行政 選挙情報 No−386   平成17年11月21日発行

地方選挙News(平成17年11月12日〜11月18日)

     選挙結果        恵庭市長選挙        (11月13日投票)

幌加内町長選挙          (11月8日告示)

妹背牛町 (11月8日告示)

                            猿払村長選挙              (11月12日投票)

                            利尻富士町    (11月1日告示)

・出馬表明              和寒町長選挙              (1月10日告示)

剣淵町長選挙          (11月29日告示)

 

地方選挙News

 

◎ 選挙結果

 

恵庭市長選挙

新人の中島前市議大差で現職を破る

任期満了に伴う恵庭市長選挙は平成17年11月13日投票、即日開票され、新人の中島興世(なかじま・こうせい、59歳)前同市議が、現職の黒氏博実(くろうじ・ひろみ、59歳)市長が、を破り初当選を果たした。中島氏は西松島北地区(総合運動自然公園・仮称)の開発が「無駄遣い」と批判して選挙戦術を戦った。

中島氏は、昭和21年8月3日生、樺太出身、北大法学部卒。52年恵庭市役所入り、職員課長、農政課長、道出向、図書館長を歴任、平成15年退職、同年恵庭市議当選(トップ当選)。まちづくりで国、道、研究会などの委員、役員を務める。

有権者数        53,367人

投票者数        32,436人

投票率          60.78%

無効票            319票

当選    中島 興世    18,146票

黒氏 博実    13,971票

【恵庭市長選挙経過】

□平成17年10月8日、恵庭市長選に立候補を予定している中島興世(なかじま・こうせい、59歳)同市議の後援会「中島こうせい後援会」が市内の恵み野西で事務所開きを行った。約100人が出席し、中島氏は西松島北地区の開発反対を明らかにした。

中島氏は、昭和21年8月3日生、樺太出身、北大法学部卒。52年恵庭市役所入り、職員課長、農政課長、道出向、図書館長を歴任、平成15年退職、同年恵庭市議当選(トップ当選)。まちづくりで国、道、研究会などの委員、役員を務める。

□平成17年10月5日、現職の黒氏博実(くろうじ・ひろみ、58歳)市長の後援会「黒氏ひろみと恵庭の明日を創る市民の会連合会=福屋脩三会長」が市内の京町で事務所開きを行った。原田裕道議会議員や村本隆二恵庭商工会議所会頭、自民平成クラブの市議ら約200人が出席した。

□平成17年4月23日、現職の黒氏博実(58歳)市長は後援会の会合で平成17年11月4日告示される同市長選挙に3選を目指して出馬する事を表明した。出馬要請をしていた「黒氏ひろみと恵庭の明日を創る市民の連合後援会・牧野健治会長」主催で約150人が参加。

黒氏氏は、昭和21年6月8日生、恵庭市出身、中京大商学部卒。同市秘書課長、総務課長、企画調整課長、市商店街近代化推進室長を歴任。平成9年11月市長就任。現在2期目。

□平成17年4月14日、恵庭市選挙管理委員会は次期市長選挙(任期満了は平成17年12月2日)の日程を平成17年11月4日告示、同月13日投票と決めた。即日開票される。

【平成13年恵庭市長選挙結果】

□平成13年11月4日告示

任期満了に伴う恵庭市長選挙は平成13年11月4日告示され、現職の黒氏博実(くろうじ・ひろみ、55歳)市長以外に立候補の届出がなく同氏の無投票再選が決まった。

黒氏氏は、昭和21年6月8日生、恵庭市出身、中京大商学部卒。同市秘書課長、総務課長、企画調整課長、市商店街近代化推進室長を歴任。平成9年11月市長就任。

【平成13年恵庭市長選挙経過】

□平成13年9月26日、恵庭市長選挙(11月4日告示)立候補者説明会が開かれ、再選を目指す現職の黒氏博実市長後援会幹部と共産党関係者の2陣営が出席した。

□平成13年6月4日、恵庭市選挙管理委員会は次期(任期満了は平成13年12月6日)市長選挙の日程を平成13年11月4日告示、同11日投票と決めた。即日開票される。

