳)町長が、新人の高橋毅前町公民館長(50歳)を破り8選を果たした(道内最多8期、笠井勝雄猿払村長と並ぶ)。大澤氏は大正14年5月17日生、剣淵町出身、京都大谷大学文学部卒、住職。剣淵町公民館長、同教育委員会委員を務め、昭和44年12月町長選に出馬し初当選。高橋氏は、多選の弊害と世代交代を訴えたが現職の壁は厚かった。

有権者数        3,517人

投票者数        3,272人

投票率          93.03%

当選    大澤 秀了    2,256票

        高橋  毅      957票

□平成5年11月21日告示

 任期満了に伴う剣淵町長選挙は平成5年11月21日告示され、現職の大澤町長以外に立候補の届出がなく、同氏の無競争7選が決まった。

□平成元年11月26日投票

 任期満了に伴う剣淵町長選挙は平成元年11月26日投票、即日開票され、現職の大澤町長が、新人の高井氏を大差で破り6選を果たした。

有権者数        3,618人

投票率          93.34%

当選    大澤 秀了    2,307票

        高井 孝氏    1,035票

昭和60年12月1日告示

任期満了に伴う剣淵町長選挙は昭和60年12月1日告示され、現職の大澤秀了町長以外に立候補の届け出がなく同氏の無投票5選が決まった。

昭和56年11月29日告示

任期満了に伴う剣淵町長選挙は昭和56年11月29日告示され、現職の大澤秀了町長以外に立候補の届け出がなく同氏の無投票4選が決まった。

 

浦河町長選挙

現職の谷川町長5選果たす

任期満了に伴う浦河町長選挙は平成17年11月27日投票、即日開票され、現職の谷川弘一郎(たにかわ・こういち、70歳)町長が、新人の池田拓(いけだ・ひらく、54歳)前同町教育委員会管理課長、同じく新人の吉田昌治(よしだ・まさはる、65歳)前同町副議長を破り4選を果たした。

谷川氏は、昭和10年1月10日生、浦河町出身、道立静内高校卒。谷川牧場社長(五冠馬シンザン育成)、浦河町議会議員、日高軽種馬農協副組合長。平成元年12月24日町長就任。

有権者数        12,542人

投票者数        10,054人

投票率          80.16%

無効票             92票

当選    谷川弘一郎  3,876票

        池田 拓      3,605票

        吉田 昌治    2,481票

【浦河町長選挙経過】

□平成17年9月2日、浦河町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成17年12月23日)の日程を平成17年11月22日告示、同月27日投票と決めた。即日開票される。

□平成17年8月22日、池田拓(53歳)同町教育委員会管理課長は次期町長選挙に出馬する考えを明らかにした。9月10日以降に辞職する予定。

池田氏は、和光大人文学部卒。52年同役場入り、住民課長、管財建築課長、平成16年同教育委員会管理課長。

□平成17年6月17日、現職の谷川弘一郎(70歳)町長は次期町長選挙(任期満了は平成17年12月23日)に4選を目指して出馬することを表明した。すでに吉田昌治(64歳)前同町副議長が出馬を表明しており、前回(平成13年)と同じ顔ぶれになった。

谷川氏は、昭和10年1月10日生、浦河町出身、道立静内高校卒。谷川牧場社長(五冠馬シンザン育成)、浦河町議会議員、日高軽種馬農協副組合長。平成元年12月24日町長就任。現在4期目。17年2月日高町村会会長。

□平成17年5月30日、吉田昌治(64歳)前同町副議長が新聞社の取材で次期町長選挙(任期満了は平成17年12月23日)に出馬する意向を明らかにした。

吉田氏は、昭和15年9月22日生、浦河町出身、浦河高卒。社会保険労務士、同町議(7期)、同副議長(平成11年〜13年)。13年12月同町長選に出馬し落選。

現職の谷川弘一郎(70歳)町長は、まだ態度を明らかにしていない。

【平成13年浦河町長選挙結果】

□平成13年12月2日投票

任期満了に伴う浦河町長選挙は平成13年12月2日投票、即日開票され、現職の谷川弘一郎(たにかわ・こういちろう、66歳)町長が、新人の吉田昌治(よしだ・まさはる、61歳)前同町議会副議長を破り4選を果たした。

谷川氏は、昭和10年1月10日生、浦河町出身、道立静内高校卒。谷川牧場社長、浦河町議会議員、日高軽種馬農協副組合長。平成元年12月町長就任。

有権者数        12,943人

投票者数        10,363人

投票率          80.07%

無効票             104票

当選    谷川弘一郎  5,635票

        吉田 昌治    4,624票

【平成13年浦河町長選挙経過】

□平成13年10月24日、吉田昌治同町議会副議長は11月27日告示の同町長選挙に出馬(共産党を含む超党派)する意向を明らかにした。

吉田氏は、昭和15年9月22日生、浦河町出身、浦河高卒。社会保険労務士、同町議(7期)、同副議長。

□平成13年9月12日、現職の谷川弘一郎(たにかわ・こういちろう、66歳)町長は11月27日告示の同町長選挙に4選を目指して出馬することを表明した。

谷川氏は、昭和10年1月10日生、浦河町出身、道立静内高校卒。谷川牧場社長、浦河町議会議員。平成元年12月町長就任、現在3期目。

□平成13年9月5日、浦河町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成13年12月23日)の日程を平成13年11月27日告示、12月2日投票と決めた。即日開票される。同町議補欠選挙(欠員1名)も同日程で行われる。

