平成16年 北海道首長選挙結果

 

市長選挙(4市)

 

登別市長選挙

現職の上野市長無投票で5選

任期満了に伴う登別市長選挙は平成16年8月1日告示され、現職の上野晃(うえの・あきら、69歳)市長以外に立候補の届け出が無く同氏の無投票5選が決まった。

上野氏は、昭和9年12月20日生、小樽市出身、北大農学部卒。道庁農政課長、道競馬事務所長、胆振支庁長を歴任。63年8月市長就任。

【平成16年登別市長選挙経過】

□平成16年4月21日、現職の上野晃(うえの・あきら、69歳)市長は同市内で記者会見し平成16年8月1日告示の同市長選挙に5選を目指して出馬することを表明した。

上野氏は、昭和9年12月20日生、小樽市出身、北大農学部卒。道庁農政課長、道競馬事務所長、胆振支庁長を歴任。63年8月市長就任。現在4期目。

□平成16年3月2日、登別市選挙管理委員会は次期市長選挙(任期満了は平成16年8月27日)の日程を平成16年8月1日告示、同月8日投票と決めた。即日開票される。

【平成12年登別市長選挙結果】

現職上野氏無投票で4選

□任期満了に伴う登別市長選挙は、平成12年7月23日告示され、現職の上野晃(うえの・あきら、65歳=自民・民主・公明推薦)市長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票4選が決まった。

上野氏は、昭和9年12月20日生、小樽市出身、北大農学部卒。道庁農政課長、道競馬事務所長、胆振支庁長を歴任。63年8月市長就任。

【平成12年登別市長選挙経過】

□平成12年3月9日、現職の上野晃(うえの・あきら、65歳)市長は定例市議会で次期市長選挙(任期満了は平成12年8月27日)に4選出馬することを表明した。

上野氏は、63年8月市長就任。現在3期目。

 

美唄市長選挙

新人桜井氏、現職市長の道庁OBを破り初当選果たす

任期満了に伴う美唄市長選挙は平成16年9月12日投票、即日開票され、新人の桜井道夫(さくらい・みちお、54歳)同市前企画財政部長が、現職の井坂紘一郎(いさか・こういちろう、64歳)市長を大差を付けて破り、初当選を果たす。前回は無投票で、8年ぶりの選挙戦となった今回は、自民党美唄支部と市職労が自主投票を決め(過去2回の選挙は坂井氏を推薦していた)現職市政にブレーキがかかった。

桜井氏は、北大経済学部卒。美唄市行政管理課長、市民部長、企画財政部長を歴任。平成16年1月に退職。

有権者数        24,707人

投票者数        17,730人

投票率          71.80%

無効票            195票

当選    桜井 道夫    11,319票

井坂紘一郎   6,216票

【美唄市長選挙経過】

□平成16年5月11日、美唄市選挙管理委員会は次期市長選挙(任期満了は平成16年9月30日)の日程を平成16年9月5日告示、同月12日投票と決めた。即日開票される。

□平成16年3月6日、現職の井坂紘一郎(いさか・こういちろう、64歳)市長は連合後援会拡大役員会で出馬要請を承諾し、次期市長選挙(任期満了は平成16年9月30日)に3選を目指して出馬する意向を固めた。

井坂氏は、昭和14年11月15日生、札幌市出身、日本福祉大学社会福祉学部卒。60年道空知支庁福祉課長、平成6年道生活福祉部次長。平成8年10月市長就任。現在2期目。

□平成16年2月15日、桜井道夫(54歳)同市前企画財政部長は平成16年の市長選挙に出馬することを表明した。

桜井氏は、北大経済学部卒。美唄市行政管理課長、市民部長、企画財政部長を歴任。平成16年1月に退職。

【平成12年の美唄市長選挙結果】

市制50年で初の無投票、現職の井坂氏再選

□任期満了に伴う美唄市長選挙は平成12年9月17日告示され、現職の井坂紘一郎(いさか・こういちろう、60歳)市長以外に立候補の届出がなく同氏の無投票再選が決まった。

同市長選挙は市制50年で初めて無投票となった。

井坂氏は、昭和14年11月15日生、札幌市出身、日本福祉大学社会福祉学部卒。60年道空知支庁福祉課長、平成6年道生活福祉部次長。平成8年10月市長就任。

【平成12年の美唄市長選挙経過】

□平成12年6月30日、美唄市選挙管理委員会は次期市長選挙(任期満了は平成12年9月30日)の日程を9月17日告示、同24日投票と決めた。即日開票。

□平成12年3月10日、現職の井坂紘一郎(いさか・こういちろう、60歳)市長は定例市議会で次期市長選挙に再選を目指して出馬することを表明した。

 

歌志内市

泉谷前助役無投票で初当選

任期満了に伴う歌志内市長選挙(現職の河原敬市長は勇退・3期)は平成16年10月10日告示され、新人の泉谷和美(いずみや・かずみ、63歳)同市前助役以外に立候補の届け出が無く、同氏の無投票初当選が決まった。

泉谷氏は、昭和16年9月2日生、歌志内高卒。同市石炭対策室主幹、産炭地振興課長、企画振興課長、助役を歴任。

【歌志内市長選挙経過】

□平成16年9月17日、泉谷和美(63歳)同市助役は同市役所内で記者会見し平成16年10月10日告示される同市長選挙に出馬する意向を表明した。

泉谷氏は、昭和16年9月2日生、歌志内高卒。同市石炭対策室主幹、産業振興課長、助役を歴任。

□平成16年8月24日、歌志内市選挙管理委員会は次期市長選挙(任期満了は平成16年10月25日)の日程を平成16年10月10日告示、同月17日投票と決めた。即日開票される。

□平成16年6月16日、現職の河原敬(かわはら・たかし、73歳)市長は定例市議会本会議で、今期限りで引退することを表明した。任期満了は平成16年10月25日。

河原氏は、昭和6年4月11日生、芦別市出身、道立歌志内高校卒。同市財務課長、総務課長、助役を歴任。平成4年10月市長就任。現在3期目。

【平成12年の歌志内市長選挙結果】

川原市長無投票で3選

□任期満了に伴う歌志内市長選挙は平成12年10月15日告示され、現職の河原敬(かわはら・たかし、69歳)市長以外に立候補の届け出がなく同氏氏の無投票3選が決まった。

河原氏は、昭和6年4月11日生、芦別市出身、道立歌志内高校卒。同市財務課長、総務課長、助役を歴任。平成4年10月市長就任。

【平成12年の歌志内市長選挙経過】

□平成12年8月14日、現職の河原敬(かわはら・たかし、69歳)市長は次期市長選(10月15日告示、同22日投票)に3選出馬する意向を表明した。

河原氏は、昭和6年4月11日生、芦別市出身、道立歌志内高校卒。同市財務課長、総務課長、助役を歴任。平成4年10月市長就任。現在2期目(任期満了は平成12年10月25日)。

 

名寄市長選挙

現職の島市長無投票で3選果たす

任期満了に伴う名寄市長選挙は平成16年10月17日告示され、現職の島多慶志(しま・たけし、66歳)市長意外に立候補の届け出が無く同氏の無投票3選が決まった。

島氏は、昭和12年12月14日生、名寄市出身、名寄市立北高卒。名寄市民生部長、総務部長、助役を歴任。平成8年11月市長就任。

【名寄市長選挙経過】

□平成16年7月27日、名寄市選挙管理委員会は次期市長選挙(任期満了は平成16年11月2日)の日程を、平成16年10月17日告示、同月24日投票と決めた。即日開票される。

