選挙結果

 

生田原町町長選挙

現職林町長4連続無投票で4選

任期満了に伴う生田原町長選挙は平成13年4月3日告示され、現職の林照雄(はやし・てるお、65歳)町長以外に立候補の届出がなく同氏の無投票4選が決まった。

林氏は、昭和10年10月29日生、生田原町出身、自治大学校卒。生田原町総務課長、企画室長、教育次長、同町助役を歴任。平成元年4月町長就任。

【生田原町長選挙経過】

□平成12年12月25日、現職の林照雄(はやし・てるお、65歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成13年4月22日)に4選出馬することを表明した。

林氏は、昭和10年10月29日生、生田原町出身、自治大学校卒。生田原町総務課長、企画室長、教育次長、同町助役を歴任。平成元年4月町長就任。現在3期目。

□平成12年12月13日、生田原町選挙管理委員会は次期町長選挙(現職の林照雄町長の任期満了は平成13年4月22日)の日程を平成13年4月3日告示、8日投票と決めた。即日開票される。

【過去の生田原町長選挙結果】

□平成9年4月8日告示

 任期満了に伴う生田原町長選挙は平成9年4月8日告示され、現職の林照雄町長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票3選が決まった。今まで選挙による洗礼を受けていない。

林氏は昭和10年生田原町出身、自治大学校卒。生田原町総務課長、企画室長、教育次長、同町助役を歴任。

□平成5年4月11日告示

 任期満了に伴う生田原町長選挙は平成5年4月11日告示され、現職の林照雄町長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票再選が決まった。

□平成元年4月9日告示

 任期満了に伴う生田原町長選挙は平成元年4月9日告示され、新人の林照雄氏以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票初当選が決まった。

 

占冠村長選挙

原村長無投票で再選

任期満了に伴う占冠村長選挙は平成13年4月3日告示され、現職の原淳二(はら・じゅんじ、68歳)村長以外に立候補の届出がなく同氏の無投票再選が決まった。

原淳氏は、昭和7年7月26日生、占冠村出身、23年村立占冠中学校卒(1期生)。同村議会事務局長、総務課長、助役(3期)を歴任し平成5年退任、同年より8年まで同村教育委員会委員長を務めた。9年4月村長就任。

【占冠村長選挙経過】

□平成12年12月19日、現職の原淳二(はら・じゅんじ、68歳)村長は定例村議会で次期村長選挙(任期満了は平成13年4月16日)に再選出馬することを表明した。

原淳氏は、昭和7年7月26日生、占冠村出身、23年村立占冠中学校卒(1期生)。同村議会事務局長、総務課長、助役(3期)を歴任し平成5年退任、同年より8年まで同村教育委員会委員長を務めた。9年4月村長就任。現在1期目。

【過去の占冠村長選挙結果】

□平成9年4月13日投票       

アルファリゾートの候補破れる、新村長に原元助役

 任期満了に伴う占冠村長選挙は平成9年4月13日投票、即日開票され、新人の原淳二元助役が、同じく新人の宮田久前助役を破り初当選した。原陣営は觀音信則村政20年の刷新と福祉充実を訴え、宮田氏は觀音村政継承とアルファリゾート・トマムの支持を受けた。昭和52年以降村長選挙は無投票だった。

 原淳氏は昭和7年占冠村出身、23年村立占冠中学校卒(1期生)。同村議会事務局長、総務課長、助役を歴任し平成5年退任、同年より8年まで同村教育委員会委員長を務めた。宮田氏は昭和18年占冠村出身、酪農学園大酪農学科卒。同村企画課長、助役。

        当日有権者数    1,384人

        投票者数      1,269人

        投票率       91.69%

        当選  原  淳二   752票

                宮田  久   501票

□平成5年4月11日告示

 任期満了に伴う占冠村長選挙は平成5年4月11日告示され、現職の観音村長以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票5選が決まった。

觀音氏は、昭和2年樺太出身、高小卒。占冠村産業課長、住民課長を歴任し、52年4月村長選に出馬し初当選を飾る。

□平成元年4月9日告示

 任期満了に伴う占冠村長選挙は平成元年4月9日告示され、現職の観音村長以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票4選が決まった。

 

音更町長選挙

現職山口町長再選

任期満了に伴う音更町長選挙は平成13年4月1日投票、即日開票され、現職の山口武敏(やまぐち・たけとし、61歳)町長が、新人の市川好裕(いちかわ・よしひろ、54歳)英語塾経営を大差で敗り再選を果たした。

