行政 選挙情報 No−375

地方選挙News(平成17年5月10日〜5月30日)5月30日発行(市町)

 

・選挙結果              えりも長選挙              (5月24日告示)

          標津町長選挙              (5月24日告示)

・出馬表明              新篠津村長選挙              (6月21日告示)

                            中札内村長選挙              (6月7日告示)

・選挙日程              音別町長選挙              (7月19日告示)

・事務所開き              北広島市       (7月3日告示)

 

◎ 選挙結果

 

えりも町長選挙

岩本前収入役無投票で初当選

任期満了に伴うえりも町長選挙は平成17年5月24日告示され、新人の岩本溥叙(いわもと・ひろのぶ、64歳)同町前収入役以外に立候補の届け出が無く同氏の無投票初当選が決まった。昨年、現職の佐々木隆人(77歳・9期)町長から出馬の打診を受け、同後継者として出馬した。

岩本氏は、昭和15年10月30日生、浦河高卒。35年えりも町(旧幌泉町)役場入り、水道課長、税務管財課長、総務課長を歴任、平成13年収入役。17年3月退職、同役場勤務は45年に及ぶ。

【えりも町長選挙経過】

□平成17年4月15日、えりも町選挙管理委員会は現職の佐々木隆人町長任期途中退職に伴う同町長選挙の日程を平成17年月5日24告示、同月29日投票と決めた。即日開票される。

□平成17年4月11日、現職の佐々木隆人(ささき・たかと、77歳)町長は「健康上の理由」で菊地勝彦同町議会議長に辞職願(5月31日付)を提出した。

辞職に伴う同町長選挙の予定は、平成17年5月24日告示。同29日投票となる見通し。

□平成17年3月23日、岩本溥叙(いわもと・ひろのぶ、64歳)同町収入役は新聞社の取材で町長辞職(健康上の理由)に伴う同町長選挙に出馬する意向を明らかにした。収入役の任期満了は3月30日で、同日付けで退任する予定。

岩本氏は、同町総務課長、収入役を歴任。

□平成17年3月18日、現職の佐々木隆人(77歳)町長は定例町議会で、5月末日で任期途中の辞職(任期満了は平成19年12月22日)をすることを明らかにした。体調不良により「町政を担う気力が無くなった」と述べ現在9期目。

道内最多の現職9期は、森町の湊氏と、剣淵町の大澤氏。辞職に伴う町長選挙の予定は6月上旬の見通し。

佐々木氏は、昭和2年10月8日生、えりも町出身、函館水産卒。漁協勤務、北海道指導漁連釧路支所長、同魚政教育部長を歴任。46年同町長就任。道町村会会長、全国町村会副会長を務めた。

【平成15年えりも町長選挙結果】

□任期満了に伴うえりも町長選挙は平成15年11月25日告示され、現職の佐々木隆人(ささき・たかと、76歳)町長以外に立候補な届け出がなく同氏の無投票9選が決まった。

佐々木氏は、昭和2年10月8日生、えりも町出身、函館水産卒。漁協勤務、北海道指導漁連釧路支所長、同魚政教育部長を歴任。46年同町長就任。

【平成15年えりも町長選挙経過】

□平成15年9月2日、えりも町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成151222日)の日程を平成15年11月25日告示、同30日投票と決めた。即日開票される。

□平成15年6月18日、現職の佐々木隆人(ささき・たかと、75歳)町長が同町議会で次期町長選挙(任期満了は平成151222日)に9選を目指して出馬することを表明した。8選中6回が無競争。

佐々木氏は、昭和2年10月8日生、えりも町出身、函館水産卒。漁協勤務、北海道指導漁連釧路支所長、同魚政教育部長を歴任。46年同町長選挙に出馬、元収入役を破って44歳で初当選。以後50年、54年、58年62年、平成3年、11年と6回が無投票。現在8期目。

【平成11年えりも町長選挙結果】

現職の佐々木氏、大澤(剣淵町)、湊(森町)、笠井(猿払村)氏と並ぶ8選を果たす

任期満了に伴うえりも町長選挙は平成11年11月23日告示され、現職の佐々木隆人(ささき・たかと、72歳)町長以外に立候補な届け出がなく同氏の無投票8選が決まった。佐々木氏は、7期限りで引退を決めていたが、1月の後援会幹部会で要請され今回の出馬となった。昭和2年10月8日生、えりも町出身、函館水産卒。漁協勤務、北海道指導漁連釧路支所長、同魚政教育部長を歴任。