□平成16年6月16日、現職の島多慶志(しま・たけし、66歳)市長は定例市議会本会議で「風連町との合併協議を進め、新市の誕生を見届ける責任がある」と延べ、次期市長選挙(任期満了は平成16年11月2日)に3選を目指して出馬することを表明した。

島氏は、昭和12年12月14日生、名寄市出身、名寄市立北高卒。名寄市民生部長、総務部長、助役を歴任。平成8年11月市長就任。現在2期目。

【平成12年の名寄市長選挙結果】

□任期満了に伴う名寄市長選挙は平成12年10月22日告示され、現職の島多慶志(しま・たけし、62歳)市長市長以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票再選が決まった。

島氏は、昭和12年12月14日生、名寄市出身、名寄市立北高卒。名寄市民生部長、総務部長、助役を歴任。平成8年11月市長就任。

【平成12年の名寄市長選挙経過】

□平成12年7月26日、名寄市選挙管理委員会は、任期満了(平成12年11月2日)に伴う同市長選挙の日程を平成12年10月22日告示、同29日投票と決定。即日開票される。

□平成12年6月14日、現職の島多慶志(しま・たけし、62歳)市長は定例市議会で次期市長選挙に出馬することを表明した。

島氏は、昭和12年12月14日生、名寄市出身、名寄市立北高卒。名寄市民生部長、総務部長、助役を歴任。平成8年11月市長就任。現在1期目。

 

町村長選挙(39町村)

 

1月(3町村・前年12月含む)

 

泊村長選挙

現職の佐藤村長3選果たす

任期満了に伴う泊村村長選挙は平成16年1月18日投票、即日開票され、現職の佐藤淳一(さとう・じゅんいち、63歳)村長が、新人の三浦光博(みうら・みつひろ、52歳)元同村住民課長を破り3選を果たした。両候補とも原発立地の利点を揚げ、後援会組織を中心に選挙戦を戦った佐藤氏が136票差で逃げ切った。三浦氏の草の根運動は及ばなかった。

佐藤氏は、昭和15年9月17日生、泊村出身、岩内高校卒。同町建設課長、総務課長、収入役、平成4年助役。8年村長に就任。

有権者数        1,724人

投票者数        1,530人

投票率          86.14%

無効票             16票

当選    佐藤 淳一    825票

        三浦 光博    689票

【平成16年泊村長選挙経過】

□平成15年11月13日、泊村選挙管理委員会は次期村長選挙(任期満了は平成16年1月29日)の日程を平成16年1月13日告示、同18日投票と決めた。即日開票される。

□平成15年9月18日、現職の佐藤淳一(63歳)村長は定例村議会で次期村長選挙(任期満了は平成16年1月29日)に3選を目指して出馬することを表明した。

佐藤氏は、昭和15年9月17日生、泊村出身、岩内高校卒。同町建設課長、総務課長、収入役、平成4年助役。8年村長に就任。現在2期目。

三浦光博(52歳)元同村住民課長が同村長選挙に出馬の意向を表明している。

三浦氏は、泊村出身、小樽桜陽高卒。同村教育委員会事務局次長、民生課長、住民課長を歴任。

 

当麻町長選挙

小板橋前職雪辱果たせず菊川現職再選

任期満了に伴う当麻町長選挙は平成16年1月18日投票、即日開票され,再選を目指す現職の菊川健一(きくかわ・けんいち、57歳)町長が、返り咲き3選を目指す前職の小板橋顕一(こいたばし・けんいち、64歳)氏を破り再選を果たした。前回と同じ顔ぶれによる一騎打ちで、現職の強みを生かした菊川氏が幅広い支持を得た。

菊川氏は、昭和21年8月25日生、当麻町出身、旭川商業高卒。町議2期、西森建設且ミ長、町商工会長、同町体育協会理事長。平成12年1月町長就任。

当日有権者数        6,477人

投 票 者 数        5,703人

投 票 率        88.05%

無 効 票           27票

当選    菊川 健一    3,165票

小板橋顕一  2,510票

【平成16年当麻町長選経過】

□平成15年10月28日、前町長の小板橋顕一(こいたばし・けんいち、64歳)氏は平成16年1月13日告示の同町長選挙に出馬する意向を明らかにした。

小板橋氏は、昭和14年7月4日生、当麻町出身、北大法学部卒。農業、町農民同盟委員長、町議会議長などを歴任。平成4年2月無投票で町長就任。12年の町長選挙で新人の菊川健一氏に9票差で敗れている。

□平成15年10月27日、当麻町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成16年2月1日)の日程を平成16年1月13日告示、同18日投票と決めた。即日開票される。

□平成15年9月24日、現職の菊川健一(57歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成16年2月1日)に再選を目指して出馬する意向を表明した。

菊川氏は、昭和21年8月25日生、当麻町出身、旭川商業高卒。町議2期、西森建設且ミ長、町商工会長。平成12年1月町長就任。現在1期目。

        小板橋顕一  2,794.494

 

大滝村長選挙

現職の渡辺村長無投票で再選

任期満了に伴う大滝村長選挙は平成15年12月9日告示され、現職の渡辺実(わたなべ・みのる、64歳)村長以外に立候補の届け出が無く同氏の無投票再選が決まった。

渡辺氏は、昭和14年11月10日生、樺太出身、苫小牧工業高卒。同村経済部長、助役を歴任。平成12年村長就任。

 

2月(1町)

 

北竜町

西野前助役無投票で初当選

現職一関町長病気辞職に伴う北竜町長選挙は平成16年2月17日告示され、新人の西野陽一(にしの・よういち、56歳)同町前助役以外に立候補の届出が無く同氏の無投票初当選が決まった。

西野氏は、昭和22年生、沼田高卒。41年同町役場入り、教育次長、産業課長、平成11年7月助役就任。

【平成16年北竜町長選挙経過】

□平成16年1月29日、西野陽一(56歳)同町助役は2月17日告示の同町長選挙に出馬する意向を固めた。現在は町長職務代理者で辞職は臨時町議会の承認が必要。

西野氏は、昭和22年生、沼田高卒。41年同町役場入り、教育次長、産業課長、平成11年7月助役就任。

□平成16年1月15日、北竜町選挙管理委員会は現職の一関町長病気辞職(1月31日付)に伴う町長選挙の日程を平成16年2月17日告示、同22日投票と決めた。即日開票される。

□平成16年1月10日、現職の一関開治(いちのせき・かいじ、54歳)町長は病気を理由に退職願(平成16年1月31日付)を提出し受理された。町長職務代理者に西野陽一助役をあてる。同町長は若年性アルツハイマー病と診断され、昨年末に西野陽一助役に退職願を渡し、同町議会の渡辺要二議長に提出された。退職は5日以内に同町選挙管理委員会に通知されその後50日以内に町長選挙が行われる。

一関氏は、昭和24817日生、深川市出身、深川農高卒。43年同町役場入り、同町総務係長、同町サンフラワーパークセンター長、議会事務局長を歴任。平成113月町長就任。父の故政雄氏は深川市議を務めた。現在2期目。

 

東神楽町長選挙

現職の関崎町長無投票で5選果たす

任期満了に伴う東神楽町長選挙は平成16年2月3日告示され、現職の関崎定治(せきざき・さだじ、69歳)町長以外に立候補の届出が無く同氏の無投票5選が決まった。

関崎氏は、昭和9年3月10日生、東神楽町出身、酪農学園短大卒。同町産業課長、農業委員会事務局長、助役を歴任。昭和63年2月町長に就任。

 