□平成13年3月22日、現職の黒氏博実(くろうじ・ひろみ、54歳)市長は市議会予算審査特別委員会で「市政のかじ取りを継続したい」と延べ次期市長選挙(任期満了は平成13年12月6日)に再選出馬の意向を表明した。

黒氏氏は、中京大商学部卒。同市秘書課長、総務課長、企画調整課長、市商店街近代化推進室長を歴任。現在1期目。

【過去の恵庭市長選挙結果】

□平成9年11月16日投票

自民結集し新人黒氏氏現職破る、落選した長岡氏列車事故死

 任期満了に伴う恵庭市長選挙は平成9年11月16日投票、即日開票され、新人の黒氏博実氏(前市商店街近代化推進室長・51歳)が、現職の合原由作市長(51歳)、新人の長岡進氏(前自民党市議・58歳)、新人の吉田隆氏(元小学校教員・65歳)を破り、初当選を飾る。

黒氏氏は、中京大商学部卒。同市秘書課長、総務課長、企画調整課長、市商店街近代化推進室長を歴任。

自民党道連が全面的に黒氏氏を支援し、浜垣実元市長の側近が前回の屈辱を果たした。合原氏は、公共工事入札に絡む「天の声疑惑」で市議会に百条委員会が設置され、また市議会から偽証罪で告発されるなど、合原市政に対する市民の批判が大きかった。長岡氏は、同市長選挙後(平成9年11月26日)JR千歳線で列車にはねられ、死亡(新聞の報道によると、踏切のない線路上でうずくまり動かなかったことから、自殺の可能性が大きい)。

有権者数        47,867人

投票者数        32,959人

投票率          68.86%

当選    黒氏 博実        13,355票

        合原 由作        10,436票

        長岡  進      5,209票

        吉田  隆      3,392票

※平成6年2月、4期16年間にわたって恵庭市政のトップに君臨し、「浜垣天皇」と呼ばれていた前恵庭市長が、在任中に砂利採取業者から受け取っていた現金800万円のうち500万円はワイロに当たるとして収賄容疑で逮捕された。

浜垣氏は大正15年12月14日生、厚田村出身、自治大学校卒。昭和30年(国司順一町長時代)厚田村役場から恵庭町役場入り、恵庭市庶務課長、同助役を歴任し、昭和52年12月市長選に出馬し初当選。56年の選挙では村本元道議などの対立候補を大差で破る。

□平成5年11月21日投票

任期満了に伴う恵庭市長選挙は平成5年11月21日投票、即日開票され、新人で前市議の合原由作氏(47歳)が、5選を目指した現職の浜垣実市長(66歳)を大差で破り初当選した。自民党を中心とする厚い保守層に守られてきた浜垣新営が、有権者の3分の1を占める自衛隊関係票(約15,000票)の取り組みに失敗。合原新営が多選批判と、本人が陸上自衛隊少年工科出身で陸上自衛隊恵庭、同北恵庭、松島補給所の同関係に浸透し予想外の票を獲得した。

