札幌市長選をめぐる動き

(平成15年5月25日告示、6月8日投開票)

 

● 出馬を正式に表明している札幌市長選候補者

・自民党系=石崎岳(47歳)前衆院議員

・民主党系=上田文雄(54歳)弁護士

・無党派系=中尾則幸(56歳)元参院

・共産党=青山慶二(48歳)共産党北海道委員会副委員長

 

◎平成15年5月────────────────────────────────

□平成15年5月16日、青山慶二(48歳)共産党北海道委員会副委員長は札幌市役所で記者会見し5月25日告示の同市長選の再選挙に出馬することを表明した。

先の選挙で共産党推薦で出馬した佐藤氏は最下位の第7位で54,126票(得票率・6.80%)を獲得(有効投票数の10%以下で240万円を供託金没収された)。

□平成15年5月15日、札幌市選挙管理委員会は再選挙になった札幌市長選挙立候補者ポスター掲示板(8人分掲示可能)2,153カ所分を市内に設置し始めた。

□平成15年5月13日、4月の同市長選挙で無党派として立候補した中尾則幸(56歳)元参院が札幌市内の後援会事務所で記者会見し5月25日告示の同市長選の再選挙に出馬することを正式に表明した。

中尾氏は第2位で168,474票(得票率21.15%)獲得(法定得票数は199,104票で30,630票少なかった)。

□平成15年5月12日、札幌市選挙管理委員会は立候補予定者を対象にした説明会を同市役所内で開いた。上田文雄(54歳)弁護士、石崎岳(47歳)前衆院議員、中尾則幸(56歳)元参院、佐藤宏和(50歳)団体事務局長、道見重信(58歳)前同市議会議員の5氏の陣営関係者が出席した。

□平成15年5月12日、4月の同市長選挙で自民党・保守新推薦として立候補した道見重信(58歳)前同市議会議員が札幌市内のホテルで記者会見し、札幌市長選再選挙に出馬しないことを表明した。

道見氏は第3位で159,787票(得票率・20.06%)を獲得(法定得票数は199,104票で39,317票少なかった)

□平成15年5月12日、4月の同市長選挙で無党派として立候補した秋山孝二財団理事長が札幌市役所で記者会見し、札幌市長選再選挙に出馬しないことを表明した。

秋山氏は第4位で97,327票(得票率12.22%)を獲得

□平成15年5月10日、4月の同市長選挙で無党派として立候補した坪井善明早大教授と、山口たか前札幌市議がそれぞれ札幌市内のホテルで記者会見し、札幌市長選再選挙に出馬しないことを表明した。

坪井氏は第5位で76,405票(得票率・9.59%)を獲得(有効投票数の10%以下で240万円を供託金没収された)。

山口氏は第6位で67,785票(得票率・8.51%)を獲得(有効投票数の10%以下で240万円を供託金没収された)。

□平成15年5月10日、自民党札連は札幌市内のホテルで定期総会を開き、札幌市長選再選挙候補として出馬を表明している石崎岳前衆院議員の推薦を決めた。また吉川貴盛(衆院議員)会長の辞任に伴う後任会長に伊達忠一参院議員(北海道選挙区)を選出した。

□平成15年5月9日、石崎岳前衆院議員は札幌市内のホテルで札幌経済団体の幹部と会談し同氏への支持を要請した。

□平成15年5月9日、4月の同市長選挙で無党派として立候補した中尾則幸元参院議員、秋山孝二財団理事長、坪井善明早大教授、山口たか前札幌市議の4人が札幌市内のホテルで無党派候補一本化に向けた協議(呼び掛け人・秋山孝二)を行った。

□平成15年5月7日、明るい札幌市政をつくる会(共産党推薦の佐藤宏和氏を擁立した団体)の役員会が開かれ、5月25日告示の同市長選再選挙の候補者擁立には結論が出なかった。