3月(2町)

 

上川町長選挙

現職の鈴木町長無競争で3選果たす

任期満了に伴う上川町長選挙は平成16年3月23日告示され、現職の鈴木文雄(すずき・ふみお、67歳)町長以外に立候補の届け出が無く同氏の無投票3選が決まった。

鈴木氏は、昭和11年12月1日生、上川町出身、道立旭川東高卒。同町助役、教育長を歴任。平成8年2月町長就任。

 

端野町長選挙

現職の田中町長無競争で4選果たす

任期満了に伴う網走管内端野町長選は平成16年3月23日告示され、現職の田中誠町長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票4選が決まった。

田中氏は、昭和10年12月7日生、端野町出身、北見北斗高校卒。同町農林課長、企画振興課長、総務課長を歴任。平成4年4月町長就任。

 

4月(10町村)

 

松前町長

新町長に道内最年少の前田氏(37歳)無投票で初当選

現職松村町長死去に伴う松前町長選挙は平成16年4月6日告示され、新人の前田一男(まえだ・かずお、37歳)前衆院選挙候補者以外に立候補の届出が無く同氏の無投票初当選が決まった。道内最年少の37歳の町長が誕生した(逢坂誠二ニセコ町長は平成6年に35歳で当選している)。

前田氏は、昭和41年5月27日生、松前町(地元漁師)出身、北大工学部卒。伊藤忠商事入社(ODA関連)、道職員(渡島支庁社会福祉課・総務部知事室国際課・日高町役場派遣・総合企画部IT推進室情報政策課)、平成16年11月無所属で衆院選出馬(自民党森派)落選。

【平成16年松前町長選挙経過】

□平成16年3月20日、前田一男(37歳)前衆院選挙候補者(平成15年11月の衆院選道8区落選)が平成16年4月6日告示される松前町長選挙に出馬することを表明した。

前田氏は、昭和41年5月27日生、松前町出身、北大工学部卒。伊藤忠商事入社道職員、平成16年11月無所属で衆院選出馬(自民党森派)落選。

□平成16年3月15日、小川文一(57歳)海洋研究家が平成16年4月6日告示される松前町長選挙に出馬する意向を明らかにした。

小川氏は、熊石町出身。会社勤務を経て海洋資源増殖の研究を函館市内でおこなっている。

□平成16年3月2日、松前町選挙管理委員会は現職の松村明夫(63歳)町長死去に伴う町長選挙の日程を平成16年4月6日告示、同月11日投票と決めた。即日開票される。

□平成16年2月27日午後3時頃、現職の松村明夫(まつむら・あきお、63歳)町長が松前観光協会総会であいさつ直後に倒れ、町立松前病院に運ばれ、1時間後に急性動脈解離のため死去した。

松村氏は、昭和15105日生、松前町出身、松前高卒。同町役場入り(34年)、管財課長(55年)、町民課長、総務課長、管財課長(平成5年)、助役(7年2月25日〜9年7月7日)を歴任。9年9月町長就任。2期目。

公職選挙法で、5日以内に職務代理者が選挙管理委員会に通知し、通知の日から50日以内に選挙が行われる。

 

木古内町長選挙

現職の大森町長無投票で再選

任期満了に伴う木古内町長選挙は平成16年4月6日告示され、現職の大森伊佐緒(おおもり・いさお、50歳)町長は以外に立候補の届出が無く同氏の無投票再選が決まった。

大森氏は、木古内町出身、木古内高卒。銀行員(大手都銀11年勤務)、町観光協会理事。大森建設社長(創業昭和40年)。平成12年町長就任。

 

追分町長選挙

滝前助役無投票で初当選

任期満了に伴う追分町長選挙は平成16年4月6日告示され、新人の滝孝(たき・たかし、60歳)同町前助役以外に立候補の届出が無く同氏の無投票初当選が決まった。

滝氏は、昭和18年7月26日生、苫小牧工業高校卒。40年同役場入り、税務課長、総務課長、平成8年5月助役に選任。

【平成16年追分町長選挙経過】

□平成16年2月4日、滝孝(60歳)同町助役は平成16年4月6日告示される同町長選挙に出馬する意向で、同日付で辞任した。

滝氏は、昭和18年7月26日生、苫小牧工業高校卒。40年同役場入り、税務課長、総務課長、平成8年5月助役に選任。

平成16年1月27日、追分町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成16年4月24日)の日程を平成16年4月6日告示、同月11日投票と決めた。即日開票される。

□平成15年12月10日、現職の山口敏雄(やまぐち・としお、69歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成16年4月24日)に出馬せず、今期限りで引退する意向を表明した。

山口氏は、昭和9年4月23日生、夕張市出身、慶応大法学部政治学科卒(通教)。30年同町役場入り、同建設課長、教育次長、総務課長を歴任。平成4年4月町長就任。現在3期目。

 

月形町長選挙(その後平成16年10月3日再選挙)

現職の奥山町長再選果たす

任期満了に伴う月形町長選挙は平成16年4月18日投票、即日開票され、現職の奥山功(おくやま・いさお、60歳)町長が、新人の桜庭誠二(さくらば・せいじ、54歳)同町前町議を破り再選を果たした。

奥山氏は、月形町出身、道立農業技術講習所修了。道農業改良普及員(16年)、月形町財政課長、平成8年同町長選挙に出馬し落選、同町商工会事務局長。平成12年町長就任。

有権者数              3,494人

投票者数              3,172人

投票率                  90.80%

無効票                     56票

当選       奥山 功           1,647票

              桜庭 誠二       1,469票

 

厚田村長選挙

現職の牧野村長3選果たす

任期満了に伴う厚田村長選挙は平成16年4月25日投票、即日開票され、現職の牧野健一(まきの・けんいち、63歳)村長が、新人の津川禎祥(つがわ・さだよし、62歳)前同村農業委員会事務局長を破り3選を果たした。

牧野氏は、昭和15年7月24日生、樺太出身、札幌工業高校機械科卒。同村教育次長、産業経済課長、総務課長を歴任。平成8年5月村長就任。

有権者数        2,335人

投票者数        1,837人

投票率          78.67%

無効票              30票

当選    牧野 健一    1,265票

        津川 禎祥      542票

【平成16年厚田村長選挙経過】

□平成16年4月13日、津川禎祥(62歳)前同村農業委員会事務局長は来週告示される同村長選挙に出馬する意向を表明した。

津川氏は、北海高卒。同村教育委員会次長、商工観光課長、農業委員会事務局長を歴任。

□平成16年2月10日、厚田村選挙管理委員会は次期村長選挙(任期満了は平成16年5月16日)の日程を平成16年4月20日告示、同25日投票と決めた。即日開票される。

□平成15年12月9日、現職の牧野健一(まきの・けんいち、63歳)村長は定例村議会で次期村長選挙(任期満了は平成16年5月16日)に3選を目指して出馬することを表明した。

牧野氏は、昭和15年7月24日生、樺太出身、札幌工業高校機械科卒。同村教育次長、産業経済課長、総務課長を歴任。平成8年5月村長就任。

 

浦臼町長選挙

現職の山本町長無投票で5選果たす

任期満了に伴う浦臼町長選挙は平成16年4月20日告示され、現職の山本要(やまもと・かなめ、62歳)町長以外に立候補の届出が無く同氏の無投票5選が決まった。

山本氏は、昭和16年3月20日生、浦臼町出身、月形高卒。浦臼町農民協議会副会長、大野新生道議秘書、同町議会議員。昭和63年5月町長に就任。

 