合原氏は、昭和21年8月26日生、福岡県出身、湘南高卒、陸上自衛隊少年工科卒。同市議4期。

有権者数        43,485人

投票者数        28,248人

投票率     64.96%

当選    合原 由作        16,874票

        浜垣  実        10,813票

□平成元年11月19日投票

任期満了に伴う恵庭市長選挙は平成元年11月19日投票、即日開票され、現職の浜垣実市長が、新人の玉置氏を大差で破り4選を果たした。

有権者数        37,622人

投票者数        21,816人

投票率          57.99%

当選    浜垣  実        15,278票

        玉置 博之    5,908票

□昭和60年11月17日投票

 任期満了に伴う恵庭市長選挙は昭和60年11月17日投票、即日開票され、現職の浜垣実市長が、新人の山科喜一氏を大差で破り3選を果たした。

有権者数        32,962人

投票者数        21,587人

投票率          65.49%

当選    浜垣  実      17,312票

        山科 喜一     3,805票

□昭和56年11月22日投票

任期満了に伴う恵庭市長選挙は昭和56年11月22日投票、即日開票され、現職の浜垣実市長が、新人の村本三郎氏、加賀富夫氏を破り再選を果たした。

有権者数        29,069人

投票者数        22,812人

投票率          78.48%

当選    浜垣  実      14,596票

        村本 三郎     7,530票

        加賀 富夫       441票

□昭和52年12月18日投票

恵庭市長選挙は昭和52年12月18日投票、即日開票され、新人の浜垣実前助役が、同じく新人の西井千吉氏を破り初当選を果たした。

浜垣氏は大正15年12月14日生、厚田村出身、自治大学校卒。昭和30年(国司順一町長時代)厚田村役場から恵庭町役場入り、恵庭市庶務課長、同助役を歴任。

有権者数        26,798人

投票者数        21,671人

投票率          80.87%

当選    浜垣  実      14,448票

        西井 千吉     6,986票

□昭和50年4月27日投票

任期満了に伴う恵庭市長選挙は昭和50年4月27日投票、即日開票され、現職の槌本貞一市長が、新人の松田英樹氏を破り再選を果たす。

有権者数        24,712人

投票者数        22,262人

投票率          90.09%

当選    槌本 貞一    17,400票

        松田 英樹     4,187票

□昭和46年4月25日投票

任期満了に伴う恵庭市長選挙(統一地方選・現職の田仲菊地市長は勇退)は昭和46年4月25日投票、即日開票され、新人の槌本貞一市長が、同じく新人の村本三郎前道議(社会党)を破り初当選を果たした。恵庭市は36,00の人口の内3分の1が自衛隊関係者で占められ、毎年1,500人近くが増え続けている。

槌本氏は、恵庭村出身、恵庭村高小、東京電気工業学校通信科卒。電気技師として満州に渡る、戦後恵庭村に引き揚げ電気設備業経営、昭和26年町政施行、30年恵庭町議、42年同町議会議長、45年市制施行。

当選    槌本 貞一    11,417票

        村本 三郎     8,183票

 

幌加内町長選挙

森谷前助役無投票で初当選

任期満了に伴う幌加内町長選挙は平成17年11月8日告示され、新人の森谷広(もりや・ひろし、56歳)前同町助役意外に立候補の届け出が無く同氏の無投票初当選が決まった。

森谷氏は、昭和23年12月13日生、幌加内出身、深川西高卒。昭和49年役場入り、企画振興課長補佐、産業課長、平成13年より同助役。

【幌加内町長選挙経過】

□平成17年10月5日、森谷広(56歳)同町助役は新聞社の取材で、平成17年11月8日告示される同町長選挙に出馬する考えを明らかにした。

森谷氏は、幌加内出身。昭和49年役場入り、平成13年より同助役。

□平成17年9月14日、現職の峰岸政義(70歳)町長は定例町議会で平成17年11月8日告示される同町長選挙に出馬しないことを明らかにした。

峰岸氏は、昭和10年7月14日生、樺太出身、村立沼牛中卒、自治大学校卒。同町企画財政課長補佐、産業課長、総務課長、助役を歴任。平成5年11月28日町長就任。現在3期目。

□平成17年8月29日、幌加内町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成17年11月27日)の日程を平成17年11月8日告示、同月13日投票と決めた。即日開票される。

□平成17年1月、幌加内町を含む1市(深川市)3町の合併協議会が破たん。

【平成13年幌加内町長選挙結果】

□平成13年11月6日告示

任期満了に伴う幌加内町長選挙は平成13年11月6日告示され、現職の峰岸政義(みねぎし・まさよし、66歳)町長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票3選が決まった。

峰岸氏は、昭和10年7月14日生、樺太出身、村立沼牛中卒、自治大学校卒。同町企画財政課長補佐、産業課長、総務課長、助役を歴任。平成5年11月町長就任。

【平成13年幌加内町長選挙経過】

□平成13年9月4日、幌加内町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成13年11月27日)の日程を平成13年11月6日告示、同11日投票と決めた。即日開票される。

□平成13年6月21日、現職の峰岸政義(みねぎし・まさよし、65歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成13年11月27日)に3選出馬の意向を表明した。