【過去のえりも町長選挙結果】

□平成7年11月26日投票

「風の館」建設の是非で24年ぶりの町長選

任期満了に伴うえりも町長選挙は11月26日投票、即日開票され、現職の佐々木隆人(68歳)町長が、新人の同町前助役国下隆郎(65歳)氏を大差で破り7選を果たした。

当日有権者数              5,084人

当日投票者数              4,757人

投票率                  93.57%

当選 佐々木隆人  3,012票

   国下 隆郎  1,681票

□平成3年12月8日告示

任期満了に伴うえりも町長選挙は平成3年12月8日告示され、現職の佐々木隆人(ささき・たかと)町長以外に立候補な届け出がなく同氏の無投票6選が決まった。

□昭和63年12月6日告示

任期満了に伴うえりも町長選挙は昭和63年12月6日告示され、現職の佐々木隆人町長以外に立候補な届け出がなく同氏の無投票5選が決まった。

□昭和58年11月27日告示

任期満了に伴うえりも町長選挙は昭和58年11月27日告示され、現職の佐々木隆人町長以外に立候補な届け出がなく同氏の無投票4選が決まった。

□昭和54年12月2日告示

任期満了に伴うえりも町長選挙は昭和54年12月2日告示され、現職の佐々木隆人町長以外に立候補な届け出がなく同氏の無投票3選が決まった。

佐々木氏は、昭和2年10月8日生、えりも町出身、函館水産卒。漁協勤務、北海道指導漁連釧路支所長、同魚政教育部長を歴任。46年同町長選挙に出馬、元収入役を破って44歳で初当選。

 

標津町長選挙

金沢前助役無投票で初当選果たす

任期満了に伴う標津町長選挙は平成17年5月24日告示され、新人の金沢瑛(かなざわ・あきら、58歳)前助役以外に立候補の届け出が無く同氏の無投票初当選が決まった。

金沢氏は、昭和22年3月14日生、標津高校卒。標津町総務住民部長、経済部長、教育長、助役を歴任。

【標津町長選挙経過】

□平成17年2月28日、金沢瑛助役は同町課長会議で、2月19日に小田桐四郎町長に辞職願を提出したことを表明、平成17年5月24日告示される同町長選挙に出馬する意向を明らかにした。

□平成17年1月20日、標津町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成17年6月23日)の日程を平成17年5月24日告示、同月29日投票と決めた。即日開票される。

□平成16年12月21日、現職の小田桐四郎(おだぎり・しろう、73歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成17年6月23日)に出馬しない意向を明らかにし、今期限りで勇退をすることを正式に表明。

小田桐氏は、昭和6年11月4日生、羅臼町出身、標津中学校卒。標津町経済部長、商工会事務局長を務め、60年の町長選に出馬。現職の小野幸三町長を大差で破り初当選を飾る。以後は無投票当選。昭和60年6月24日町長就任。現在5期目。

【平成13年標津町長選挙結果】

□平成13年5月22日告示

任期満了に伴う標津町長選挙は平成13年5月22日告示され、現職の小田桐四郎(おだぎり・しろう、69歳)町長以外に立候補の届出がなく同氏の無投票5選が決まった。

小田桐氏は、昭和6年11月4日生、羅臼町出身、標津中学校卒。標津町経済部長、商工会事務局長を務め、60年の町長選に出馬。現職の小野幸三町長を大差で破り初当選を飾る。以後は無投票当選。

【平成13年標津町長選挙経過】

□平成13年3月2日、標津町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成13年6月23日)の日程を平成13年5月22日告示、同27日投票と決めた。即日開票される。

□平成12年12月14日、現職の小田桐四郎(おだぎり・しろう、69歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成13年6月23日)に5選出馬する意向を表明した。

小田桐氏は、昭和6年11月4日生、羅臼町出身、標津中学校卒。標津町経済部長、商工会事務局長を務め、60年の町長選に出馬。現職の小野幸三町長を大差で破り初当選を飾る。以後は無投票当選。現在4期目。