南富良野町長選挙

現職の池部町長無投票で再選果たす

任期満了に伴う南富良野町長選挙は平成16年4月20日告示され、現職の池部影(いけべ・あきら、54歳)町長以外に立候補の届出が無く同氏の無投票再選が決まった。

池部氏は、南富良野町出身、富良野工業高卒、北海学園大工学部卒、昭和49年同役場に入り商工観光課長、財務課長を歴任、平成8消防組合南富良野支署長、12年2月同退職。同年町長就任。

 

洞爺村長選挙

出直し村長選は菊地同村前助役が無投票で初当選果たす

不信任案決議で現職の佐藤村長失職に伴う町長選挙は平成16年4月20日告示され、新人の菊地勉(きくち・つとむ、57歳)同村前助役以外に立候補の届出が無く同氏の無投票初当選が決まった。

菊地氏は、洞爺村出身、自治大学校修了。同村土地改良推進室長、総務課長、平成14年助役就任。平成16年3月30日同助役辞任。

【平成16年洞爺村長選挙経過】

□平成16年4月16日、佐藤克之(さとう・かつゆき、64歳)前村長は同月20日告示される同村長選挙に立候補しないことを正式に表明した。

□平成16年3月29日、菊地勉同村助役は平成16年4月20日告示される同村長選挙に出馬する意向を表明した。

菊地氏は、洞爺村出身。同村総務課長、平成14年助役就任。3月30日辞表を提出する予定。

□平成16年3月15日、洞爺村選挙管理委員会は佐藤克之村長の失職に伴う町長選挙の日程を、平成16年4月20日告示、同25日投票と決めた。即日開票される。

平成15年12月17日の辞職勧告決議、平成16年1月21日の1回目の佐藤村長不信任案決議、1月30日それを受けての村議会解散、2月29日村議会議員選挙、3月10日2回目の不信任案決議で佐藤村長失職と、毎月、議会と首長の対立が続き4月25日の村長選挙で幕引きになるか、選挙戦の動向が注目される

□平成16年3月10日、洞爺村議会議員(定数10人)選挙後の初の村議会が開会、佐藤克之村長不信任決議案が再提出され賛成多数(賛成7人・反対3人)で可決した。佐藤克之村長は地方自治法の規定により自動的に失職した。道内の首長が二度の不信任案で失職したのは昭和47年の広尾町と平成12年の弟子屈町の3例目。

佐藤村長は不信任決議に反発して平成16年1月30日、議会を解散したのに、平成16年3月8日に同氏から辞職願が出ていたが、同日先に不信任案を可決したため同辞職願は同意されなかった。同村長選挙は3月11日から50日以内に投票が行われる。

佐藤氏は、昭和15年3月22日生、留萌市出身、留萌高卒。56年宗谷支庁振興課土地利用係長、60年空知支庁総務課道民運動係長、平成3年上川支庁振興課主幹兼企画室長、6年企画振興部土地水対策課長補佐、8年室蘭土木現業所管理部長を歴任し、7月に同部長を退職。9年7月村長就任。現在2期目。

□平成16年3月8日、現職の佐藤克之村長は定例村議会を招集しながら同村議会事務局に辞職願を提出した。選挙後初の村議会は2日後の3月10日に招集されていて、佐藤村長の突然の辞職願は議会の同意が得られる見通しは厳しい。同議会の優先課題は佐藤克之村長の不信任決議案の再可決で、同意が得られず同氏の失職となる公算が大きい。

 ※ 首長が辞職する場合20日以内に議会議長に申し出なければならない。

□平成16年2月29日、現職の佐藤克之村長が不信任決議案可決を受け、村議会を解散したことに伴う村議会選挙は投票、即日開票され、前職8人、元職1人、新人1人の10人が当選を果たした。不信任決議に賛成した前職9人の内7人(佐々木良一前議長、大西俊雄、鍛冶川忠志、岸本吉正、高橋利典、毛利六男、横山明男)が当選したことにより、選挙後の臨時町議会が開催され、再び不信任案が提出された場合、議長を含む過半数(三分の二以上の出席者)の賛成が可能となり、佐藤克之村長は自動的に失職する。

有権者数                1,551人

        (男性740人・女性811人)

投票者数                1,379人

投票率                  88.91%

無効票                     16票

当選    佐々木良一(前5・賛成派)        164票

当選    鍛冶川忠志(前3・賛成派)        148票

当選    横山 明男(前4・賛成派)  143票

当選    合田 静夫(新・中立派)    136票

当選    五十嵐篤雄(前2・反対派)        127票

当選    清本 博三(元2・反対派)  110票

当選    岸本 吉正(前4・賛成派)  109票

当選    高橋 利典(前2・賛成派)  103票

当選    大西 浩 (前4・賛成派)   93票

当選    毛利 六男(前2・賛成派)   87票

        伊藤 文雄(前・賛成派)     80票

        大西 俊雄(前・賛成派)     58票

※ 括弧数字→当選回数、賛成派→不信任案決議

□平成16年2月24日、佐藤克之村政の存続の是非を問う洞爺村議会選挙が告示(定数10人)され12人(前職10人・元職1人・新人1人)が立候補の届出をした。前職10人は、不信任決議に賛成した9人と反対1人で、賛成の9人は当選を果たした場合再び不信任案を提出する意向で、議長を含む過半数の賛成で、佐藤克之村長は自動的に失職する。

□現職の佐藤克之村長が議会を解散したことに伴う村議会議員選挙(定数10人)は2月24日告示。29日投票と決めた。即日開票される。

□平成16年1月30日、現職の佐藤克之村長が不信任決議案可決(1月21日)を受け、佐々木良一議長に村議会の解散を通知した。

議会解散に伴い、40日以内に村議会選挙が行われる。

□平成16年1月21日、洞爺村議会(定数10人)は佐藤克之村長不信任決議案を可決(賛成9人・反対1名)した。平成15年9月の白老町に続いて道内では4例目。

首長不信任案は定数の三分の二以上が出席、その四分の三以上が賛成すると可決し、首長は10日以内に議会を解散しなければ失職する。

□平成15年12月17日、洞爺村議会は市町村合併に関する問題で、現職の佐藤克之(さとう・かつゆき、63歳)村長に対する辞職勧告決議案が可決、しかし、同村長は現職にとどまる意向を明らかにしている。同決議は、法的拘束力はない。

合併推進派の村議会議員が「佐藤村長は合併への姿勢が消極すぎる」と批判を強め住民軽視と同決議案を提出し賛成8人、反対1人の圧倒的多数で可決した。

佐藤氏は道庁OBで、平成9年藤本雅俊村長の死去に伴う同村長選挙で出馬し、同村議会副議長を小差で破り村長に就任した。

□平成15年3月、洞爺村議会は佐藤村長に対して不信任案提出の動きがあったが廃案となる。

 

広尾町長選挙

現職の大野町長無投票で再選

任期満了に伴う広尾町長選挙は平成16年4月20日され、現職の大野進(おおの・すすむ、62歳)町長以外に立候補の届出が無く同氏の無投票再選が決まった。

大野氏は、昭和16年7月5日生、広尾町出身、自治大学校修了。漁協職員、37年同町役場入り、振興課長、水産課長、総務課長、港湾課長、平成5年12月助役に就任。12年町長就任。

 

鶴居村長選挙

日野前産業課長無投票で初当選果たす

任期満了に伴う鶴居村長選挙は平成16年4月20日告示され、新人の日野浦正志(ひのうら・まさし、57歳)前同村産業課長以外に立候補の届出が無く同氏の無投票初当選が決まった。