峰岸氏は、昭和10年7月14日生、樺太出身、自治大学校卒。同町企画財政課長補佐、産業課長、総務課長、助役を歴任。平成5年11月町長就任、現在2期目。

【過去の幌加内町長選挙結果】

□平成9年11月11日告示       

現職の峰岸政義氏無投票再選

 任期満了に伴う幌加内町長選挙は平成9年11月11日告示され、現職の峰岸政義町長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票再選が決まった。

峰岸氏は、昭和10年7月14日生、樺太出身、自治大学校卒。同町総務課長、助役を歴任。

平成5年11月23日告示

現職の高垣良夫町長死去(平成5年10月22日)に伴う幌加内町長選挙は平成5年11月23日告示され、新人の峰岸政義(58歳)氏以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票初当選が決まった。

平成3年4月21日投票

 任期満了に伴う幌加内町長選挙は平成3年4月21日投票、即日開票され、現職の高垣良夫町長が、新人の古屋直政氏を破り3選を果たした。

有権者数        2,014人

投票率          96.13%

当選    高垣 良夫    1,000票

        古屋 直政    952票

昭和62年4月21日告示

任期満了に伴う幌加内町長選挙は昭和62年4月21日告示さら、現職の高垣良夫町長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票再選が決まった。

高垣氏は、大正14年5月3日生、深川市出身、音江青年学校卒。同町収入役、助役を歴任。昭和58年5月無投票で町長に就任。

 

妹背牛町長選挙

現職の加藤町長4選果たす

任期満了に伴う妹背牛町長選挙は平成17年11月8日告示され、現職の加藤榮一(かとう・えいいち、65歳)町長以外に立候補の届け出が無く同氏の無投票4選が決まった。

加藤氏は、昭和15年1月25日生、妹背牛町出身、一己農業高卒。空知農協青年部理事、妹背牛町議2期を務めた。平成5年12月3日町長就任。

【妹背牛町長選挙経過】

□平成17年9月2日、妹背牛町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成17年12月2日)の日程を平成17年11月8日告示、同月13日投票と決めた。即日開票される。

□平成17年6月16日、現職の加藤榮一(かとう・えいいち、65歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成17年12月2日)に4選を目指して出馬することを表明した。

加藤氏は、昭和15年1月25日生、妹背牛町出身、一己農業高卒。空知農協青年部理事、妹背牛町議2期を務めた。平成5年12月3日町長就任。現在3期目。

【平成13年妹背牛町長選挙結果】

□平成13年11月6日告示

任期満了に伴う妹背牛町長選挙は平成13年11月6日告示され、現職の加藤榮一(かとう・えいいち、61歳)町長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票3選が決まった。

加藤氏は、昭和15年1月25日生、妹背牛町出身、一己農業高卒。空知農協青年部理事、妹背牛町議2期を務めた。平成5年11月町長就任。

【平成13年妹背牛町長選挙経過】

□平成13年9月4日、妹背牛町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成13年12月2日)の日程を平成13年11月6日告示、同11日投票と決めた。即日開票される。

□平成13年6月19日、現職の加藤榮一(かとう・えいいち、61歳)町長は19日開かれた定例町議会で、次期町長選挙(任期満了は平成13年12月2日)に3選出馬の意向を表明した。

加藤氏は、昭和15年1月25日生、妹背牛町出身、一己農業高卒。妹背牛町議2期を務めた。平成5年11月町長就任、現在2期目。

【過去妹背牛町長選挙結果】

平成9年11月11日告示

現職の加藤榮一氏無投票再選

 任期満了に伴う妹背牛町長選挙は平成9年11月11日告示され、現職の加藤榮一(かとう・えいいち)町長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票再選が決まった。

加藤氏は、昭和15年1月25日生、妹背牛町出身、一己農業高卒。妹背牛町議2期を務めた。

平成5年11月14日投票

町議による三つ巴選

 任期満了(現職の村上節次町長勇退・1期)に伴う妹背牛町長選挙は平成5年11月14日投票、即日開票され、新人の加藤榮一(53歳)前同町議が、新人の中易猛(47歳)前町議、野寺隆(52歳)前町議の2人を破り初当選した。