【過去の標津町長選挙結果】

□平成9年6月10日告示

小田桐四郎が無投票4選

 任期満了に伴う標津町長選挙は平成9年6月10日告示され、現職の小田桐四郎(おだぎり・しろう)町長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票4選が決まった。

小田桐氏は昭和6年羅臼町出身、標津中学校卒。標津町経済部長、商工会事務局長を務めた。

□平成5年6月13日

 任期満了に伴う標津町長選挙は平成5年6月13日告示され、現職の小田桐四郎(おだぎり・しろう)町長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票3選が決まった。

□平成元年6月11日

任期満了に伴う標津町長選挙は平成元年6月11日告示され、現職の小田桐四郎(おだぎり・しろう)町長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票再選が決まった。

□昭和60年6月16日投票

任期満了に伴う標津町長選挙は昭和60年6月16日投票、即日開票され、新人の小田桐四郎同町前商工会事務局長が、現職の小野幸三町長を破り初当選した。

当日有権者数         4,869人

投票者数         4,706人

投票率         96.65%

当選    小田桐四郎  2,826票

        小野 幸三    1,862票

□昭和56年6月14日告示

任期満了に伴う標津町長選挙は昭和56年6月14日告示され、現職の小野幸三町長以外に立候補の届け出が無く同氏の無投票5選が決まった。

小野氏は、大正8年4月1日生、標津町出身、自治講習所修。同町森林組合長、同町助役。

 

◎ 出馬表明

 

新篠津村長選挙

東出議長出馬表明

平成17年5月10日、東出輝一(58歳)同村議会議長が平成17年6月21日告示される同村長選挙に出馬することを表明した。現職の加賀谷強村政を継承する。

東出氏は、昭和22年2月14日生、新篠津村出身、岩見沢農業高校卒。農業、平成3年同村議初当選(4期)、11年同議長。

【新篠津村長選挙経過】

□平成17年4月12日、新篠津村選挙管理委員かは次期村長選挙(任期満了は平成17年7月9日)の日程を平成17年6月21日告示、同月26日投票と決めた。即日開票される。

□平成17年3月18日、現職の加賀谷強(かがや・つよし、76歳)村長は定例村議会で次期村長選挙(任期満了は平成17年7月9日)に出馬しないことを明らかにした。

加賀谷氏は、昭和3年10月17日生、南幌町出身、自治大学校第一部卒。新篠津村建設課長、拓殖課長、同診療所事務長を歴任。52年7月現職の川口谷聡村長に大差をつけ初当選。昭和52年7月10日村長就任。現在7期目。

【平成13年新篠津村長選挙結果】

□平成13年6月19日告示

任期満了に伴う新篠津村長選挙は平成13年6月19日告示され、現職の加賀谷強(かがや・つよし、72歳)村長以外に立候補の届け出がなく同氏の無投票7選が決まった。

加賀谷氏は、昭和3年10月17日生、南幌町出身、自治大学校第一部卒。新篠津村建設課長、拓殖課長、同診療所事務長を歴任。52年7月現職の川口谷聡村長に大差をつけ初当選。

【過去の新篠津村長選挙結果】

□平成9年6月24日告示

 任期満了に伴う新篠津村長選挙は平成9年6月24日告示され、現職の加賀谷強村長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票6選が決まった。

加賀谷氏は、昭和3年南幌町出身、自治大学校卒。新篠津村建設課長、同拓殖課長、同診療所事務長を歴任。

□平成5年6月20日告示

 任期満了に伴う新篠津村長選挙は平成5年6月20日告示され、現職の加賀谷強村長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票5選が決まった。

□平成元年6月18日告示

 任期満了に伴う新篠津村長選挙は平成元年6月18日告示され、現職の加賀谷強村長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票4選が決まった。

□昭和60年年6月23日告示

 任期満了に伴う新篠津村長選挙は昭和60年年6月23日告示され、現職の加賀谷強村長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票3選が決まった。

□昭和56年年6月21日告示

 任期満了に伴う新篠津村長選挙は昭和56年年6月21日告示され、現職の加賀谷強村長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票再選が決まった。