8選出馬を目指していた現職の錠者和三郎村長が、28年ぶりの村長選挙を嫌い告示一週間前に出馬断念を表明した。

日野浦氏は、帯広畜産大学畜産学部卒。同村商工観光課長、産業課長を歴任。

【平成16年鶴居村長選挙経過】

□平成16年4月11日、現職の錠者和三郎(じょうじゃ・わさぶろう、76歳)村長が後援会会合の後、一週間後に告示される同村長選挙に不出馬する意向を明きからにした。

□平成16年4月5日、日野浦正志(57歳)同村産業課長は平成16年4月20日告示される同村長選挙に立候補する意向を明らかにした。同日辞表を提出し、受理された。28年ぶりの選挙戦になることが確実となった。

□平成16年4月5日、日野浦正志(57歳)同村産業課長は平成16年4月20日告示される同村長選挙に立候補する意向を明らかにした。同日辞表を提出し、受理された。

□平成16年3月11日、現職の錠者和三郎(じょうじゃ・わさぶろう)村長が平成16年4月20日告示、同25日投票の同村長選挙に8選を目指して出馬することを表明した。

錠者氏は、昭和2年12月13日生、鶴居村出身、中雪裡尋常高等小学校卒、自治講習所卒。同村総務課長、助役を歴任。昭和51年5月村長に就任。

□平成16年2月10日、鶴居村選挙管理委員会は次期村長選挙(任期満了は平成16年5月19日)の日程を平成16年4月20日告示、同25日投票と決めた。即日開票される。

 

5月(2町)

 

白糠町長選挙

現職の棚野町長無投票で3選果たす

任期満了に伴う白糠町長選挙は平成16年5月11日告示され、現職の棚野孝夫(たなの・たかお、54歳)町長以外に立候補の届出が無く、同氏の無投票3選が決まった。

棚野氏は、昭和24年11月14日生、白糠町出身、北海道自動車短大卒。棚野商会代表、コイトコーポレーション代表、58年同町議4期。平成8年6月町長就任。

 

置戸町長選挙

現職の井上町長無投票で再選果たす

任期満了に伴う置戸町長選挙は平成16年5月25日告示され、現職の井上久男(いのうえ・ひさお、56歳)町長以外に立候補の届出が無く同氏の無投票再選が決まった。

井上氏は、置戸町出身、北見柏陽高卒。同町総務課長補佐、農務課長、企画課長を歴任。平成12年町長就任。

 

6月(3町)

 

積丹町長選挙

益子前助役が無投票で初当選

任期満了に伴う積丹町長選挙は平成16年6月1日告示され、新人の益子清美(ますこ・きよみ、59歳)同町前助役以外に立候補の届け出が無く同氏の無投票初当選が決まった。

益子氏は、積丹町出身、美国高卒。同町建設課長、総務課長、助役を歴任。

【積丹町長選挙経過】

□平成16年5月28日、現職の白鳥忠世(65歳)町長が同町の幹部職員を集めた会議で「町を二分する選挙戦はさけたいと」6月1日告示される同町長選挙に出馬しないことを表明した。

現職の出馬撤回は今年に入って2人目《鶴居村長選(4月20日告示)=日野浦正志(57歳)同村産業課長が出馬表明の後に、現職の錠者和三郎(76歳・7期)村長が(告示一週間前)出馬を撤回》。

□平成16年4月27日、益子清美(59歳)同町前助役(4月25日に助役を退任)が6月1日告示される同町長選挙に出馬する意向を表明した。

益子氏は、総務課長、助役を歴任。

□平成16年3月12日、現職の白鳥忠世(しらとり・ただよ、65歳)町長は定例町議会で平成16年6月1日告示される同町長選挙に3選を目指して出馬することを表明した。

白鳥氏は、昭和13年4月16日生、岩内町出身、岩内町立第二中卒。同町企画課長、民生課長、総務課長を歴任。平成8年6月町長就任。現在2期目。

□平成16年3月2日、積丹町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成16年6月15日)の日程を平成16年6月1日告示、同月6日投票と決めた。即日開票される。

 

平取町長選挙

現職の中道町長無投票で4選果たす

任期満了に伴う平取町長選挙は平成16年6月1日告示され、現職の中道善光(なかみち・よしてる、68歳)町長以外に立候補の届出が無く、同氏の無投票4選が決まった。

中道氏は、昭和10年11月14日生、平取町出身、中央大法学部卒。同町産業課長、税務課長を歴任。平成4年7月町長就任。

 

厚真町長選挙

現職の藤原町長無投票で4選果たす

任期満了に伴う胆振管内厚真町長選挙は、平成16年6月22日告示され、現職の藤原正幸(ふじわら・まさゆき、72歳)町長以外に立候補の届け出が無く同氏の無投票4選が決まった。

藤原氏は、昭和6年7月22日生、厚真町出身、庁立室蘭中学校(現室蘭栄高)4学年修了。同町総務課長、開発建設課長、苫小牧地方砂協専務理事、助役を歴任。平成4年7月町長就任。

 

7月(3町村)

 

喜茂別町長選挙

前回と同じ顔ぶれで新人の菅原氏初当選

任期満了に伴う喜茂別町長選挙は平成16年7月11日投票、即日開票され、前回と同じ顔ぶれで、新人の菅原章嗣(すがわら・あきつぐ、50歳)会社社長が、4選を目指す現職の津谷正明(つや・まさあき、57歳)町長を破り初当選を果たした。

3年間で閉館した中山峠森の美術館や合併問題などで刷新を訴えた菅原氏が37票差で過去の雪辱を果たした。

菅原氏は、昭和29年5月25日生、喜茂別町出身、中央大法学部卒。会社員、実家の養豚業を継ぐ、平成2年農産物販売会社設立、3年同町議会議員・2期、道商工会青年部連合会会長を務めた。

当日有権者数                2,358人

投票者数                2,130人

投票率                  90.33%

無効票                     19票

当選    菅原 章嗣    1,074票

津谷 正明    1,037票

【喜茂別町長選挙経過】

□平成16年5月25日、菅原章嗣(すがわら・あきつぐ)会社社長(前町議)は平成16年7月6日告示される同町長選挙に出馬することを明らかにした。

菅原氏は、昭和29年5月25日生、喜茂別町出身、中央大法学部卒。平成3年同町議会議員・2期、道商工会青年部連合会会長を務めた。

□平成16年4月26日、喜茂別町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成16年7月21日)に日程を平成16年7月6日告示、同月11日投票と決めた。即日開票される。

現職の津谷正明(つや・まさあき)町長はすでに4選出馬を表明している。

津谷氏は、昭和21年12月4日生、ニセコ町出身、道立倶知安高卒。同町民生課社会福祉係長、農政係長、企画振興課長を歴任。平成4年7月町長就任。現在3期目。

 

長沼町長選挙

現職の板谷氏無投票で5選

任期満了に伴う長沼町長選挙は平成16年7月19日告示され、現職の板谷利雄(いたや・としお、68歳)町長以外に立候補の届け出が無く同氏の無投票5選が決まった。

板谷氏は、昭和10年7月11日生、長沼町出身、札幌短大商業科卒。同町議会事務局長、総務課長、収入役、渡辺省一代議士秘書。昭和63年8月町長就任。

 