有権者数        3,774人

投票者数        3,480人

投票率          92.21%

当選    加藤 榮一    1,644票

        中易  猛      987票

        野寺  隆      788票

平成元年11月19日投票

 任期満了に伴う妹背牛町長選挙は平成元年11月19日投票、即日開票され、新人の村上節次同町前議会議長が、現職の堀口幸雄町長を破り初当選を果たした。

村上氏は大正8年愛媛県出身、妹背牛町青年学校卒。妹背牛町農協参事。同土地改良事務所長、同町議会議長を歴任。

敗れた堀口幸雄氏は連続4回町長選に立候補し、4回目の昭和60年12月初当選(前助役との一騎打ち)。しかし、63年堀口町長と議会が農業集落配水事業で対立し、反町長派が村上議長を擁立した。

有権者数        4,003人

投票者数        3,759人

投票率          93.90%

当選    村上 節次    2,147票

        堀口 幸雄    1,574票

        野寺  隆      788票

昭和60年11月17日投票

堀口氏4回目の挑戦で雪辱果たす

 任期満了に伴う妹背牛町長選挙は昭和60年11月17日投票、即日開票され、新人の堀口幸雄同町元議会議長が、同じく新人の長谷公男同町前助役を34票差で破り初当選を果たした。

堀口氏は、大正11年12月12日生、自治講習所修。同町議会議長。連続4回町長選に立候補し、今回雪辱を果たす。

有権者数        4,191人

投票者数        3,930人

投票率          93.77%

当選    堀口 幸雄    1,948票

        長谷 公男    1,914票

□昭和56年11月15日投票

 任期満了に伴う妹背牛町長選挙は昭和58年11月15日投票、即日開票され、現職の高橋実町長が、新人の堀口幸雄同町元議会議長を破り4選を果たした。

高橋氏は、大正11年12月15日生、香川県出身、満州開拓青少年義勇軍訓練所終了、新京法政大法学部卒。同町議会議員。昭和44年12月町長就任。

有権者数        4,343人

投票者数        4,132人

投票率          95.14%

当選    高橋 実      2,076票

        堀口 幸雄    2,001票

 

猿払村長選挙

現職の森町長再選果たす

任期満了に伴う猿払村長選挙は平成17年11月12日投票、即日開票され、現職の森和正(もり・かずまさ、58歳)村長が、新人の塚越勝(つかこし・まさる、66歳)元同村前教育長を破り再選を果たした。票差は56票だった。

森氏は、昭和22年8月31日生、丸瀬布町出身、稚内高卒。富田組入社、41年同村役場入り、同総務課庶務係長、企画係長、総務課長、平成12年4月助役就任。13年12月3日村長就任。

有権者数        2,283人

投票者数        2,149人

投票率          94.13%

無効票             21票

当選    森 和正    1,092票

        塚越 勝      1,036票

【猿払村長選挙経過】

□平成17年10月19日、塚越勝(66歳)元同村前教育長は新聞社の取材で平成17年11月7日に告示される同村長選挙に出馬する意向を明らかにした。

塚越氏は、昭和13年11月27日生、稚内商業高卒。猿払村森林組合、33年同村、税務課徴収係長、国保病院事務係長、住民生活課税務係長、住民課福祉係長、57年教育次長、平成元年同教育長。13年11月同村長選挙に立候補し落選。

□平成17年9月29日、猿払村選挙管理委員会は次期村長選挙の日程を平成17年11月7日告示、同月12日(土曜日)投票と決めた。即日開票される。

□平成17年9月27日、現職の森和正(58歳)村長は定例村議会で次期村長選挙(任期満了は平成17年12月2日)に再選を目指して出馬することを表明した。

森氏は、昭和22年8月31日生、丸瀬布町出身、稚内高卒。富田組入社、41年同村役場入り、同総務課庶務係長、企画係長、総務課長、平成12年4月助役就任。13年12月3日村長就任。現在1期目。