佐藤氏は最下位の第7位で54,126票(得票率・6.80%)を獲得(有効投票数の10%以下で240万円を供託金没収された)。

□平成15年5月7日、高橋はるみ新北海道知事は利尻富士町で記者会見し、札幌市長選再選挙に出馬する石崎岳前衆院議員の支援を表明した。

□平成15年5月4日、石崎岳(47歳)前衆院議員は札幌市豊平区のホテルで記者会見し5月25日告示の同市長選再選挙に出馬することを正式に表明した。

石崎氏は、昭和3079日生、旭川出身、札幌北高、54年京都大学文学部卒。北海道放送(HBC)記者、63年道政記者クラブ配属、平成4年「テレポート6」キャスター就任、87月HBC退社(17年勤務)、同10月衆院選(道3区)当選(自民党)、107月北海道開発政務次官就任(小渕内閣)、126月総選挙落選。

□平成15年5月1日、桂信雄(72歳)札幌市長は3期12年の任期を終え退任した。新市長が決まるまで佐々木喜四助役が職務代理者を務める。

□平成15年5月1日、札幌市選挙管理委員会は札幌市長選の再選挙の日程を5月25日告示、6月8日投票と決めた。即日開票される。当日はYOSAKOIソーラン祭り開催中、再選挙費用は5億8千万円の見込み。4年後の同市長選挙は統一地方選挙の日程で執行される。

◎平成15年4月────────────────────────────────

□平成15年4月22日、上田文雄(54歳)弁護士は札幌市中央区の選対事務所で記者会見し6月に予定される札幌市長選の再選挙に出馬することを正式に表明した。

今回の市長選挙では最多得票の172,512票(得票率・21.7%)を獲得(法定得票数は199,104票で26,592票少なかった)。

上田氏は、昭和23年6月11日生、幕別町出身、本籍=札幌市、中央大法学部卒。53年弁護士登録・道中法律事務所、NPO法人・北海道NPOサポートセンター理事長、NPO推進北海道会議代表理事、NPO越智基金管理運用委員長。現在は道内の医療事故訴訟の多くを手がけているほか、58年の道知事選で横路孝弘知事を誕生させた勝手連に参加した経歴を持ち、同じ法律事務所に所属し横路氏とは運命共同体。

◎札幌市長選挙投開票・平成15年4月13日───────────────────

□平成15年4月13日、札幌市長選挙が投票、即日開票され、「当選人」に必要な法定得票数(有効投票数の25%)を達した候補者が一人もいなく、異例の出直し選挙が行われることになった。

◎平成15年3月────────────────────────────────

□平成15年3月30日、政令指定都市(札幌市のみ)の札幌市長選挙が告示され、過去最多の7人(上田文雄・秋山孝二・山口たか・道見重信・坪井善明・中尾則幸・佐藤宏和)が立候補を届け出た。4月13日に投票、即日開票される。平成15年3月26日現在の有権者数は1,500,154人で前回(平成11年)より65,994人増えている。

□平成15年3月29日、上田文雄(54歳)氏が同乗していた乗用車が帯広市内の交差点で事故を起こし顔などに軽傷を負った。父母の法要のため幕別町内のお寺に向かう途中だった。

□平成15年3月26日、北海道新聞社は世論調査(平成15年3月21日〜23日)を発表。中尾則幸(56歳)氏、秋山孝二(52歳)氏、道見重信(57歳)氏、上田文雄(54歳)氏が横一線で並び、佐藤宏和(50歳)氏、山口たか(53歳)氏、坪井善明(54歳)氏が追い上げている。

□平成15年3月24日、札幌商工会議所(西尾長光会頭)は正副会頭会議で札幌市長選挙の対応を協議した。保守分裂の選挙戦で同会議所として一本化は困難と判断し、自主投票と決めた。

□平成15317日、日本フロンティアの会・小田全宏代表(松下政経塾OB)は推薦・賛同候補を発表。北海道関係では秋山孝二札幌市長選候補を推薦した。

□平成15年3月13日、道見重信(57歳)札幌市議は東京都千代田区永田町の自民党本部で小泉純一郎(自民党総裁)首相から推薦証を受け取った。

□平成15年3月12日、道見重信(57歳)札幌市議は札幌市中央区北4条西7丁目札幌ホワイトビルで事務所開きを行った。

□平成15年3月11日、市民団体「盟約5(めいやく・ファイブ)」が山口たか(53歳)札幌市議を推薦することを決めた。同派の議員には金田誠一(北海道)衆院議員や鮫島宗明衆院議員、中村敦夫参院議員など社会民主党、民主党が多い。事務局=大阪市中央区玉造1−14−14−3F。電話=06−619−5313.