【過去の浦河町長選挙結果】

□平成9年11月30日投票

現職の谷川弘一郎氏3選を果す

 任期満了に伴う浦河町長選挙は平成9年11月30日投票、即日開票され、現職の谷川弘一郎(62歳)町長が、新人の鈴木実浦河民主商工会長を破り3選を果たした。

谷川氏は、昭和10年1月10日生、浦河町出身、道立静内高校卒。谷川氏はシンザン五冠馬を育てた谷川牧場の社長。浦河町議会議員を務め平成元年12月、田中同町前助役と町を2分する戦いの末町長に就任。鈴木氏は、大型工事着工による「借金体質」を訴えたが浸透しなかった。

有権者数        12,878人

投票者数        9,344人

投票率          72.56%

当選    谷川弘一郎  6,172票

        鈴木  実      2,941票

□平成5年11月28日投票

 任期満了に伴う浦河町長選挙は平成5年11月28日投票、即日開票され、現職の谷川町長(58歳)が、新人の山崎氏(前同町保健衛生課長・62歳)を大差で破り再選を果たす。

有権者数        12,777人

投票者数        9,382人

投票率          73.43%

当選    谷川弘一郎  6,318票

        山崎  斉        22,911票

□平成元年11月26日投票

 任期満了に伴う浦河町長選挙は平成元年11月26日投票、即日開票され、新人の谷川弘一郎氏が、同じく新人の田中肇同町前助役、桜井肇氏の両氏を破り初当選を果たす。

谷川氏は、社会党推薦、田中氏は、現職の濱口光輝町長の後継者。

有権者数        13,038人

投票者数        11,511人

当票率          88.29%

当選    谷川弘一郎  5,900票

        田中  肇      4,799票

        桜井 肇      703票

□昭和60年12月8日投票

 任期満了に伴う浦河町長選挙は昭和60年12月8日投票、即日開票され、現職の濱口光輝町長が、新人の鈴木寛氏を破り9選を果たす。

濱口氏は、大正4年9月9日生、浦河町出身、浦河青年学校卒。浦河町助役。昭和28年12月町長就任。

有権者数        13,140人

投票者数         9,736人

当票率          74.09%

当選    濱口 光輝    6,128票

        鈴木 寛      3,275票

□昭和56年11月29日告示

 任期満了に伴う浦河町長選挙は昭和56年11月29日告示され、現職の濱口光輝町長以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票8選が決まった。

 

◎ 出馬表明

 

七飯町長選挙

中宮都市建設課長出馬の意向

平成17年11月29日、中宮安一(51歳)同町都市建設課長は次期町長選挙(平成18年4月16日任期満了)に出馬する意向を固めた。

中宮氏は、昭和29年8月5日生、函館市出身、国立函館高等専門学校卒。52年同役場入り、土木課長、平成17年4月都市建設課長。

【平成18年七飯町長選挙経過】

□平成17年10月20日、石寺廣二(61歳)元道議会議員は次期町長選挙に出馬することを明らかにした。

石寺氏は、昭和19年9月21日生、旭川市出身、室蘭工業大学土木学科卒。北海道土木部道路整備課長、網走土木現業所所長を歴任。平成11年渡島支庁管内(定数4人)の道議会議員に立候補し当選(七飯町の得票数は7,517票)、15年では落選(七飯町の得票数は5,956票)。

□平成17年9月13日、現職の水嶋清(67歳)町長は定例町議会で次期町長選挙に出馬しないことを明らかにした。同町長の任期満了は平成18年4月16日。

水嶋氏は、昭和1358日生、七飯町出身、函館工業高卒。同町都市環境課長、商工観光課長、社会福祉課長を歴任。平成64月町長に就任。現在3期目。

【平成14年七飯町長選挙結果】

 任期満了に伴う七飯町長選挙は平成14年3月24日投票、即日開票され、現職の水嶋清(みずしま・きよし、63歳、民主党推薦)町長が、新人の牧野喜代志(まきの・きよし、50歳)前同町議会議員を破り3選を果たした。

水嶋氏は、昭和1358日生、七飯町出身、函館工業高卒。同町都市環境課長、商工観光課長、社会福祉課長を歴任。平成64月町長に就任。

有権者数              22,888人

投票者数              13,478人

投票率                  58.89%

無効票                     138票

当選       水嶋 清           10,415.807票

              牧野喜代志     2,924.192票

    ※小数点以下=「きよし」の票は案分比例

【平成14年七飯町長選挙経過】

□平成14年2月22日、牧野喜代志(50歳)同町議会議員は平成14年3月19日告示される同町長選挙に出馬する意向を固めた。

牧野氏は、昭和26年6月7日生、七飯町出身、高千穂商科大中退。54年同町議初当選(6期)、会社役員、北海道季節労働者組合監事。

□平成13年12月11日、現職の水嶋清(みずしま・きよし、63歳)町長は定例町議会で平成14年3月19日告示される同町長選挙に3選出馬することを表明した。

水嶋氏は、昭和1358日生、七飯町出身、函館工業高卒。同町商工観光課長、社会福祉課長を歴任。平成64月町長に就任。現在2期目。

□平成13年12月6日、七飯町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成14年4月16日)の日程を平成14年3月19日告示、同24日投票と決めた。即日開票される。