加賀谷氏は、昭和3年10月17日生、南幌町出身、自治大学校第一部卒。新篠津村建設課長、拓殖課長、同診療所事務長を歴任。527月現職の川口谷聡村長に大差をつけ初当

 

中札内村長選挙

田村助役出馬表明

平成17年5月13日、田村光義(たむら・みつよし、54歳)同村助役は平成17年6月7日告示される村長選挙に出馬することを表明した。

田村氏は、帯広市出身、昭和48年中札内村役場入り、平成13年7月助役就任。

【中札内村長選挙経過】

□平成17年3月8日、現職の和田民次郎(わだ・たみじろう、68歳)村長は定例村議会で平成17年6月7日告示される村長選挙に出馬しないことを表明した。

和田氏は、昭和11年8月20日生、陸別町出身、美唄工業高校卒。37年同村役場勤務、建設課長、企画室長、議会事務局長、教育次長、平成元年7月助役。13年6月30日町長就任。現在1期目。

□平成17年3月2日、中札内村選挙管理委員会は次期村長選挙(任期満了は平成17年6月29日)の日程を平成17年6月7日告示、同月12日投票と決めた。即日開票される。

【平成13年中札内村長選挙結果】

□平成13年6月12日告示

任期満了(現職の小田中刻夷村長・3期)に伴う中札内村長選挙は平成13年6月12日告示され、新人の和田民次郎(わだ・たみじろう、64歳)同村前助役以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票初当選が決まった。

和田氏は、昭和11年8月20日生、陸別町出身、美唄工業高校卒。37年同村役場勤務、建設課長、企画室長、議会事務局長、教育次長、平成元年7月助役。

【平成13年中札内村長選挙経過】

□平成13年6月6日、和田民次郎(64歳)同村助役は6月12日告示の同村長選挙に出馬する意向を表明した。

和田氏は、昭和11年8月20日生、陸別町出身、美唄工業高校卒。37年同村役場勤務、建設課長、教育次長、平成元年7月から同村助役4期目を務めている。

□平成13年4月9日、中札内村選挙管理委員会は次期村長選挙(任期満了は平成13年6月29日)の日程を平成13年6月12日告示、17日投票と決めた。即日開票される。

□平成12年12月25日、現職の小田中刻夷(おだなか・ときひろ、66歳)村長は定例村議会で「多選を避けたい」と次期村長選挙(任期満了は平成13年6月29日)に出馬しないことを表明した。

小田中氏は、昭和9年9月13日生、中札内村出身、道立川西農業高校卒。中札内村土木課長、助役を務めた。平成元年現職の渡部春治村長に対抗して助役から村長選に出馬。現職の渡部村長は村政の混乱を避けるため立候補を辞退したため小田中氏の無競争初当選となった。現在3期目。

【過去の中札内村長選挙結果】

□平成9年6月17日告示

任期満了に伴う中札内村長選挙は平成9年6月17日告示され、現職の小田中刻夷村長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票3選が決まった。

□平成5年6月27日

任期満了に伴う中札内村長選挙は平成5年6月27日告示され、現職の小田中刻夷村長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票再選が決まった。

□平成元年6月25日

任期満了に伴う中札内村長選挙は平成元年6月25日告示され、新人の小田中刻夷氏以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票初当選が決まった。

現職の渡部春治村長が出馬を取りやめ、無競争で役場職員生え抜きの村長が誕生した。

□昭和60年6月23日

任期満了に伴う中札内村長選挙は昭和60年6月23日告示され、現職の渡部春治村長氏以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票再選が決まった。

□昭和56年6月14日投票

任期満了に伴う中札内村長選挙は昭和56年6月14日告示され、新人の渡部春治前村議会議員が、現職の太田一良村長を破り初当選を果たした。

渡部氏は、大正7年3月7日生、宮城県出身、青年学卒。中札内農協専務理事、同村議会議員。

有権者数              2,573人

投票者数              2,485人

投票率                  96.58%

当選       渡部 春治       1,441票

              太田 一良       1,039票

 

◎ 選挙日程

 