 山口氏は、昭和15年3月15日生、本別町出身、帯広柏葉高定時制卒。同町広報広聴課長、企画課長、市街地開発促進室長、振興部長を歴任。平成9年4月町長就任。

有権者数                30,840人

投票者数                18,760人

投票率          60.83.%

無効票             238票

当選    山口 武敏    14,651票

        市川 好裕     3,826票

【音更町長選挙経過】

□平成13年2月1日、市川好裕(54歳)英語塾経営は次期町長選挙(平成13年3月27日告示)に出馬することを表明した。

市川氏は、大学講師、原水禁十勝ブロック協議会代表、住み良い音更町をつくる会代表(共産党音更町委員会の組織)、英語塾経営。

□平成13年1月9日、音更町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成13年4月9日)の日程を平成13年3月27日告示、4月1日投票と決めた。即日開票される。

□平成12年12月14日、現職の山口武敏(やまぐち・たけとし、60歳)町長は定例町議会で次期町長選挙に再選出馬する意向を表明した。

 山口氏は、昭和15年3月15日生、本別町出身、帯広柏葉高定時制卒。同町広報広聴課長、企画課長、市街地開発促進室長、振興部長を歴任。平成9年4月町長就任、現在1期目。

【過去の音更町長選挙結果】

□平成9年3月30日投票

金子町政の後継者、山口(前町振興部長)氏初当選

 任期満了(現職の金子尚一町長勇退)に伴う音更町長選挙は平成9年3月30日投票、即日開票された。16年ぶりの新人3人による選挙戦で、山口武敏(57)前同町振興部長が金子町政の継続を訴え保守層から革新系の団体まで幅広い支持基盤を固め、佐藤英(35)前同町会議員、得地三郎(66)農業を破り初当選した。

 山口氏は音更町出身、帯広柏葉高定時制卒。同町企画課長、市街地開発促進室長、振興部長を歴任。

        当日有権者数        29,196人

        投票率              74.58%

        当選        山口 武敏        10,534票 

                佐藤  英      9,653票

                得地 三郎    1,450票

□平成5年3月28日投票

 任期満了に伴う音更町長選挙は、平成5年3月28日投票、即日開票され、現職の金子尚一町長が、同町政で収入役を務めていた八巻隆氏を破り大差で4選を果たす。

 金子氏は大正15年音更町出身、函館工業卒。音更町経済部長、総務部長を経て助役に就任。北海道データサービス取締役。昭和56年4月、町長選に出馬。新旧助役同士による町内を二分する一騎打ちの末、初当選を飾る。平成元年は無競争。

        当日有権者数        26,301人

        当日投票者数        20,478人

        投票率              77.86%

        当選        金子 尚一        11,630票

                八巻  隆       8,479票

                藤井 久和      240票

□平成元年3月26日告示

 任期満了に伴う音更町長選挙は、平成元年3月26日告示され、現職の金子尚一町長以外に立候補の届出がなく同氏の無投票3選が決まった。

 

上士幌町長選挙

竹中氏2度目の挑戦で当選

現職辞職に伴う上士幌町長選挙は平成13年3月25日投票、即日開票され、新人の竹中貢(たけなか・みつぎ、52歳)同町元教育委員会社会教育課長が、同じく新人の鈴木孝夫(60歳)同町前建設課長を敗り初当選を飾った。

役場出身同氏の選挙戦は、知名度を生かした再挑戦の竹中氏は幅広い支持を集め、一方の鈴木氏は、告示4日前の出遅れ出馬表明が響いた。同町長選挙は平成3年、現職の高橋町長が西尾氏(前町長)に敗れてから、反町長派(高橋派)と町長派(西尾派)が激しく対立し、選挙のたびにチラシを使った非難、中傷合戦が繰り広げられている。

有権者数                            4,685人

投票者数                            4,131人

投票率                  88.17%

無効票                      7票

当選       竹中 貢                         2,623票

鈴木 孝夫       1,429票

【平成13年の上士幌町長選挙経過】

平成13年3月16日、鈴木孝夫(すずき・たかお、60歳)同町建設課長が3月20日告示される同町長選挙に出馬することを表明した。

鈴木氏は、上士幌町出身、帯広農業高卒。同町農業委員会事務局長、建設課長。

□平成13年3月6日、竹中貢(たけなか・みつぎ、52歳)同町元教育委員会社会教育課長が3月20日告示の同町長選挙に出馬する意向を固めた。今回で2度目の挑戦になる。

竹中氏は、昭和23年生、羽幌町出身、道教育大釧路卒。同町教育委員会社会教育課長。平成11年4月の同町長選挙に立候補し敗れる。現在、NPO「全国生涯学習まちづくり協会・千葉県松戸市」専務理事。