【平成13年猿払村長選挙結果】

□平成13年11月17日投票

任期満了(現職の笠井勝雄村長勇退・8期)に伴う猿払村長選挙は平成13年11月17日投票、即日開票され、元役場職員同士の一騎打ちとなり、笠井村長の後継指名を受けた新人の森和正(もり・かずまさ、54歳)同村前助役が、同じく新人の塚越勝(つかこし・まさる、62歳)同村前教育長を17票差で破り初当選した。平成元年以来(12年ぶり)の村長選挙だった。

森氏は、昭和22年8月31日生、丸瀬布町出身、稚内高卒。富田組入社、41年同村役場入り、同総務課庶務係長、企画係長、総務課長、平成12年4月助役就任。

有権者数        2,290人

投票者数        2,182人

投票率          95.28%

無効票          17票

当選    森和 正      1,091票

塚越 勝      1,074票

【平成13年猿払村長選挙経過】

□平成13年9月4日、猿払村選挙管理委員会は次期村長選挙(任期満了は平成13年12月2日)の日程を平成13年11月12日告示、同17日投票と決めた。即日開票される。

□平成13年6月25日、森和正(もり・かずまさ、53歳)同村助役は定例村議会で次期村長選挙(任期満了は平成13年12月2日)に出馬することを表明した。

森氏は、稚内高卒。同村総務課長、助役を歴任。

平成13年6月22日、塚越勝(つかこし・まさる、62歳)同村前教育長は後援会設立準備委員会で次期村長選挙に出馬することを表明した。

塚越氏は、昭和13年11月27日生、稚内商業高卒。猿払村森林組合、33年同村、税務課徴収係長、国保病院事務係長、住民生活課税務係長、住民課福祉係長、57年教育次長、平成元年同教育長、12年3月退職後同村長選挙の出馬の準備を展開。

□平成13年6月22日、森和正同村助役は笠井勝雄村長に辞表を提出し受理された。近く同村長選挙に出馬する予定。

森氏は、稚内高卒。富田組入社、41年同村、同総務課庶務係長、企画係長、平成12年3月助役就任。

平成12年12月14日、現職の笠井勝雄(かさい・かつお、77歳)村長は正式に今期(任期満了は平成13年12月2日)限りの勇退を表明した。

笠井氏は、大正12年8月12日生、猿払村出身、国士館専門学校中退。猿払村総務課長、同教育長を歴任。昭和44年12月無投票で村長就任、現在道内の首長では最多の8期目。

平成12年

現職の笠井勝雄村長が平成12年夏に勇退の意志を固めてから、同村助役の森和正氏と、前教育長の塚越勝氏の2人が出馬の意向を示している。

【過去の猿払村長選挙結果】

平成9年11月11日告示

現職の笠井勝雄氏無投票8選

 任期満了に伴う猿払村長選挙は平成9年11月11日告示され、現職の笠井勝雄(かさい・かつお)村長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票8選が決まり、道内の首長では最多(大澤秀了剣淵町長8期・平成9年11月30日当選)。

笠井氏は大正12年8月12日生、猿払村出身、国士館専門学校中退(海軍予備学生・特攻隊)。昭和22年同役場入り、総務課長、同教育長を務め、昭和44年12月村長選に出馬し、無競争で初当選を飾った。以後4回の選挙は無投票だったが、平成元年に同町前助役前田保仁氏が出馬、笠井村長としては初めての村民の洗礼を受けた。

平成5年11月14日告示

 任期満了に伴う猿払村長選挙は平成5年11月14日告示され、現職の笠井村長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票7選が決まった。

平成元年11月19日投票

 任期満了に伴う猿払村長選挙は平成元年11月19日投票、即日開票され、現職の笠井村長が、新人の前田氏(前助役)を破り6選を果たした。

有権者数        2,336人

投票率          97.69%

当選    笠井 勝雄    1,318票

        前田 保仁    948票

昭和60年11月17日告示

 任期満了に伴う猿払村長選挙は昭和60年11月17日告示され、現職の笠井村長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票5選が決まった。

 