音別町長選挙

7月19日告示、同月24日投票

平成17年5月10日、音別町選挙管理委員会は次期町長選挙の日程を平成17年7月19日告示、同月24日投票と決めた。即日開票される。町議会議員補欠選挙(欠員1名)も同じ日程で行われる。

【音別町長選挙経過】

□平成17年3月10日、現職の高野武(たかの・たけし、66歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成17年8月7日)に3選を目指して出馬することを表明した。

高野氏は、昭和13年6月12日生、音別町出身、釧路湖陵高卒。同町議会事務局長、振興課長、収入役を歴任。平成9年7月無投票で当選。9年8月8日町長就任。現在2期目。

※釧路市、阿寒町、音別町の合併予定期日は平成17年10月11日で、同町長の任期は期日の前日までの2ヶ月。

【平成13年音別町長選挙結果】

□平成13年7月17日告示

任期満了に伴う音別町長選挙は平成13年7月17日告示され、現職の高野武(たかの・たけし、63歳)町長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票再選が決まった。

高野氏は、昭和13年6月12日生、音別町出身、釧路湖陵高卒。同町議会事務局長、振興課長、収入役を歴任。平成9年7月無投票で町長就任。

【平成13年音別町長選挙経過】

□平成13年4月13日、音別町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成13年8月7日)の日程を平成13年7月17日告示、22日投票と決めた。即日開票される。

□平成12年12月15日、現職の高野武(たかの・たけし、62歳)町長は定例町議会で次期町長選挙に再選を目指して出馬することを表明した。

 高野氏は、昭和13年6月12日生、音別町出身、釧路湖陵高卒。同町振興課長、収入役を歴任。平成9年7月町長就任、現在1期目。

【過去の音別町長選挙結果】

□平成9年7月15日告示       

 任期満了に伴う音別町長選挙は平成9年7月15日告示され、新人の高野武(たかの・たけし)同町前収入役以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票初当選が決まった。

 高野氏は昭和13年6月12日生、音別町出身、釧路湖陵高卒。同町振興課長、収入役を歴任。現職の今野宗一町長(7期)は勇退。

□平成5年7月25日告示

 任期満了に伴う音別町長選挙は平成5年7月25日告示され、現職の今野宗一町長以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票7選が決まった。

今野氏は、大正13年7月12日生、白糠町出身。札幌逓信講習所卒。音別町郵便局から音別町役場に入り、同助役を務め、昭和44年8月町長選に出馬し無競争で初当選を飾る。毎回対抗馬なしで投票の洗礼を受けていない。

□平成元年7月16日告示

 任期満了に伴う音別町長選挙は平成元年7月16日告示され、現職の今野宗一町長以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票6選が決まった。

□昭和60年7月21日告示

 任期満了に伴う音別町長選挙は昭和60年7月21日告示され、現職の今野宗一町長以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票5選が決まった。

□昭和56年7月26日投票

任期満了に伴う音別町長選挙は昭和56年7月26日投票、即日開票されされ、現職の今野宗一町長が、新人の坂本和氏を破り4選を果たした。

有権者数              2,960人

投票者数              2,071人

投票率                  70.84%

当選       今野 宗一       1,978票

              坂本 和              93票

今野氏は、大正13年7月12日生、白糠町出身。札幌逓信講習所卒。音別町郵便局から音別町役場に入り、同助役を務め、昭和448月町長選に出馬し無競争で初当選を飾る。その後、尺別炭鉱が閉山となり人口が5千人以上減少した。

 

◎ 事務所開き

 

北広島市長選挙

保守革新それぞれが事務所開き

平成17年5月21日、北広島市長選挙(平成17年7月3日告示)に出馬する保守革新系の同候補の後援会事務所開きがそれぞれ市内の中心部で行われた。

保守系の上野正三(57歳)前助役の後援会事務所開きの式典では、現職の北広島市長・本禄哲英氏が挨拶に立ち「私のもとで12年間一緒に仕事をしてきた上野氏の尊い意志を実現さたい」と延べ、本禄市政の継承を訴えた。上野氏の決意表明の後、保守系市議らの激励を受けた。