【過去の七飯町長選挙結果】

□平成10317日告示

 任期満了に伴う七飯町長選挙は平成10317日告示され、現職の水嶋清(みずしま・きよし)町長以外に届け出がなく、同氏の無投票再選が決まった。

水嶋氏は昭和1358日生、七飯町出身、函館工業高卒。同町商工観光課長、社会福祉課長を歴任。平成64月町長に就任。

□平成6327日投票

任期満了に伴う七飯町長選挙(現職の金澤清一町長は勇退・5期)は、新人の水島氏(55歳)が、同じく新人の坂本氏(会社社長・53歳)を破って初当選を果たした。20年ぶりの新人同士による選挙戦となった。

当日有権者数              19,661

投票者数              15,348

投票率                  78.06

当選       水島  清   9,525

坂本 昭治   1,298

□平成2325日投票

 任期満了に伴う七飯町長選挙は平成2325日投票、即日開票され、現職の金澤清一町長が、新人の前田氏を破って5選を果たした。

金沢氏は、昭和3年1月12日生、函館市出身、道庁立函館商業卒。49年七飯町助役から川尻俊視町長の後継で町長選に出馬、革新系候補を破って初陣を飾る。

当日有権者数              17,358

投票者数              8,441

投票率                  48.63

当選       金澤 清一   7,227

前田 宗勝   1,095

□昭和61年3月23日投票

 任期満了に伴う七飯町長選挙は昭和61年3月23日投票、即日開票され、現職の金澤清一町長が、新人の前田氏を破って4選を果たした。

当日有権者数              15,966人

投票者数               9,729人

投票率                  60.94%

当選       金澤 清一   8,495

前田 宗勝   1,094票

□昭和57年3月21日投票

 任期満了に伴う七飯町長選挙は昭和57年3月21告示され、現職の金澤清一町長以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票3選が決まった。

 

新「洞爺湖町」町長選挙

(虻田町・洞爺村=平成18年3月27日合併)

元町議の越前谷氏、新「洞爺湖町」町長選挙に出馬

□平成17年11月22日、越前谷邦夫(60歳)元虻田町議会議員は、平成18年3月27日に虻田町と洞爺村が合併して誕生する「洞爺湖町」町長選挙に出馬することを明らかにした。

越前谷氏は、昭和20年4月8日生、熊石町出身、高校卒。虻田町議会議員。

※新「虻田町」町長選挙の経過

{虻田町長の任期満了は平成18年6月16日・洞爺村長の任期満了は平成20年4月24日}

□平成17年9月21日、長崎良夫(75歳)町長は定例町議会で、平成18年3月27日に虻田町と洞爺村が合併して誕生する「洞爺湖町」町長選挙に出馬することを明らかにした。同氏の任期満了は平成18年6月16日。

長崎氏は、昭和4年10月15日生、虻田町出身、旧制伊達中学校卒。昭和23年同町役場入り、水道課長、総務課長、同部長、53年助役(416年)を歴任。平成10年5月町長就任。現在2期目。

※虻田町の過去の選挙結果

【平成14年虻田町長選挙結果】

現職長崎町長無投票で再選

任期満了に伴う虻田町長選挙は平成14年5月21日告示され、現職の長崎良夫(ながさき・よしお、72歳)町長以外に立候補の届出が無く、同氏の無投票再選が決まった。

長崎氏は、昭和4年10月15日生、虻田町出身、旧制伊達中学校卒。昭和23年同町役場入り、水道課長、総務課長、同部長、53年助役(416年)を歴任。平成10年5月町長就任。

【平成14年虻田町長選挙経過】

□平成14年3月7日、虻田町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成14年6月16日)の日程を平成14年5月21日告示、同26日投票と決めた。即日開票される

□平成14年1月15日、現職の長崎良夫(ながさき・よしお、72歳)町長は臨時町議会で次期町長選挙(任期満了は平成14年6月16日)に再選を目指して出馬する意向を表明した。

長崎氏は、昭和4年10月15日生、虻田町出身、旧制伊達中学校卒。昭和23年同町役場入り、水道課長、総務課長、同部長、53年助役(416年)を歴任。平成10年5月町長就任。

□平成12年3月31日、23年ぶりに有珠山が大噴火。虻田町、伊達市、壮瞥町の住民1万6000人が避難した。

【過去の虻田町長選挙結果】

□平成10524日投票

24年ぶりの町長選挙で道内大物首長落選

 任期満了に伴う虻田町長選挙は平成10524日投票、即日開票され、新人の長崎良夫(ながさき・よしお、68歳)前助役氏が、現職の岡村正吉(75歳)町長を破り初当選を果たした。道内大物首長の長期政権批判が票差にでた。