利尻富士町

現職の吉田町長再選

任期満了に伴う利尻富士町長選挙は平成17年11月1日告示され、現職の吉田勤(よしだ・つとむ、62歳)町長以外に立候補の届け出が無く同氏の無投票再選が決まった。

吉田氏は、昭和18年1月5日生、樺太出身、東利尻町鴛泊中卒。昭和33年同役場入り、振興計画課長、総務課長、教育長を歴任、平成13年10月25日同退職。13年11月25日町長就任。

【利尻富士町長選挙経過】

□平成17年9月27日、現職の吉田勤(62歳)町長は町議との懇談会で次期町長選挙(任期満了は平成17年11月24日)に再選を目指して出馬することを明らかにした。

吉田氏は、昭和18年1月5日生、樺太出身、東利尻町鴛泊中卒。昭和33年同役場入り、振興計画課長、総務課長、教育長を歴任、平成13年10月25日同退職。13年11月25日町長就任。現在1期目。

□平成17年7月19日、利尻富士町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成17年11月24日)の日程を平成17年11月1日告示、同月6日投票と決めた。即日開票される。

【平成13年利尻富士町長選挙結果】

□平成13年11月25日投票

現職の安達町長(5期)病気辞職に伴う利尻富士町長選挙は平成13年11月25日投票、即日開票され、新人の吉田勤(よしだ・つとむ、58歳)同町前教育長が、同じく新人の国分守雄(こくぶん・もりお、57歳)同町前助役を破り初当選した。

昭和39年以来37年ぶりで、町名改名(平成2年9月30日、東利尻町から利尻富士町)後初めての町長選挙は、安田町長辞職直後に出馬を表明した吉田氏が一歩リードし僅差の45票で逃げ切った。

吉田氏は、昭和18年生、樺太出身、東利尻町鴛泊中卒。昭和33年同役場入り、振興計画課長、総務課長、教育長を歴任、平成13年10月25日同退職。

有権者数              2,801人

投票者数              2,666人

投票率                  95.18%

無効票                     17票

不受理                      2票

当選       吉田 勤           1,346票

国分 守雄       1,301票

【平成13年利尻富士町長選挙経過】

平成13年10月31日、国分守雄(57歳)同町前助役は11月20日告示される同町長選挙に出馬する事を表明した。

国分氏は、利尻富士町出身、稚内商工卒。昭和42年同役場入り、教育委員会次長、福祉課長、助役を歴任、平成13年10月29日同退職。

平成13年10月31日、吉田勤(58歳)同町前教育長は11月20日告示される同町長選挙に出馬する事を表明した。

吉田氏は、昭和18年生、樺太出身、東利尻町鴛泊中卒。昭和33年同役場入り、振興計画課長、総務課長、教育長を歴任、平成13年10月25日同退職。

□平成13年10月18日、国分守雄(56歳)同町助役は11月20日告示される同町長選挙に出馬する意向を固め退職願を提出、10月29日退職予定。国分氏は、同町福祉課長、助役を歴に。

□平成13年10月18日、吉田勤(58歳)同町教育長は11月20日告示される同町長選挙に出馬する意向を固め退職願を提出、10月25日退職予定。吉田氏は、昭和18年生、中卒。同町教育長。

     平成13年10月15日、利尻富士町選挙管理委員会は安達町長病気辞職に伴う町長選挙の日程を平成13年11月20日告示、25日投票と決めた。即日開票される。

□平成13年10月10日、現職の安達敏夫(あだち・としお、71歳)町長(任期満了は平成14年8月23日)は病気治療のため京谷淳悦同町議会議長に退職願を提出した。

同町議会(11日に臨時会)が同意すれば、5日以内に町選挙管理委員会に通知、その後50日以内に町長選挙が実施される。

安達氏は、昭和5130日生、樺太出身、自治大学校卒。東利尻町(平成2930日利尻富士町に改名)厚生課長、総務課長、49年助役就任。57年8月年笠嶋前町長の勇退にともない無投票で信任され、それから19年町長を務めた。現在5期目。今年の1月から胸部疾患のため入退院を繰り返していた。