また、民主党丸抱えの木本由孝(61歳)元道議の式典では、小林千代美衆院議員など衆参国会議員が出席し「民主党は全力で応援する」と革新奪還の決意を述べた。

【北広島市長選挙経過】

□平成17年5月7日、上野正三(うえの・まさみ、57歳)同市助役は後援会組織の設立総会で平成17年7月3日告示される同市長選挙に出馬する意向を明らかにした。同会には約300人が参加し、上野まさみと歩む会の高根舜治会長が挨拶に立ち、現職の本禄哲英市長の支援者(保守系市議)から出馬を要請されていた経過を報告。同氏は35年間務めた北広島市役所を5月9日に辞職する。

上野氏は、昭和23年3月21日生、北海学園大学経済学部卒。45年広島町役場入り、都市計画部参事、建設部長、総務部長、平成16年助役就任。北広島市軟式野球連盟理事長(広葉カープジュニア監督)、北広島歩くスキー協会理事、北海道尚志学園高校PTA会長。

□平成17年4月29日、木本由孝(きもと・よしたか、61歳)元道議は北広島市内で記者会見し平成17年7月3日告示される同市長選挙に出馬する意向を明らかにした。前日の28日に民主党を離党している。

木本氏は、昭和18年9月10日生、札幌市出身、国士舘大学政治学科卒。地崎工業秘書課長、地崎宇三郎代議士秘書、54年道議会議員選挙札幌市北区(自民党・当選4期)、平成7年参院選(自民党・落選)、8年と12年衆院選(自民党・落選)、13年参院選(自由党・落選)、15年民主党北海道副代表就任(自由党と民主党の合併)、15年衆院選(民主党・落選)。平成7年から現在まで5回(参院選2回・衆院選3回)立候補し全敗を重ねている。社会福祉法人「札幌恵友会(16年11月に前理事長の船木良晴氏が贈収賄事件で逮捕されている)」理事長。

□平成17年4月19日、民主党の選考委員会(民主党北広島支部、連合石狩地域協議会、北広島地区連合)は平成17年7月3日告示される同市長選挙に木本由孝(きもと・よしたか、61歳)元道議を擁立することを明らかにした。正式な要請は4月22日に行われる予定。

□平成17年4月15日、現職の本禄哲英(もとろく・てつえい、74歳)市長は平成17年7月3日告示される同市長選挙に出馬しないことを明らかにした。同氏の後援会関係者らは本禄市政を継承してくれる後継者選びに移り、同市幹部や道庁幹部らの名前が浮上している。

本禄氏は昭和5年10月1日生、天塩町出身、中央大法学部卒。道総務部知事室長、道議会事務局長、北海道熱供給公社役員を歴任。平成5年7月市長就任。現在3期目。

□平成17年4月12日、国枝秀信(51歳)同市議会議員は新聞社の取材で平成17年7月3日告示される同市長選挙に出馬する意向を明らかにした。

国枝氏は、昭和29年4月13日生、常呂高卒。平成11年北広島市議会議員当選。現在2期目。15年の市議会議員(定数26人)選挙では27人中22位で724票を集めて当選した。

□平成17年3月16日、民主党北広島支部(代表・沢岡信広道議会議員)は平成17年7月3日告示される同市長選挙で、立候補予定者を公募したが応募者がいなく、今後は、選考委員会(民主党北広島支部、連合石狩地域協議会、北広島地区連合)で独自の立候補者を擁立する。

□平成17年2月18日、北広島市選挙管理委員会は次期市長選挙(任期満了は平成17年7月22日)の日程を、平成17年7月3日告示、同月10日投票と決めた。即日開票するかは未定。市議補選(欠員・2人)も同じ日程で行われる。

□平成17年2月25日、民主党北広島支部(代表・沢岡信広道議会議員)は平成17年7月3日告示される同市長選挙で、立候補予定者を公募することを明らかにした。

【平成13年北広島市長選挙結果】

平成13年7月1日告示

□任期満了に伴う北広島市長選挙は平成13年7月1日告示され、現職の本禄哲英(もとろく・てつえい、70歳)市長以外に立候補の届け出がなく同氏の無投票3選が決まった。