長崎氏は、昭和4年、虻田町出身、旧制伊達中卒。昭和21年同町役場、総務課長、同部長、53年助役(416年)を歴任。

敗れた岡村氏は、大正11813日生、虻田町出身、東大法学部卒。道入庁、水産部、道民課長(広報課長)、38年教育庁次長、同教育長(道議会で3回解任決議案を突きつけられる、47年1月辞任、衆院選出馬表明(本道4区)したが断念、HTBユニオン副社長、昭和49年町長選に出馬、現職の横山勉氏を少差で破り初当選を飾った。2回目以降は無投票(5回)で624年町長を務めた。

当日有権者数                            8,176

当日投票者数                            7,052

投票率                                86.25

当選       長崎 良夫 無新                             4,200

岡村 正吉 無現                             2,770

□平成6年5月29日告示

 任期満了に伴う虻田町長選挙は告示され、現職の岡村正吉町長以外に立候補の届出がなく同氏の無投票6選が決まった。

□平成2年5月27日告示

 任期満了に伴う虻田町長選挙は告示され、現職の岡村正吉町長以外に立候補の届出がなく同氏の無投票5選が決まった。

□昭和61年5月20日告示

 任期満了に伴う虻田町長選挙は告示され、現職の岡村正吉町長以外に立候補の届出がなく同氏の無投票4選が決まった。

□昭和57年5月30日告示

 任期満了に伴う虻田町長選挙は告示され、現職の岡村正吉町長以外に立候補の届出がなく同氏の無投票3選が決まった。

□昭和49年5月

新人の岡村正吉氏が町長選に出馬、現職の横山勉氏に200票の少差で破り初当選を飾った

□昭和48年4月22日投票

住民投票前の出直し町長選挙は現職の横山勉町長(自民党道連推薦)が、新人の泊谷裕夫元社会党代議士(社会党道本部国民運動局長・虻田町出身)を破り雪辱を果たした。

横山氏は、昭和33年虻田町長就任、37年落選(洞爺湖汚染防止下水道終末処理問題)、41年再選を果たす。

《虻田町リコール選挙経過》

45年4月北電が伊達火力発電所建設を発表、47年7月30日虻田町議会が北電伊達火力発電所建設に伴う協定を強行採決、47年10月25日横山勉町長解職リコール(北電伊達火力問題)運動始まる、48年1月22日リコール請求成立、48年3月18日同町選挙管理委員会はリコール請求に伴う住民投票を4月15日と決める、48年3月19日横山勉町長辞意を表明、48年3月22日臨時町議会で退職同意(4月15日告示、同22日投票と決まる)。

有権者数              9,100人

投票率                  84.80%

当選       横山 勉           4,289票

              泊谷 裕夫       2,962票

※洞爺村の過去の選挙結果

【平成16年洞爺村長選挙結果】

出直し村長選は菊地同村前助役が無投票で初当選果たす

不信任案決議で現職の佐藤村長失職に伴う町長選挙は平成16年4月20日告示され、新人の菊地勉(きくち・つとむ、57歳)同村前助役以外に立候補の届出が無く同氏の無投票初当選が決まった。

菊地氏は、洞爺村出身、自治大学校修了。同村土地改良推進室長、総務課長、平成14年助役就任。平成16年3月30日同助役辞任。

【平成16年洞爺村長選挙経過】

□平成16年4月16日、佐藤克之(さとう・かつゆき、64歳)前村長は同月20日告示される同村長選挙に立候補しないことを正式に表明した。

□平成16年3月29日、菊地勉同村助役は平成16年4月20日告示される同村長選挙に出馬する意向を表明した。

菊地氏は、洞爺村出身。同村総務課長、平成14年助役就任。3月30日辞表を提出する予定。

□平成16年3月15日、洞爺村選挙管理委員会は佐藤克之村長の失職に伴う町長選挙の日程を、平成16年4月20日告示、同25日投票と決めた。即日開票される。

平成15年12月17日の辞職勧告決議、平成16年1月21日の1回目の佐藤村長不信任案決議、1月30日それを受けての村議会解散、2月29日村議会議員選挙、3月10日2回目の不信任案決議で佐藤村長失職と、毎月、議会と首長の対立が続き4月25日の村長選挙で幕引きになるか、選挙戦の動向が注目される

□平成16年3月10日、洞爺村議会議員(定数10人)選挙後の初の村議会が開会、佐藤克之村長不信任決議案が再提出され賛成多数(賛成7人・反対3人)で可決した。佐藤克之村長は地方自治法の規定により自動的に失職した。道内の首長が二度の不信任案で失職したのは昭和47年の広尾町と平成12年の弟子屈町の3例目。

佐藤村長は不信任決議に反発して平成16年1月30日、議会を解散したのに、平成16年3月8日に同氏から辞職願が出ていたが、同日先に不信任案を可決したため同辞職願は同意されなかった。同村長選挙は3月11日から50日以内に投票が行われる。