占冠村長

前総務課長の小林氏無投票で当選

現職の原淳二村長辞職に伴う占冠村長選挙は平成16年7月20日告示され、新人の小林豊(こばやし・ゆたか、54歳)前同村総務課長以外に立候補の届け出がなく同氏の無投票初当選が決まった。

小林氏は、昭和25年3月16日生、占冠村出身、旭川北高卒。44年役場入り、自治労専従職員、税務課長、平成9年から総務課長、16年6月現職の原淳二村長辞職に伴う村長職務代理者に就任。

【占冠村長選挙経過】

□平成16年6月28日、小林豊同村総務課長は平成16年7月20日告示される同村長選挙に出馬する意向を明らかにした。30日に退職する。同氏の退職による村長職務代理者は中田利明産業課長が就任する予定。

小林氏は、昭和25年3月16日生、44年役場入り。平成9年から総務課長。

□平成16年6月10日、占冠村選挙管理委員会は現職の原淳二村長辞職に伴う村長選挙の日程を平成16年7月20日告示、同月25日投票と決めた。即日開票される。

□平成16年6月8日、現職の原淳二(71歳)村長は村議会に辞職願を提出、議会は全会一致で同意した。アルファリゾート・トマムを巡る問題が背景にあり村議会の最終日に、資料に不備がったとして関連予算案(同リゾート修繕費1億4千万円)を撤回し引責辞任した。

同村では、助役と収入役はともに置いていないので、村長職務代理者は総務課長の小林豊氏が就任。

公職選挙法により50日以内に村長選挙は行われる。

原淳氏は、昭和7年7月26日生、占冠村出身、23年村立占冠中学校卒(1期生)。同村議会事務局長、総務課長、助役(3期)を歴任し平成5年退任、同年より8年まで同村教育委員会委員長を務めた。9年4月村長就任。現在2期目。

□平成16年4月、星野リゾートは占冠村にタワーT(同社所有)の修繕費1億4千万円(アルファ・コーポレーション“倒産”所有の1,456口を平成10年12月に継承)を請求(支払期限6月15日)した。タワーTは5,300口の共有所有者があり、占冠村はその内1,456口を持っている。修繕費は1口10万円で共有所有者に請求している。

□平成15年11月25日、民事再生法手続き中の関兵精麦はアルファリゾート・トマムに所有する同社の施設を長野県の星野リゾートに売却することを明らかにした。これで、アルファリゾート・トマムは星野リゾートが6割、占冠村が4割の分割所有になる。

□平成15年6月16日、関兵精麦が東京地裁に民事再生法の適用を申請した。負債総額は674億円。アルファリゾート・トマムの6割の施設を所有していた。

 

8月(4町)

 

静内町長選挙

酒井元道議会議長、現職破り初当選果たす

任期満了に伴う静内町長選挙は平成16年8月22日投票、即日開票され、新人の酒井芳秀(さかい・よしひで、59歳)元道議会議長が、現職の沢田房晴(さわだ・ふさはる、56歳)町長を破り初当選を果たした。酒井氏は、4年前の同町長選挙では沢田氏を応援したが、今回一転しその町長選に自分が対抗馬として立候補。「新冠・三石との合併で“ひだか市”誕生を自分の手で成し遂げたい」と訴え、道議会議長経験の底堅さをみせ、幅広い支持を集めた。

酒井氏は、昭和19年9月15日生、三石町出身、北大工学部卒。会社役員(酒井建設・三石)、地崎宇三郎代議士秘書、自民党日高連合支部長、54年道議落選、58年道議初当選(日高支庁・5回)、平成13年同議長、15年4月自民党を離党し無所属で知事選に立候補したが惨敗。

有権者数        18,111人

投票者数        14,315人

投票率          79.04%

無効票             101票

当選    酒井 芳秀  7,353票

        沢田 房晴  6,861票

【静内町長選挙経過】

□平成16年5月11日、前道議会議長の酒井芳秀(さかい・よしひで、59歳)氏は静内町内のホテルで記者会見し平成16年8月17日告示される同町長選挙に立候補することを正式に表明した。

酒井氏は、昭和19年9月15日生、三石町出身、北大工学部卒。会社役員(酒井建設・三石)、地崎宇三郎代議士秘書、自民党日高連合支部長、54年道議落選、58年道議初当選(日高支庁・5回)、平成13年同議長、15年4月自民党を離党し無所属で知事選に立候補したが落選。

□平成16年3月12日、現職の沢田房晴(さわだ・ふさはる、56歳)町長は定例町議会で平成16年8月17日告示される同町長選挙に再選を目指して出馬することを表明した。

沢田氏は、昭和22年12月生、恵山町出身、北海学園大法卒。60年檜山支庁振興課地方係長、62年釧路支庁振興課市町村係長、平成元年企画振興部交通対策課鉄道交通係長、3年同調整課調整係長、5年渡島支庁振興課長、7年石狩支庁振興課長、8年総務部防災消防課長補佐、10年同管財課長補佐、11年5月25日静内町助役就任。8月15日付退職。12年8月27日町長就任。現在1期目。

□平成16年3月6日、前道議会議長の酒井芳秀(さかい・よしひで、59歳)氏は同町内会の会合で平成16年8月17日告示、同月22日投票の同町長選挙に出馬する意向を明らかにした。法定合併協議会(静内・新冠・三石)を見越しての立候補で、正式表明は3月末の予定。

□平成16年3月2日、静内町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成16年8月26日)の日程を平成16年8月17日告示、同月22日投票と決めた。即日開票される。

 

南茅部町

出直し選挙で現職後継の細井前助役当選、任期は12月1日まで

現職の飯田満(66歳)町長辞職(公選法の疑いで逮捕)に伴う南茅部町長選挙は平成16年8月29日投票、即日開票され、飯田前町長の路線継承を訴えた新人の細井徹(ほそい・とおる。61歳)前助役が、4度目の町長選挙に挑んだ同じく新人の酒井鉄雄(さかい・てつお、63歳)同町町議会議員を破り、初当選を果たした。任期は約3ヶ月で、函館など4市町村合併の平成16年12月1日まで。

細井氏は、南茅部町出身、函館有斗高校卒。昭和37年同町役場入り、企画課長、総務課長、水産課長、平成11年助役就任。

有権者数              5,910人

投票者数              4,929人

投票率                  83.40%

無効票                     27票

当選       細井 徹           2,660票

              酒井 鉄雄       2,242票

【南茅部町長選挙経過】

□平成16年8月18日、細井徹(61歳)同町助役は平成16年8月24日告示される同町長選挙に出馬することを明らかにした。同日付で杉浦幸弘同町議会議長に辞職願を提出した。

細井助役は、業界団体や町議会議員などに出馬の要請を受けていたが8月12日に不出馬の意向を伝えていた。飯田町政の後継者として立候補する。

□平成16年7月25日、酒井鉄雄(63歳)同町町議会議員は平成16年8月24日告示される同町長選挙に出馬する意向を明らかにした。

酒井氏は、昭和15年10月30日生、南茅部町出身、南茅部漁業高等学校卒。同町福祉課長、税務課長、総務部長を歴任し、平成3年、7年、11年の3回の町長選に出馬し落選、15年同町議会議員選挙で当選。

□平成16年7月23日、南茅部町選挙委員会は公選法の疑いで逮捕された現職の飯田満(66歳)町長辞職に伴う町長選挙の日程を、平成16年8月24日告示、同月29日投票と決めた。即日開票される。新町長の任期は平成16年12月1日に予定される4市町村の合併まで。