本禄氏は昭和5年10月1日生、天塩町出身、中央大法学部卒。道総務部知事室長、道議会事務局長、北海道熱供給公社役員を歴任。平成5年7月市長就任。

【平成13年北広島市長選挙経過】

□平成13年3月31日、北広島市選挙管理委員会は次期市長選(任期満了は平成13年7月22日)の日程を7月1日告示、8日投票と決めた、即日開票される。

□平成13年3月8日、現職の本禄哲英(もとろく・てつえい、70歳)市長は定例市議会で「8年の経験を生かし市民の審判を受けたい」と次期市長選挙(任期満了は平成13年7月22日)に出馬する意向を表明した。

本禄氏は昭和5年10月1日生、天塩町出身、中央大法学部卒。道総務部知事室長、議会事務局長、道熱供給公社役員を歴任。現在2期目。

【過去の北広島市長選挙経過(平成8年9月1日市制施行)】

□平成9年7月6日告示

現職市長、無競争で再選・14年目に行政の混乱収まる

 任期満了に伴う北広島市長選挙は平成9年7月6日告示され、現職の本禄哲英(もとろく・てつえい)市長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票再選が決まった。

本禄氏は昭和5年10月1日生、天塩町出身、中央大法学部卒。道総務部知事室長、議会事務局長、道熱供給公社役員を歴任。

平成5年7月18日投票

保守奪還・初代市長に道OB

 任期満了に伴う広島町長選挙は平成5年7月18日投票、即日開票され、新人の本禄哲英氏が、現職の久保武氏、新人の坂田義和氏の2人を大差で破り初当選した。

 保守系の町議や一部革新系も取り組んだ本禄氏の強力な選挙戦術が票を伸ばした。現職の久保氏は推薦母体「社会党広島支部」の足並みが乱れ支持基盤が切り崩され大敗。

当日有権者数        36,191人

投票者数        28,741人

投票率          79.41%

当選    本禄 哲英    13,556票

        久保 武       9,407票

        坂田 義和     5,309票

平成元年7月18日投票

5人が乱立、革新町長誕生

小野田徹雄町長の引責辞任に伴う広島町長選挙は平成元年7月18日投票、即日開票され、

新人の久保武氏が、同じく新人の坂田義和氏、土谷享氏、岡実氏、大井和憲氏を敗り初当選した。

 混乱の中での町長選挙は、札幌地区労(議長・重野広志)の丸抱え戦術が久保氏を当選に導いた。その後、広島町民の町政に対する不信感は根強く、久保町政の混乱は続いた(役場庁舎増築工事請負契約が議会で否決)。

 久保氏は、昭和16年6月22日生、士別市出身、士別市立北温中学校卒。札幌市交通局職員(札幌市労連)、広島町議会議員を2期務めている。

当日有権者数        29,916人

投票者数        23,783人

投票率          79.50%

当選    久保 武       8,766票

        坂田 義和     7,055票

        土谷 享       4,560票

        岡  実       1,424票

        大井 和憲     1,140票

※現職の町長、2代続けて「引責辞任」

広島町は58年、町職員の汚職事件で穴田輝行町長(木材店、ハイヤー会社経営、広島村議2期、昭和42年広島村長選に初当選・4期)が引責辞任。平成元年には同じく町職員の接待疑惑と、東部中学校工事請負契約が議会で否決され、小野田徹雄町長(広島町立東部中学校長、教育長、昭和58年4月広島町長選に初当選・2期)が辞任、2代続けて出直し町長選挙だった。

昭和58年4月24日投票

出直し町長に小野田前教育長

町職員の汚職事件で穴田輝行町長が引責辞任、それに伴う広島町長選挙は昭和58年4月24日投票、即日開票され、新人の小野田徹雄が、同じく新人の坂田義和氏、宮北健一郎氏、湯本要氏を破り初当選した。

小野田氏は、大正13年9月19日生、苫小牧市出身、道第一師範卒。広島町立東部中学校長、広島町教育委員会教育長。任期満了は62年4月。

当日有権者数        24,083人

投票者数        20,620人

投票率          85.62%

当選    小野田徹雄  11,167票

        坂田 義和     4,821票

        宮北健一郎   3,115票

        湯本 要       1,131票

※引責辞任した穴田氏は、広島村議2期務め、昭和42年に同村長選に出馬し当選。村長、町長を4期務めた。木材店、ハイヤー会社を経営。