同団体は平成13年5月に山口二郎北大教授と今井一ジャーナリストが創案し、松谷清元静岡市議、佐喜眞道夫美術館長(沖縄)、知花昌一反戦地主などで結成。

山口氏は、昭和33年7月13日生、岡山出身、東京大学政治学部卒。北海道大学教授。

今井氏は、昭和29年6月8日生、大阪市出身、関西大学卒。ジャーナリスト。大阪在住。

松谷氏は、昭和26年生、新潟県出身、静岡大学工学部中退、54年「街と生活を考える市民センター」事務局長、62年静岡市議初当選(3期12年)、平成11年静岡県議落選。地方議員ネットワーク「虹と緑の500人リスト」代表。

□平成15年3月11日、佐藤宏和(50歳){共産党}北海道生活と健康を守る会連合会事務局長は若山俊六(64歳)全北海道教職員組合委員長と札幌市内の月寒グリードームで開かれた大規模集会に出席した。中央から上田耕一郎日本共産党副委員長が出席。

□平成15年3月10日、坪井善明(54歳)元北海道大学教授の政治団体「みんなでサッポロ・代表=名塩良一郎ナシオ会長」は2月25日から3月6日までの収支状況を公表した。

□平成15年3月2日、市民ネットワーク北海道(代表・中島和子)は臨時総会を開き上田文雄(54歳)弁護士推薦の採決で、賛成55人、反対20人、保留・棄権12人の賛成多数で可決された。しかし市民ネットワーク北海道を離脱した山口たか(53歳)札幌市議に対する役員の説明に不満の声が相次いだ。

□平成15年3月1日、上田文雄(54歳)弁護士は札幌市中央区北2条西2丁目セコム損保ビルの選対事務で事務所開きを行った。

□平成15年3月1日、坪井善明(54歳)元北海道大学教授は札幌市中央区北1条西5丁目北1条ビルで選対「みんなで札幌市長をつくる100人委員会・代表=名塩良一郎ナシオ会長」事務所開きを行った。

□平成15年3月1日、道見重信(57歳)札幌市議は札幌市内のホテルニューオータニで記者会見し4月に行われる同市長選挙に正式に出馬することを表明した。

◎平成15年2月────────────────────────────────

□平成15年2月28日、自民党札連は札幌市内で総務会・選対委員会の合同会議を開き道見重信(57歳)札幌市議を推薦するこことを決めた。

同党と共同歩調を取ってきた経済界は道見氏擁立で分裂、公明党も距離を置き始めた。

□平成15年2月26日、山口たか(53歳)札幌市議は札幌市豊平区豊平4条7丁目に後援会「市民自治を創るさっぽろ市民の会」事務所開きをした。

□平成15年2月25日、坪井善明(54歳)元北海道大学教授は札幌市内で記者会見し4月に行われる札幌市長選に出馬することを正式に表明した。

坪井氏は、昭和23111日生、埼玉県出身、東京大学大学院修。ベトナム政治・社会史。北海道大学法学部教授、早稲田大学教授。北海学園大、北星学園大講師。

□平成15年2月24日、連合北海道のUIゼンセン同盟北海道支部(旧同盟系・流通、小売り、繊維業界の労組が加盟する国内最大規模の民間産別組織・札幌市内の組合員は約7,000人)は秋山孝二(51)財団理事長を推薦することを決めた。

□平成15年2月23日、伊藤義郎北海道建設業協会会長は札幌市内の札幌パークホテルで開かれた自民党道連臨時大会後、記者団に4月の札幌市長選挙候補として札幌市役所内出身者の擁立に期待感を示した。