佐藤氏は、昭和15年3月22日生、留萌市出身、留萌高卒。56年宗谷支庁振興課土地利用係長、60年空知支庁総務課道民運動係長、平成3年上川支庁振興課主幹兼企画室長、6年企画振興部土地水対策課長補佐、8年室蘭土木現業所管理部長を歴任し、7月に同部長を退職。9年7月村長就任。現在2期目。

□平成16年3月8日、現職の佐藤克之村長は定例村議会を招集しながら同村議会事務局に辞職願を提出した。選挙後初の村議会は2日後の3月10日に招集されていて、佐藤村長の突然の辞職願は議会の同意が得られる見通しは厳しい。同議会の優先課題は佐藤克之村長の不信任決議案の再可決で、同意が得られず同氏の失職となる公算が大きい。

 ※ 首長が辞職する場合20日以内に議会議長に申し出なければならない。

□平成16年2月29日、現職の佐藤克之村長が不信任決議案可決を受け、村議会を解散したことに伴う村議会選挙は投票、即日開票され、前職8人、元職1人、新人1人の10人が当選を果たした。不信任決議に賛成した前職9人の内7人(佐々木良一前議長、大西俊雄、鍛冶川忠志、岸本吉正、高橋利典、毛利六男、横山明男)が当選したことにより、選挙後の臨時町議会が開催され、再び不信任案が提出された場合、議長を含む過半数(三分の二以上の出席者)の賛成が可能となり、佐藤克之村長は自動的に失職する。

有権者数                1,551人

        (男性740人・女性811人)

投票者数                1,379人

投票率                  88.91%

無効票                     16票

当選    佐々木良一(前5・賛成派)        164票

当選    鍛冶川忠志(前3・賛成派)        148票

当選    横山 明男(前4・賛成派)  143票

当選    合田 静夫(新・中立派)    136票

当選    五十嵐篤雄(前2・反対派)        127票

当選    清本 博三(元2・反対派)  110票

当選    岸本 吉正(前4・賛成派)  109票

当選    高橋 利典(前2・賛成派)  103票

当選    大西 浩 (前4・賛成派)   93票

当選    毛利 六男(前2・賛成派)   87票

        伊藤 文雄(前・賛成派)     80票

        大西 俊雄(前・賛成派)     58票

※ 括弧数字→当選回数、賛成派→不信任案決議

□平成16年2月24日、佐藤克之村政の存続の是非を問う洞爺村議会選挙が告示(定数10人)され12人(前職10人・元職1人・新人1人)が立候補の届出をした。前職10人は、不信任決議に賛成した9人と反対1人で、賛成の9人は当選を果たした場合再び不信任案を提出する意向で、議長を含む過半数の賛成で、佐藤克之村長は自動的に失職する。

□現職の佐藤克之村長が議会を解散したことに伴う村議会議員選挙(定数10人)は2月24日告示。29日投票と決めた。即日開票される。

□平成16年1月30日、現職の佐藤克之村長が不信任決議案可決(1月21日)を受け、佐々木良一議長に村議会の解散を通知した。

議会解散に伴い、40日以内に村議会選挙が行われる。

□平成16年1月21日、洞爺村議会(定数10人)は佐藤克之村長不信任決議案を可決(賛成9人・反対1名)した。平成15年9月の白老町に続いて道内では4例目。

首長不信任案は定数の三分の二以上が出席、その四分の三以上が賛成すると可決し、首長は10日以内に議会を解散しなければ失職する。

□平成15年12月17日、洞爺村議会は市町村合併に関する問題で、現職の佐藤克之(さとう・かつゆき、63歳)村長に対する辞職勧告決議案が可決、しかし、同村長は現職にとどまる意向を明らかにしている。同決議は、法的拘束力はない。

合併推進派の村議会議員が「佐藤村長は合併への姿勢が消極すぎる」と批判を強め住民軽視と同決議案を提出し賛成8人、反対1人の圧倒的多数で可決した。

佐藤氏は道庁OBで、平成9年藤本雅俊村長の死去に伴う同村長選挙で出馬し、同村議会副議長を小差で破り村長に就任した。

□平成15年3月、洞爺村議会は佐藤村長に対して不信任案提出の動きがあったが廃案となる。

【過去の洞爺村長選挙結果】

平成13年6月19日告示

任期満了に伴う洞爺村長選挙は平成13年6月19日告示され、現職の佐藤克之(さとう・かつゆき、61歳)村長以外に立候補の届け出がなく同氏の無投票再選が決まった。

佐藤氏は、昭和15年3月22日生、留萌市出身、留萌高卒。56年宗谷支庁振興課土地利用係長、60年空知支庁総務課道民運動係長、平成3年上川支庁振興課主幹兼企画室長、6年企画振興部土地水対策課長補佐、8年室蘭土木現業所管理部長を歴任し、7月に同部長を退職。9年7月村長就任。