□平成16年7月23日、南茅部町議会は臨時会を開き、現職の飯田満(66歳)町長から提出されていた辞職願を全会一致で同意した。明日から50日以内の9月11日までに町長選挙が行われる。

□平成16年7月20日、公選法の疑いで逮捕された現職の飯田満(66歳)町長は代理人(菅原憲夫弁護士)を通じて辞表を同町議会議長へ提出した。

□平成16年7月16日、南茅部町長の飯田満(67歳)氏が公職選挙法違反(公務員の地位利用)の疑いで逮捕された。道警函館方面本部捜査課と函館中央署の調べによると、7月11日投票された参院選で、東京都内で出版社を経営する同町出身の知り合いから、自民党比例代表候補(笹川博義・37歳=落選)への選挙応援の依頼を受け、飯田町長が同町の幹部職員に投票と票の取りまとめを依頼した疑い。

笹川博義は、自民党の笹川堯(父は故良一氏・日本財団創設者)衆議院小選挙区群馬2区の3男。

 

佐呂間町長選挙

現職の堀町長無投票で5選果たす

任期満了に伴う佐呂間町長選挙は平成16年8月24日告示され、現職の堀次郎(ほり・じろう、66歳)町長以外に立候補の届け出が無く同氏の無投票5選が決まった。

堀氏は、昭和13年7月3日生、石川県金沢市出身、帯広畜産大獣医学科卒。同町議、獣医。63年9月町長就任。

 

中標津町長選挙

新人の西沢前議長、元同僚議員を破り初当選

任期満了(現職の新出実町長勇退)に伴う中標津町長選挙は平成16年8月29日投票、即日開票され、勇退する新出町長の路線を継承する新人の西沢雄一(にしざわ・ゆういち、61歳)前同町議会議長が、浦臼町との合併(平成17年10月予定)に反対する同じく新人の中川勉(なかがわ・つとむ、72歳)元町議(会社社長)を破り初当選を果たした。

西沢氏は、昭和19年9月1日生、中標津町出身、中標津高卒。中標津町議会議員・3期、同議長。中標津青年会議所理事長。会社社長。

破れた中川氏は、昭和7年3月26日生、標津町出身、中標津高校卒。元町議、会社社長。

有権者数        18,494人

投票者数        13,327人

投票率           72.06%

無効票             322票

当選    西沢 雄一    8,287票

        中川 勉      4,718票

【中標津町長選挙経過】

□平成16年6月21日、西沢雄一同町議会議長は新聞社の取材で平成16年8月24日告示される同町長選挙に出馬する意思を示した。同氏に対して町内の経済団体から、擁立の動きがあった。

西沢氏は、昭和19年9月1日生、中標津町出身、中標津高卒。中標津町議会議員・3期、同議長。会社社長。

□平成16年6月14日、現職の新出実(しんで・みのる、74歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成16年9月29日)に出馬せず、今期限りで引退することを表明した。現在浦臼町と法定協議会を設置している。

新出氏は、昭和4年9月22日生、旭川市出身、北大法経学部卒。北海道総務部婦人事務局長、根室支庁長(昭和53.2〜55.3)、道青少年部長、(55.4〜56.1)、旭川市総務部長(56.1〜59.12)、同助役(63.12〜平成2.1)、旭川保健医療センター代表取締役。平成4年町長就任。現在3期目。

□平成16年6月2日、中標津町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成16年9月29日)の日程を平成16年8月24日告示、同月29日投票と決めた、即日開票される。

※ 羅臼町との合併協議会で、来年10月をめどに新しい市が誕生する予定で、新市長選が行われると、今回の中標津町長の任期は1年足らずとなる。

 

9月(1町)

 

日高町長選挙

現職の西尾町長再選

任期満了に伴う日高町長選挙は平成16年9月21日告示され、現職の西尾正(にしお・ただし、62歳)町長以外に立候補の届け出が無く同氏の無投票再選が決まった。

西尾氏は、昭和17年生、日高町出身、法政大文卒。同町企画室長、産業課長、助役を歴任。平成12年町長就任。現在1期目。

 

10月(5町)

 

月形町長選挙

出直し町長選挙で桜庭前町議が雪辱果たす

現職の奥山功(61歳)町長逮捕辞職に伴う月形町長選挙は平成16年10月3日投票、即日開票され、新人の桜庭誠二(さくらば・せいじ、54歳)同町元町議が、同じく新人の薬局経営渋谷隆(しぶや・たかし、74歳)氏を破り初当選を果たした。

桜庭氏は、昭和25年4月6日生、新十津川町出身、酪農学園短大卒。農業。平成7年4月同町議当選(2期)。同町農業委員、篠津中央土地改良区理事。今年の年4月の同町長選挙に立候補し、今回逮捕された奥山町長に敗れている。

有権者数              3,526人

投票者数              2,933人

投票率                  83.18%

無効票                    103票

当選       桜庭 誠二       1,849票

              渋谷 隆             981票

【月形町長経過】

□平成16年9月21日、薬局経営渋谷隆(74歳)氏は新聞社の取材で平成16年9月28日告示される同町長選挙に出馬する意志を固めたことが明らかになった。

渋谷氏は、新潟県出身、小樽桜陽高校卒。自衛官、薬店経営、月形商工会副会長、奥山功前町長の後援会副会長も務めた。

□平成16年9月13日、福居正憲(59歳)同町議会議長は平成16年9月28日告示の同町長選挙に出馬しないことを明らかにした。

□平成16年9月9日、福居正憲(59歳)同町議会議長は平成16年9月28日告示の同町長選挙に出馬する意志を固めた。同氏は奥山功前町長の後援会を引き継ぐ予定。

福居氏は、昭和20年2月22日生、月形町出身、札幌工業高校卒。62年同町議当選(5期)、同議長、福居建設(昭和18年創業・資本金2千万円)社長。

□平成16年9月9日、桜庭誠二(54歳)同町前町議は平成16年9月28日告示の同町長選挙に出馬する意志を示した。

桜庭氏は、昭和25年4月6日生、新十津川町出身、酪農学園短大卒。農業。平成7年4月同町議当選。同町農業委員、篠津中央土地改良区理事。16年4月同町長選挙落選。

□平成16年8月18日、月形町選挙管理委員会は公選法の疑いで逮捕された奥山功(61歳)町長辞任に伴う町長選挙の日程を、平成16年9月28日告示、10月3日投票と決めた。即日開票される。

□平成16年8月17日、月形町議会は臨時町議会を開き、現職の奥山功町長から提出されていた辞職願を全会一致で同意した。同日付で奥山町長の退職が決まった。公選法の規定で辞職日から五十日以内に出直し選挙が実施される。

□平成16年8月13日、月形町議会は議会運営委員会を開き、公職選挙法違反の疑いで逮捕、送検された奥山功町長の辞職問題を協議する臨時町議会の日程を決めた。臨時町議会は8月17日に開かれる。

□平成16年8月13日、公職選挙法違反の疑いで逮捕、送検された月形町長の奥山功容疑者(61)は、弁護人を通じ同町議会議長に同日付の辞職願を提出した。

主任弁護人の馬杉栄一弁護士は、札幌市内で記者会見し、奥山町長のコメントを発表した。

□現職の奥山町長公職選挙法の疑いで逮捕される

平成16年8月6日、月形町長の奥山功(61歳)氏が公職選挙法違反(特定公務員の選挙活動禁止、事前運動)の疑いで逮捕された。岩見沢署の調べによると7月11日投開票された参院選で、部下の選挙管理委員会書記長を務める金沢実総務課長と共謀し、約20人の町職員に自民党比例代表で当選した長谷川憲正元郵政審議官への票の取りまとめを依頼した疑い。