□平成13年2月9日、上士幌町選挙管理委員会は町長辞職に伴う同町長選挙の日程を平成13年月3日20日告示、同25日投票と決めた。即日開票される。

平成13年2月2日、現職の西尾敏幸町長が「町民、議会、職員におわびし、町長を辞任します」と辞職願・退職申出書など書類一式を、弁護士を通じて生山正治同町議会議長に提出、正式に受理された。

□平成13年1月31日、現職の西尾敏幸町長(48歳)が収賄の疑いで逮捕、的場政典(61歳)同町前農林課長でナリッシュ・ジャパン社長(食品加工業)と村元二郎(60歳)北海道アイホー調理機社長の2人も贈賄の疑いで逮捕された。

西尾氏は、昭和27年12月31日生、本別町出身、上士幌中卒。上士幌ボデー工業代表、上士幌町商工会青年部長(62年〜平成元年)、上士幌町商工会理事(62年〜平成3年)、3年5月町長就任(道内最年少・38歳)。現在3期目。

【平成11年の上士幌町長選挙結果】

□平成11年4月25日投票

現職の西尾氏3選を果たす

任期満了に伴う上士幌町長選挙は平成11年4月25日投票、即日開票され、現職の西尾敏幸(にしお・としゆき・46歳)町長が、新人の竹中貢(たけなか・みつぎ・50歳)前同町教育委員会社会教育課長を破り3選を果たした。

西尾氏は、昭和27年12月31日生、本別町出身、上士幌中学校卒。前職は上士幌ボデー工業代表取締役。

有権者数                            4,670人

投票者数                            4,342人

投票率                  92.98%

当選       西尾 敏幸       2,316票

              竹中  貢           1,983票

【平成11年上士幌町長選挙経過】

□平成10年12月25日、現職の西尾敏幸(45歳)町長は、同町で記者会見し「2期目の公約は90%ぐらい実現できたと自己評価しているが、やり残した仕事もある。緑豊かな町づくりに取り組みたい」と述べ同町長選に出馬することを表明した。

平成11年3月19日、竹中貢(50歳)同町教育委員会社会教育課長は、同町長選挙に出馬することを表明した。竹中氏は、昭和23年生、羽幌町出身、道教育大釧路卒、平成6年現職。

【過去の上士幌町長選挙結果】

□平成7年4月23日投票

現職の強み、西尾町長安定した戦い

任期満了に伴う上士幌町長選挙は423日投票即日開票され、現職の西尾敏幸(42歳)町長が、新人の菊地良治同町前農政課長(59歳)を破り再選した。前回(平成3年)は現職の高橋正一町長(4期目)を破り初当選。

当日有権者数   4,773人

投票者数     4,457人

投票率      93.38%

当選  西尾  敏幸  2,904票

      菊地  良治  1,518票

□平成3年4月21日投票

現職高橋町長敗れる

任期満了に伴う上士幌町長選挙は4月21日投票、即日開票され、新人の西尾敏幸氏が、現職の高橋正一町長(4期目)を破り初当選。西尾氏は38歳で道内最年少の町長が誕生した。

当日有権者数   4,831人

投票者数     4,571人

投票率      94.62%

当選  西尾  敏幸  2,260票

      高橋 正一  2,191票

 

風連町長選挙

現職の柳川町長再選

任期満了に伴う風連町長選挙は平成13年3月20日告示され、現職の柿川弘(かきかわ・ひろし、71歳)町長以外に立候補の届出がなく同氏の無投票再選が決まった。

柿川氏は、昭和5年3月4日生、風連町出身、尋常高等小学校卒、野幌高等酪農学校卒。農業、同町議会議員8期、風連土地改良区理事長、同町議会議長、平成9年3月町長就任。

【平成13年の風連町長選挙経過】

平成13年2月1日、風連町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成13年4月9日)の日程を平成13年3月20日告示、同25日投票と決めた。即日開票される。

柿川町長再選出馬

□平成12年12月20日、現職の柿川弘(かきかわ・ひろし、70歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成13年4月9日)に再選出馬することを表明した。

 柿川氏は、昭和5年3月4日生、風連町出身、野幌高等酪農学校卒。農業、同町議会議員8期、同町議会議長。現在1期目

【過去の風連町長選挙結果】

□平成9年3月30日投票

上川管内・風連町長選挙は16年ぶりの町長選で柿川前議長が圧勝

 任期満了(現職の谷慶蔵町長勇退)に伴う風連町長選挙は平成9年3月30日投票、即日開票された。16年ぶりの新人同士による選挙戦で、柿川弘(67)前同町議会議長が商工会や町内有力団体を手堅くまとめ、広田豪(60)前同町助役に642票の差を付けて初当選した。 柿川氏は昭和5年3月4日生、風連町出身、野幌高等酪農学校卒。農業、同町議会議員8期、同町議会議長。