□平成15年2月20日、札幌市の佐々木喜四郎、高橋賢治両助役が4月の同市長選挙候補として、田中賢龍(56歳)同市都市局長に出馬を打診していたことが分かった。

田中氏は、昭和21年10月27日生、稚内出身、稚内高卒、同志社大文学部卒。47年11月同市採用、59年市民局青少年婦人部企画係長、62年財政局財政課予算主査、平成2年環境局緑化推進部公園管理課事務係長、4年総務局職員研修所課長職で北海道派遣(商工観光部商業貿易振興室商業流通課主幹、同室長は山口博司氏で現在道副知事)、6年4月民生局高齢化対策推進部高齢化対策課長、9年4月企画調整局プロジェクト推進担当部長、11年6月財政局財政部長、14年4月都市局長。

□平成15年2月19日、道見重信(57歳)札幌市議は札幌市内のホテルニューオータニで記者会見し「4月に行われる同市長選挙に立候補する意志を固めた」と述べ自民党札連に推薦を要請する。

道見氏は、昭和20年4月23日生、中札内村出身、専修大卒。札幌JC理事長、玄米酵素専務、元札幌市議会自民党幹事長。札幌市議(自民党・北区選出・3期)。

□平成15年2月18日、坪井善明(54歳)元北海道大学教授は札幌市内の札幌グランドホテルで記者会見し4月に行われる札幌市長選に出馬する意向を表明した。「みんなで札幌市長をつくる百人委員会」(名塩良一郎会長)が同氏に出馬要請していた。

□平成15年2月17日、上田文雄(54歳)弁護士は札幌市内のセンチュリーロイヤルホテルで記者会見し4月に行われる札幌市長選に出馬することを正式に表明した。民主党札幌、連合札幌などが要請していた。

上田氏は、昭和23年6月11日生、幕別町出身、中央大法学部卒。53年弁護士登録・道中法律事務所、NPO法人・北海道NPOサポートセンター理事長、NPO推進北海道会議代表理事、NPO越智基金管理運用委員長。現在は道内の医療事故訴訟の多くを手がけているほか、前道知事で民主党の横路孝弘氏を支持する勝手連に参加した経歴を持つ。

□平成15年2月16日、「札幌市長を考える中小企業事業主交流会」(代表世話人・松林峰春・市内の経営者ら140人参加)は札幌市内のホテルで道見重信(57歳)札幌市議に4月に行われる同市長選挙に出馬を要請した。

□平成15年2月14日、市民ネットワーク北海道(代表中島和子)は「上田文雄(54歳)市長候補と連動し、過去最大の6人を擁立する市議選で全員当選を目指す」と述べ、また、市民ネットワーク北海道を離脱した山口たか(53歳)札幌市議(豊平区・前市民ネットワーク北海道)を支持しないことを表明した。しかし関係者には戸惑いも有り、「山口さんを切り捨ててもいいのか」と複雑な表情で話す市民ネット支持者もいる。

◎平成15年1月────────────────────────────────

□平成15年1月20日、中尾則之(56歳)元参院議員は札幌市内の京王プラザホテルで記者会見し平成15年3月30日告示の札幌市長選挙に出馬することを正式に表明した。

□平成15116日、「みんなで札幌市長をつくる百人委員会」は候補者リストに挙がっていた高橋はるみ(49歳)前北海道経済産業局長が知事選出馬の見通しとなり、札幌市長選挙の候補者選定の作業に遅れが出る可能性も出てきた。

□平成15114日、「みんなで札幌市長をつくる百人委員会」の第3回小委員会が札幌市内の札幌グランドホテルで開かれ、男女4人に候補を絞り込み最終段階に入った。

予想される候補者名は、高橋はるみ(49歳)前北海道経済産業局長(経歴は下記参照)、坪井善明(54歳)元北海道大学教授(経歴は下記参照)、二宮洋二(にのみや・ようじ、51歳)前北海道財務局長(経歴は下記参照)、宮脇淳(みやわき・あつし、46歳)北大大学院法学研究科教授(経歴は下記参照)の4人。