□平成9年7月13日投票       

 藤本雅俊村長の死去に伴う洞爺村長選挙は平成9年7月13日投票、即日開票され、新人の佐藤克之(さとう・かつゆき)前室蘭土現管理部長が、同じく新人の佐々木良一前洞爺村議会副議長を破り初当選した。

 佐藤氏は昭和15年3月生、留萌市出身、留萌高卒。平成8年室蘭土木現業所管理部長。

当日有権者数                1,546人

投票者数                1,452人

投票率                  93.92%

当選    佐藤 克之    782票

        佐々木良一  651票

□平成7年4月23日告示

 任期満了に伴う洞爺村長選挙は平成7年4月23日告示され、現職の藤本雅俊村長以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票再選が決まった。

藤本氏は、昭和14年7月6日生、洞爺村出身、日大経済学部卒。洞爺村企画課長、産業課長、建設課長、助役を歴任。

□平成3年4月21日告示

 任期満了に伴う洞爺村長選挙は平成3年4月21日告示され、新人の藤本雅俊氏以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票初当選が決まった。5期務めた現職の三橋健次町長(過疎対策として道立少年自然の家を誘致)は引退。

□昭和62年4月26日投票

任期満了に伴う洞爺村長選挙は昭和62年4月26日投票、即日開票され、現職の三橋健次町長が、新人の鎌田正勝氏を破り5選を果たした。

破れた鎌田氏は、大正12年8月29日生、洞爺村出身、室蘭中卒。同村助役。

当日有権者数                1,598人

投票者数                1,565人

投票率                  97.93%

当選    三橋 健次    818票

        鎌田 正勝    739票

□昭和58年4月24日告示

任期満了に伴う洞爺村長選挙は昭和58年4月24日告示され、現職の三橋健次町長以外に立候補の届け出が無く、同氏の無投票4選が決まった。

三橋氏は、大正12年8月29日生、庁立室蘭中卒。同村助役。46年5月村長就任。

 

新「安平町」町長選挙

(平成18年3月27日早来町と追分町が合併)

追分町の現職の滝町長、新「安平町」町長選に出馬の意向

平成17年11月30日、追分町の現職の滝孝(たき・たかし、62歳)町長は平成18年3月27日に早来町と追分町が合併し新「安平町」誕生に伴う町長選挙に出馬の意向を固めた。

滝氏は、昭和18年7月26日生、苫小牧工業高校卒。40年同役場入り、税務課長、総務課長、平成8年5月助役に選任。平成16年4月町長就任。現在1期目。

※早来町の過去の選挙結果

{早来町長の任期満了は平成19年4月30日}

【平成15年早来町長選挙結果】

現職の出口町長再選果たす

任期満了に伴う早来町長選挙は平成15年4月27日投票、即日開票され、現職の出口明(でぐち・あきら、65歳)町長が、新人の飛田悦夫(ひだ・えつお、52歳)前同町教育委員会生涯学習課長、多田政拓(ただ・まさひろ、55歳)前同町議を破り再選を果たした。

出口氏は、昭和13128日生、長沼町出身、栗山高卒。道企画振興部参事、電気工事会社営業部長。平成115月町長就任。

当選       出口 明           1,677票

              飛田 悦夫       1,561票

              多田 政拓         477票

【平成15年早来町長選挙経過】

□平成15320日、多田政拓(55歳)同町議は4月に行なわれる同町長選挙に出馬することを表明した。

多田氏は、昭和22710日生、早来町出身、早来中卒。飲食店経営。平成3年同町議初当選、現在3期目。

□平成14125日、岩井孝夫(65歳)前早来町商工会会長は次期町長選挙に出馬する意向を明らかにした。

岩井氏は、早来町出身、早稲田大学中退。昭和46年同町議会議員(2期)、63年から平成10年まで早来町商工会会長

□平成141115日、飛田悦夫(52歳)同町教育委員会生涯学習課長は同町を辞職した。来年の同町長選挙に出馬する意向。

飛田氏は、早来町出身。苫小牧東高卒。昭和45年同役場入り、商工観光課長、平成11年教育委員会生涯学習課長。

□現職の出口明(でぐち・あきら、64歳)町長(任期満了は平成15年4月30日)は出馬表明済み。

出口氏は、昭和13年1月28日生、長沼町出身、栗山高卒。道企画振興部参事、電気工事会社営業部長。平成11年5月町長就任。現在1期目。

【平成11年4月25日早来町長選挙結果】

元道職員の出口氏初当選

任期満了(現職の柴田勝治町長・5期勇退)に伴う早来町長選挙は平成11年4月20日告示、25日投票、即日開票され、新人の出口明(でぐち・・あきら・61歳)元道企画振興部参事が、同じく新人の岩井孝夫(いわい・たかお・62歳)同町商工会長を破り初当選した。

出口氏は、長沼町出身、栗山高卒。道企画振興部参事、電気工事会社営業部長。

有権者数              4,389人

投票者数              3,931人

投票率                  89.56%

当選       出口  明           2,435票

              岩井 孝夫       1,419票

【過去の早来町長選挙結果】

□平成7年4月18日告示

現職の柴田町長、無投票で5選

任期満了に伴う早来町長選挙は418日告示され、現職の柴田勝治(67歳)町長以外に立候補の届け出がなく同氏の無投票5選が決まった。前回(平成3年)、前々回(昭和62年)も無投票。