        当日有権者数        4,682人

        投票率              90.47%

        当選        柿川  弘      2,423票       (無所属)

                広田  豪      1,781票       (無所属)

□平成5年3月28日

 任期満了に伴う風連町長選挙は平成5年3月28日告示され、現職の谷町長以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票4選が決まった。

 谷氏は、昭和8年3月28日生、風連町出身、道立名寄高校卒。27年風連町役場に入り、同耕地課長、国保診療所事務長を歴任。56年4月町長選に出馬、現職の中澤喜一町長との一騎打ちの末、700票の小差で初当選。以後、無競争当選している。

□平成元年4月2日

 任期満了に伴う風連町長選挙は平成元年4月2日告示され、現職の谷町長以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票3選が決まった。

 

留寿都村長選挙

現職の沢村長再選

任期満了に伴う留寿都村長選挙は平成13年3月20告示され、現職の沢宣彦(さわ・のぶひこ、69歳)村長以外に立候補の届出がなく同氏の無投票再選が決まった。

【平成13年の留寿都村長選挙】

□平成12年12月26日、現職の沢宣彦(さわ・のぶひこ、68歳)村長は定例村議会で次期村長選挙(平成13年3月20日告示)に再選を目指して出馬することを表明した。沢氏は、昭和7年1月13日生、浦河町出身。室蘭高、北大農学部卒。29年北海道庁入庁、50年網走支庁経済部長、52年農務部農政課参事、54年同農業経済課長、56年総務部審議室参事、58年根室支庁長、60年生活環境部長、61年自治研究所長、62年教育長、平成2年道退職、道青少年福祉協会理事長、私立札幌静修学園高校理事長。現在1期目。

祖父の沢茂吉氏(嘉永6年〜明治42年)は17歳で福沢諭吉の慶応義塾に入り、神戸女学院の教師を経て、明治15年北海道開拓会社「赤心社」に入り日高支庁浦河町荻伏に入植し、その後同社副社長、移住民教育のための教会堂兼学校を設立、41年道議会議員。祖父茂吉氏は日高地方の経済、文化の指導者だった。

□平成12年12月25日、留寿都村選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成13年4月3日)の日程を平成13年3月20日告示、同25日投票と決めた。即日開票される。

【過去の留寿都村長選挙結果】

□平成9年3月23日投票

任期満了に伴う留寿都村長選挙は平成9年3月23日投票、即日開票され、新人の沢宣彦(65)元道教育長が同じく新人の西岡実(61)前留寿都村農協組合長を破り、初当選した。

 沢氏は留寿都村とは直接にかかわりがないが、同村でルスツリゾートを経営している加森公人加森観光社長が1月に沢氏に村長選出馬を打診。2月に森敏秋同村議会議長に沢氏を紹介し、村議会議員12人中10人が沢氏出馬要請に同意した。昨年から村長選に意欲を見せていた吉野之雄道議会議員(民主党・道民連合、後志支庁・当選5回、共和町出身62歳)が2月に出馬断念(同議員の村長選出馬により道議会の与野党勢力が逆転する事態となるため)。現職の今野徳夫村長も平成8年9月26日に村議会で再選出馬を表明したが村を二分する激戦(過去4回・役場対農協)を考え再選を辞退している。

        当日有権者数        16,666人

        投票率              88.00%

        当選        沢  宣彦    915票 (無所属)

                西岡  実      521票 (無所属)

□平成5年3月30日告示

 現職の上木大五良村長病気辞任に伴う村長選挙は平成5年3月30日告示され、新人の今野徳夫氏以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票初当選が決まった。

今野氏は昭和10年7月20日生、ニセコ町出身、三重大学農学部卒。道林務部林産振興課利用開発係長、道立林業試験場企画指導部普及課長を歴任。父子(父・今野真夫氏・故人)2代の村長となる。

□平成元年10月8日投票

任期満了に伴う留寿都村長選挙は平成元年10月8日投票、即日開票され、現職の上木大五良村長が、新人の藤田成穂氏を大差で敗り4選を果たした。

上木氏は大正5年3月1日生、留寿都村出身、高小卒。留寿都村農協組合長を務め、昭和52年10月村長選に出馬。現職の反保村長の3選を阻止し初陣を飾る。

有権者数                1,593人

投票者数                1,284人

投票率          80.60%

当選    上木大五良  1,009票

        藤田 成穂      224票

 