※平成14年同町名誉町民。16年11月11日、肺がんのため死去、町葬、75歳。

【過去の利尻富士町長選挙結果】

□平成10811日告示 

任期満了に伴う利尻富士町超選挙は平成10811日告示され、現職の安達敏夫(あだち・としお)町長以外に届け出がなく、同氏の無投票5選が決まった。

安達氏は昭和5130日生、樺太出身、自治大学校卒。東利尻町(平成2930日利尻富士町に改名)厚生課長、総務課長、49年助役。57年笠嶋前町長の勇退にともない無投票で信任された。今まで、選挙の洗礼は受けていない。

□平成6年8月14日告示 

任期満了に伴う利尻富士町超選挙は、現職の安達敏夫町長以外に届け出がなく、同氏の無投票4選が決まった。

□平成2年8月12日告示 

任期満了に伴う利尻富士町超選挙は、現職の安達敏夫町長以外に届け出がなく、同氏の無投票3選が決まった。

□平成2年8月12日告示 

任期満了に伴う利尻富士町超選挙は、現職の安達敏夫町長以外に届け出がなく、同氏の無投票3選が決まった。

□61年8月5日告示 

任期満了に伴う東利尻町超選挙は、現職の安達敏夫町長以外に届け出がなく、同氏の無投票再選が決まった。

□57年8月8日告示 

任期満了(現職の笠嶋町長勇退)に伴う東利尻町超選挙は、新人の安達敏夫同町前助役以外に届け出がなく、同氏の無投票初当選が決まった。

□41年

昭和41年に道庁OBの牧野三広(礼文町出身)渡島支庁経済部長が東利尻町長に就任している。

 

◎ 出馬表明

 

和寒町

池田氏再挑戦出馬

平成17年11月13日、池田頴昭(いけだ・えいしょう、64歳)僧侶は平成18年1月10日告示される同町長選挙に出馬することを表明した。同氏は、前回(平成14年)の町長選挙で現職の藤井町長に611票差で落選している。

池田氏は、和寒町出身、剣淵高卒、旭川教育大卒。和寒高校教諭、剣淵高校教諭、町社会教育委員長、僧侶。

【和寒町長選挙経過】

□平成17年10月31日、伊藤昭宣(58歳)同町立和寒病院事務長は平成18年1月10日告示される同町長選挙に立候補する意向を固め、11月30日付の辞表を提出した。

伊藤氏は、昭和21年12月21日生、道立士別高卒。40年同役場入り、社会教育課長、平成14年町立和寒病院事務長。

□平成17年10月15日、和寒町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成18年1月23日)の日程を平成18年1月10日告示、同月15日投票と決めた。即日開票される。

□平成17年9月15日、現職の藤井辰夫(77歳)町長は定例町議会で次期町長選挙に出馬しないことを明らかにした。同氏の任期満了は平成18年1月23日。

藤井氏は、昭和3614日生、和寒町出身、和寒村立三和国民学校高等科卒。和寒町農協組合長、厚生連・ホクレン理事、上川管内農協組合長会長、上川畜産公社社長を歴任。平成21月24日町長就任。現在4期目。

【過去の和寒町長選挙結果は次号掲載予定】

 

剣淵町長選挙

佐々木助役が出馬の意向

平成17年11月1日、佐々木智雄(59歳)同町助役は新聞社の取材で平成17年11月29日告示される同町長選挙に出馬する意向を明らかにした。

佐々木氏は、昭和21年2月9日生、士別高校卒。41年同役場入り、建設課長、農政課長を歴任、平成14年3月から同助役就任。

【剣淵町長選挙経過】

□平成17年9月27日、現職の大澤秀了(おおさわ・しゅうりょう、79歳)町長は定例町議会で平成17年11月27日告示される同町長選挙に出馬しないことを表明した。

大澤氏は、大正14年5月17日生、剣淵町出身、京都大谷大学文学部卒、住職。剣淵町公民館長、同教育委員会委員を歴任、道町村会副会長。昭和44年12月19日町長就任。現在9期目。

□平成17年9月6日、剣淵町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成17年12月18日)の日程を平成17年11月29日告示、12月4日投票と決めた。即日開票される。

【過去の剣淵町長選挙結果は次号掲載予定】