二宮氏は、昭和26323日生、東京都出身、一橋大法卒。50年大蔵省入庁、北海道財務局長、神戸税関長。

宮脇氏は、昭和31年10月21日生、東京出身、日本大学法学部卒。財政学・行政学、参院事務局、経済企画庁物価局、日本総合研究所主席研究員。

□平成1518日、「みんなで札幌市長をつくる百人委員会」の小委員会が2回目の会合を開き候補者数人に絞り込んだが同市役所内部・同出身者は含まれなかった。

□平成1516日、札幌市内の市民グループが坪井善明(ちぼい・よしはる、54歳)元北海道大学教授を札幌市長選挙に擁立する動きがあることが判明した。新聞社の取材で「要請があれば検討したい」と述べている。

坪井氏は、昭和23111日生、埼玉県出身、東京大学大学院修。ベトナム政治・社会史。北海道大学法学部教授、早稲田大学教授。北海学園大、北星学園大講師。

◎平成14年12月───────────────────────────────

□平成141221日、「みんなで札幌市長をつくる百人委員会」の小委員会(会長=名塩良一、座長=和野内崇弘・札幌国際大学長、委員13人)が発足した。

名塩氏は、昭和7127日生、北見市出身、北海学園大経済学部卒。ナシオ会長、北海道菓子卸商組理事長、全国流通菓子卸協同組合理事長。

和野内氏は、昭和7824日生、浦河町出身、北海道学芸大札幌分校学芸学部卒。札幌国際大学理事長、同大学長、日本観光学会北海道支部長、日本ビジネス実務学会会長、北海道観光学会会長。

□平成141216日、秋山孝二(あきやま・こうじ、51)スズケン前副社長は札幌市内のホテルで記者会見し次期札幌市長選挙に無党派候補として出馬することを正式に表明した。秋山氏は、11月末にスズケンを退職している。

□平成141215日、石崎岳(47歳)前衆院議員は次期札幌市長選挙に不出馬の意向を関係者に伝えた。

◎平成14年11月───────────────────────────────

□平成141130日、札幌市内の若手経営者らが 札幌市内のホテルで「石崎岳さんに市長選出馬を要請する会」を旗揚(約300人)げした。1215日以降正式に要請する。

□平成141128日、札幌市内の市民グループは山口たか(52歳)札幌市議(豊平区・市民ネットワーク北海道)に次期市長選に出馬要請した。

山口氏は、昭和1514日生、札幌市出身、早稲田大学教育学部中退。市民ネット運営委員、平成34月同市議初当選、現在3期目。

□平成141125日、現職の桂信雄(かつら・のぶお、72歳)市長は市役所内で臨時記者会見し、次期市長選挙(任期満了は平成1551日)に出馬せず、今期限りで勇退することを正式に表明した。戦後、原田与作・板垣武四・桂信雄と11期(44年)助役出身者が市長を勤めた。

桂氏は、昭和51018日生、札幌市出身、北大法経学部卒。北区長、企画調整局長、教育長を経て昭和58年から平成25月まで助役を務めた。3年市長就任、現在3期目。

□平成14117日、秋山孝二(あきやま・こうじ、51)スズケン副社長は次期札幌市長選挙(任期満了は平成1551)に出馬する意向を明らかにした。

秋山氏は、昭和26118日生、札幌市出身、千葉大学教育学部卒。秋山愛生館社

長、平成10年スズケン(医薬品卸・名古屋市)と合併し同社副社長、北海道シルバーサービス振興会副会長。

□平成14116日、石崎岳(いしざき・がく、47歳)前衆院議員は次期札幌市長選挙(任期満了は平成15年5月1日)に出馬の意向を固めた。

石崎氏は、昭和3079日生、旭川出身、札幌北高、54年京都大学文学部卒。北海道放送(HBC)記者、63年道政記者クラブ配属、平成4年「テレポート6」キャスター就任、87月HBC退社(17年勤務)、同10月衆院選(道3区)当選(自民党)、107月北海道開発政務次官就任(小渕内閣)、126月総選挙落選。

□同選挙に出馬の意向を表明している中尾則之(なかお・にるゆき、55歳)は、昭和211219日生、早来町出身、早大第一文学卒。37年札幌テレビ放送入社、記者、ディレクター、平成4年同退社。同年参院選当選(北海道選挙区)、10年参院選落選(比例区・民主党比例名簿第15位=12位まで当選)。党歴=4年社会党→74月護憲リベラル→平和・市民→85月さきがけ→同年11月民主党。