柴田氏は、昭和2年8月24日生、早来町出身、自治講習所卒。早来町経済課長、議会事務局長を歴任し、昭和54年5月に町長に就任。

※追分町の過去の選挙結果

{追分町長の任期満了は平成20年4月24日}

【平成16年追分町長選挙結果】

滝前助役無投票で初当選

任期満了に伴う追分町長選挙は平成16年4月6日告示され、新人の滝孝(たき・たかし、60歳)同町前助役以外に立候補の届出が無く同氏の無投票初当選が決まった。

滝氏は、昭和18年7月26日生、苫小牧工業高校卒。40年同役場入り、税務課長、総務課長、平成8年5月助役に選任。

【平成16年追分町長選挙経過】

□平成16年2月4日、滝孝(60歳)同町助役は平成16年4月6日告示される同町長選挙に出馬する意向で、同日付で辞任した。

滝氏は、昭和18年7月26日生、苫小牧工業高校卒。40年同役場入り、税務課長、総務課長、平成8年5月助役に選任。

平成16年1月27日、追分町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成16年4月24日)の日程を平成16年4月6日告示、同月11日投票と決めた。即日開票される。

□平成15年12月10日、現職の山口敏雄(やまぐち・としお、69歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成16年4月24日)に出馬せず、今期限りで引退する意向を表明した。

山口氏は、昭和9年4月23日生、夕張市出身、慶応大法学部政治学科卒(通教)。30年同町役場入り、同建設課長、教育次長、総務課長を歴任。平成4年4月町長就任。現在3期目。

【平成12年追分町長選挙結果】

無投票で現職3選を果たす

□任期満了に伴う追分町長選挙は平成12411日告示され、現職の山口敏雄(やまぐち・としお、65歳)町長以外に立候補の届け出が無く同氏の無投票3選が決まった。

山口氏は、昭和9年4月23日生、夕張市出身、慶応大法学部政治学科卒。同町建設課長、教育次長、総務課長を歴任。平成4年4月町長就任。

【平成12年追分町長選挙経過】

□平成11年12月16日、現職の山口敏雄(やまぐち・としお、65歳)町長は同町定例町議会で、3選(平成12年4月24日任期満了)を目指して出馬することを表明した。

山口氏は、昭和9年4月23日生、夕張市出身、慶応大法学部政治学科卒。同町建設課長、教育次長、総務課長を歴任。平成4年4月町長就任。現在2期目。

【過去の追分町長選挙結果】

□平成8年4月19日告示

山口敏雄氏が無投票再選

任期満了に伴う胆振管内追分町長選挙は4月9日告示されたが、立候補の届け出は現職の山口敏雄氏(61)しかおらず、山口氏の無投票再選が決定した。

同町は「鉄道のまち」をキャッチフレーズに町の整備を進めてきたが、山口氏は「住宅のまち」に方向転換、今後は「豊かで快適な住環境づくり」を進めて行くとしている。

山口氏は4年前の町長選挙に町総務課長を退職して立候補、現職を破って初当選を果たした。今回も水面下で対抗馬を擁立する動きが見られたものの、無投票で山口氏の2選が決まった。

平成4年4月19日

任期満了に伴う追分町長選挙は平成4年4月19日投票、即日開票され、新人の山口敏雄(57歳)前同町総務課長が、現職の丹野長寿(66歳)町長を破り初当選した。

保革を越えた現職への批判が広まり、丹野氏の支持母体の町職員組合が山口支持に回った。

当日有権者数        3,042人

投票者数        2,846人

投票率          93.56%

当選    山口 敏雄    1,685票

        丹野 長寿    1,134票

昭和63年4月17日

任期満了に伴う追分町長選挙は昭和63年4月17日投票、即日開票され、前回と同じ顔ぶれで、現職の丹野長寿町長が、新人の奥野嵩(共産党)氏を破り再選を果たした。

丹野氏は、大正14年6月10日生、虻田町出身、自治大学校修。同町助役。

当日有権者数        3,154人

投票者数        2,670人

投票率          84.65%

当選    丹野 長寿    2,028票

        奥野 嵩        542票

昭和59年4月22日

任期満了に伴う追分町長選挙は昭和59年4月22日投票、即日開票され、新人の丹野長寿前助役が、同じく新人の奥野嵩(共産党)氏を破り再選を果たした。

当日有権者数        3,438人

投票者数        3,023人

投票率          87.93%

当選    丹野 長寿    2,270票

        奥野 嵩        662票

昭和55年4月13日告示

任期満了に伴う追分町長選挙は昭和55年4月13日告示され、現職の中村喜一町長以外に立候補の届け出が無く同氏の無投票4選が決まった。

中村氏は、大正5年8月15日生、新十津川町出身、小樽高実商卒。国鉄追分機関区、昭和28年同町役場入り、民生課長、議会事務局長。

 

◎ 首長辞職

 