【平成16年4月の月形町長選挙結果】

任期満了に伴う月形町長選挙は平成16年4月18日投票、即日開票され、現職の奥山功(おくやま・いさお、60歳)町長が、新人の桜庭誠二(さくらば・せいじ、54歳)同町前町議を破り再選を果たした。票差は178票だった。

奥山氏は、月形町出身、道立農業技術講習所修了。道農業改良普及員(16年)、月形町財政課長、平成8年同町長選挙に出馬し落選、同町商工会事務局長。平成12年町長就任。

有権者数              3,494人

投票者数              3,172人

投票率                  90.80%

無効票                     56票

当選       奥山 功           1,647票

              桜庭 誠二       1,469票

【平成16年4月の月形町長選挙経過】

□平成16年3月17日、桜庭誠二(53歳)同町前町議は平成16年2月13日告示の同町長選挙に出馬する意志を固めた。

桜庭氏は、昭和25年4月6日生、月形町出身、酪農学園短大卒。農業。平成7年4月同町議当選。同町農業委員、篠津中央土地改良区理事。

□平成16年2月10日、月形町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成16年4月26日)の日程を平成16年2月13日告示、同18日投票と決めた。即日開票される。

□平成16年1月25日、現職の奥山功(おくやま・いさお、60歳)町長は後援会の会合で次期町長選挙(任期満了は平成16年4月26日)に再選を目指して出馬することを表明した。

奥山氏は、月形町出身、道立農業技術講習所修了。道農業改良普及員(16年)、月形町財政課長、平成8年同町長選挙に出馬し落選、同町商工会事務局長。平成12年町長就任。現在1期目。

 

遠別町長

現職の川島町長無投票で再選果たす

任期満了に伴う遠別町長選挙は平成16年10月12日告示され、現職の川島茂之(かわしま・しげゆき、65歳)町長以外に立候補の届け出が無く、同氏の無投票再選が決まった。

川島氏は、昭和14年1月15日生、遠別町出身、旭川農業高校卒。同町振興課長、財政課長、平成7年助役就任。12年町長就任。

 

蘭越町長選挙

現職の宮谷内町長大差で5選果たす

任期満了に伴う蘭越町長選挙は平成16年10月17日投票、即日開票され、現職の宮谷内留雄(みやうち・とめお、66歳)町長以外が、新人の中島信幸(なかじま・のぶゆき、66歳)元町議を大差で破り5選を果たした。

宮谷内氏は、昭和12年8月15日生、蘭越町出身、産業能率短大卒、自治大学校修了。同町総務課庶務係長、総務課長、助役を歴任。63年11月町長就任。

敗れた中島氏は、蘭越町出身、蘭越町立名駒中卒。蘭越町農協理事、同町議、農業。

有権者数              4,923人

投票者数              3,838人

投票率                  77.96%

無効票                    143票

当選       宮谷内留雄    3,018票

              中島 信幸         677票

【蘭越町長選挙経過】

□平成16年7月27日、蘭越町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成16年11月12日)の日程を平成16年10月12日告示、同月17日投票と決めた。即日開票される。

□平成15年12月17日、現職の宮谷内留雄(みやうち・とめお、66歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成16年11月12日)に5選を目指して出馬することを表明した。

宮谷内氏は、昭和12年8月15日生、蘭越町出身、自治大学校修了。同町総務課庶務係長、総務課長、助役を歴任。63年11月町長就任。現在4期目。

 

鷹栖町長選挙

現職の佐藤町長無投票で再選果たす

任期満了に伴う鷹栖町長選挙は平成16年10月19日告示され、現職の佐藤節雄(さとう・せつお、56歳)町長以外に立候補の届け出が無く、同氏の無投票再選が決まった。

佐藤氏は、昭和22年生、鷹栖町出身、旭川北高卒。41年同町役場採用、農政課長、企画課長、平成11年5月助役就任。12年町長就任。故父・一郎氏は元鷹栖農協参事。

 

池田町長選挙

現職の勝井町長無投票で再選果たす

任期満了に伴う池田町長選挙は平成16年10月19日告示され、現職の勝井勝丸(かつい・かつまる、54歳)町長意外に立候補の届け出が無く、同氏の無投票再選が決まった。

勝井氏は、宮城県出身、山梨大工学部卒。同町管財課車両係長、福祉課長、企業部長を歴任。平成12年町長就任。

 

11月(4町村)

 

真狩村長選挙

佐々木前村議42票差で現職破る

任期満了に伴う真狩村長選挙は平成16年11月7日投票、即日開票され、新人の佐々木和見(ささき・かずみ、52歳)前同村議会議員が、現職の筒井末美(つつい・すえみ、55歳)村長を破り初当選を果たす。佐々木氏は村政刷新を訴え、役場の機構改革と職員の配置適正化を前面に揚げ、現職に42票差で競り勝った。2回続けて現職が敗れている。

佐々木氏は、昭和27年2月14日生、真狩村出身、酪農学院短大卒。農業従事、平成7年同村議(3期)、村PTA連合会長。

有権者数              1,980人

投票者数              1,828人

投票率                  92.32%

無効票                     26票

当選       佐々木和見    922票

筒井 末美       880票

【真狩村長選挙経過】

□平成16年9月3日、真狩村選挙管理委員会は次期村長選挙(任期満了は平成16年11月26日)の日程を平成16年11月2日告示、同月7日投票と決めた。即日開票される。

□平成16年7月2日、佐々木和見(52歳)同村議会議員は次期村長選挙(任期満了は平成16年11月26日)に出馬する意向を新聞社の取材で明らかにした。

佐々木氏は、昭和27年2月14日生、真狩村出身、酪農学院短大卒。農業従事、同村議3期、村PTA連合会長。

□平成16年3月8日、現職の筒井末美(つつい・すえみ、54歳)村長は定例村議会で次期村長選挙(任期満了は平成16年11月26日)に再選を目指して出馬することを表明した。

筒井氏は、真狩村出身、北星学園大経済学部卒。昭和48年同村役場採用、住民課長、平成9年から12年6月まで同議会事務局長を務めた。12年11月27日町長就任。現在1期目。

 

弟子屈町長選挙

現職の徳永町長無投票で再選果たす

任期満了に伴う弟子屈町長選挙は平成16年11月2日告示され、現職の徳永哲雄(とくなが・てつお、55歳)町長以外に立候補の届け出が無く、同氏の無投票再選が決まった。

徳永氏は、弟子屈町出身、弟子屈高卒。酪農家、平成3年12月旧摩周湖農協組合長、12年4月農協合併で新摩周湖農協副組合長、同町農業委員会会長。同年町長就任。

 

様似町長選挙

現職の橋爪町長無投票で再選果たす

任期満了に伴う様似町長選挙は平成16年11月16日告示され、現職の橋爪正利(はしづめ・まさとし、68歳)町長以外に立候補の届け出が無く同氏の無投票再選が決まった。

橋爪氏は、昭和11年9月20日生、浦河高卒。34年同町役場入り、民生課長、総務課長、議会事務局長、収入役、平成12年2月同助役就任。12年12月19日町長就任。

 

上富良野町長選挙

上富良野町長選挙(任期満了は平成16年12月26日)は平成16年11月28日投票。

【詳細は本誌地方選挙News参照】

 

12月(1町)

 

浜中町長選挙

浜中町長選挙(任期満了は平成17年1月9日)は平成16年12月14日告示。