比布町長選挙

現職の高橋町長、健康上の理由で辞職

平成17年12月1日、旭川市内の病院に入院(11月22日から)していた現職の高橋勝寛(65歳)町長が健康上の理由で牧野勝頼同町議会議長に辞職願(11月28日付)を提出、同日の臨時議会で承認された。職務代理者は助役の伊藤喜代志(50歳)氏。平成17年10月23日に5選を果たしたばかりのあとで、また町長選挙が行われる。同選挙は議長から選管に通知された翌日から50日以内に執行。

高橋氏は、昭和15年1月21日生、比布町出身、道立永山農業高校卒。農民連盟書記長、比布町議会議員(4期目)、平成元年10月31日町長就任、5期務めた。

【平成18年比布町長選挙経過】

□平成17年12月2日、比布町選挙管理委員会は現職の高橋勝寛(65歳)町長辞職に伴う町長選挙の日程を、予定では平成18年1月10日告示、15日投開票と決めた。即日開票される。

【平成17年比布町長選挙結果】

現職の高橋町長無投票で5選果たす

任期満了に伴う比布町長選挙は平成17年10月23日投票され、現職の高橋勝寛(たかはし・かつひろ、65歳)町長が、新人の中野芳宣(なかの・よしのり、57歳)前道町議を破り5選を果たした。

高橋氏は、昭和15年1月21日生、比布町出身、道立永山農業高校卒。農民連盟書記長、比布町議会議員(4期目)、平成元年10月31日町長就任。

有権者数        3,827人

投票者数        3,409人

投票率          89.08%

無効票             12票

当選    高橋 勝寛    2,188票

        中野 芳宣    1,209票

【平成17年比布町長選挙経過】

□平成17年9月2日、中野芳宣(57歳)元同町議は新聞社の取材に対して平成17年10月18日告示される同町長選挙に出馬する意向を明らかにした。

中野氏は、昭和23年6月26日生、比布町出身、拓殖短大卒。中野農園社長。54年共産党町議(6期)、平成15年衆院選道6区より共産党公認で出馬(落選)。

□平成17年7月12日、比布町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成17年10月30日)の日程を平成17年10月18日告示、同月23日投票と決めた。即日開票される。

□平成17年6月21日、現職の高橋勝寛(たかはし・かつひろ、65歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成17年10月30日)に5選を目指して出馬することを表明した。

高橋氏は、昭和15年1月21日生、比布町出身、道立永山農業高校卒。農民連盟書記長、比布町議会議員(4期目)、平成元年10月31日町長就任。現在4期目。

【平成13年比布町長選挙結果】

□平成13年10月16日告示

任期満了に伴う比布町長選挙は平成13年10月16日告示され、現職の高橋勝寛(たかはし・かつひろ、61歳)町長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票4選が決まった。

高橋氏は、昭和15年1月21日生、比布町出身、道立永山農業高校卒。農民連盟書記長、比布町議会議員(4期目)、平成元年10月町長就任。

【平成13年比布町長選挙経過】

□平成13年7月27日、比布町選挙管理委員会は次期町長選(任期満了は平成13年10月30日)の日程を10月16日告示、同24日投票と決めた。即日開票される。

□平成13年6月19日、現職の高橋勝寛(たかはし・かつひろ、61歳)町長は定例町議会で、次期町長選挙に4選出馬する意向を表明した。

高橋氏は、昭和15年1月21日生、比布町出身、道立永山農業高校卒。農民連盟書記長、比布町議会議員(4期目)、平成元年10月町長就任、現在3期目。

【過去の比布町長選挙結果】

□平成9年10月21日告示

 任期満了に伴う比布町長選挙は平成9年10月21日告示され、現職の高橋勝寛町長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票3選が決まった。

 高橋氏は昭和15年1月21日比布町出身、道立永山農業高校卒。農民連盟書記長、比布町議会議員を4期目務め平成元年10月町長選に出馬し当選。

□平成5年10月24日

任期満了に伴う比布町長選挙は平成5年10月24日告示され、現職の高橋勝寛町長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票再選が決まった。

□平成元年10月22日

 任期満了に伴う比布町長選挙は平成元年10月22日投票、即日開票され、新人の高橋勝寛同町前議会議員が、現職の明田辰義(町長4期・その後道議会議員2期)町長を大差で破り初当選した。

敗れた明田氏は、その後平成3年4月、西尾六七(道議会議員6期・自民党)氏の後継者として北海道議会議員上川支庁選挙区(定数3人)から立候補し無競争で初当選する。

当日有権者数        3,920人

投票者数        3,718人

投票率          94.85%

当選    高橋 勝寛    2,060票

        明田 辰義    1,649票

□昭和60年10月27日

任期満了に伴う比布町長選挙は昭和60年10月27日告示され、現職の明田辰義町長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票4選が決まった。

□昭和56年10月25日

任期満了に伴う比布町長選挙は昭和56年10月25日告示され、現職の明田辰義町長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票3選が決まった。

明田氏は、大正15710日、比布町出身、北大農卒。上川支庁勤務、比布町農協理事3期、同農協共済理事3期、森林組合長、昭和48年10月町長就任。