奥尻町長選挙

出直し町長に鴈原前助役

現職町長辞職に伴う町長選挙は平成13年3月18日投票、即日開票され、新人の鴈原徹(がんばら・とおる、58歳)同町前助役が、同じく新人の制野征男(せいの・ゆくお、57歳)同元町議、小川文一(おがわ・ふみいち、54歳)海洋研究家の2人を大差で敗り初当選した。

鴈原氏は、昭和18年生、奥尻町出身、江差高卒。同町総務課長(7年)、助役(3年)、46年の町政施行から4代目の町長に就任。

前回の任期満了町長選挙から半年で出直し選挙となり、3人以上の立候補は昭和50年以来の26年ぶり。

有権者数                            3,257人

投票者数                            9,793人

投票率                  85.75%

無効票                    115票

当選       鴈原 徹                         1,699票

制野 征男         869票

小川 文一         110票

【平成13年の奥尻町長選挙経過】

平成13年3月12日、制野征男(せいの・ゆくお、57歳)同元町議は同町長選挙に共産党推薦で立候補することを正式に表明した。

制野氏は、昭和18年8月7日生、函館市出身、函館東高卒。共産党役員。同町高齢者事業団事務局長、同町議6期務めた。

平成13年3月5日、鴈原徹(がんばら・とおる、58歳)同町助役は定例町議会で「このままで役場を去ることは無念、諸問題に道筋をつけるのも自らの責任の取り方と考え、立候補を決意した」と延べ同町長選挙に正式に出馬表明した。鴈原氏は、新村卓実同町議会議長に辞表を提出、9日の定例町議会最終日に承認される予定。

鴈原氏は、奥尻町出身、江差高卒。同町総務課長、助役。

□平成13年3月2日、越森幸夫前奥尻町長は札幌地検から保釈(保釈保証金800万円)を認められ、1月20日逮捕から1ヶ月半ぶりに拘置先の札幌白石署を出た。

平成13年2月15日、小川文一(おがわ・ふむいち、54歳)海洋研究家は次期町長選挙(3月13日告示)に出馬する意向を明らかにした。

小川氏は、熊石高卒。会社社長。

□平成13年2月8日、道警捜査二課は収賄(350万円)の疑いで越森幸夫前奥尻町長、贈賄(150万円)の疑いで長尾春樹長尾設計事務所長を再逮捕、新たに平野新也日立プラント建設サービル北海道事務所長を贈賄(200万円)の疑いで逮捕した。

□平成13年2月2日、奥尻町選挙管理委員会は町長辞職に伴う同町長選挙の日程を平成13年3月13日告示、同18日投票と決めた。即日開票される。

□平成13年1月29日、現職の越森幸夫町長(こしもり・ゆきお、70歳)が「町民と家族に迷惑をかけた。有罪、無罪に関わらず辞職したい」と辞職願を家族に郵送した。家族は、新村卓実同町議会議長に提出する。

現職越森町長競争入札妨害の疑いで逮捕

□平成13年1月20日、現職の越森幸夫町長(70歳)が競争入札妨害(公正な競争・入札を妨害する行為)の疑いで逮捕された。

越森氏は、昭和5年12月10日生、奥尻町出身、道立函館工業中退。同町議会副議長、越森石油電気商会会長。50年同町長選挙で初当選を果たす、町長就任3期目の59年7月収賄容疑(町受注業者から450万円を受け取った)で逮捕、8月10日辞職、60年3月懲役2年6ヶ月、執行猶予4年、追徴金450万円の判決を受けた。63年8月執行猶予期間中に同町長選挙に立候補し4選を果たす、平成12年9月同町長選挙で通算7期、檜山町村会会長。

【平成12年の奥尻町長選挙結果】

□平成12年9月10日投票

現職越森氏7選果たす

任期満了に伴う奥尻町長選は9月10日投票、即日開票され、現職の越森幸夫町長(こしもり・ゆきお、69歳)が、新人の制野征男(せいの・ゆくお、57歳)前同町議を敗り7選を果たした。

越森氏は、昭和5年12月10日生、奥尻町出身、道立函館工業中退。同町議会副議長、同町長。越森石油電気商会会長。町長就任は50年から58年まで、63年から今回の選挙で通算7期、檜山町村会会長。

敗れた制野氏は、昭和18年8月7日生、函館市出身、函館東高卒。共産党役員。同町高齢者事業団事務局長、同町議6期。

当日有権者数        3,230人

投票者数                2,763人

投票率          85.54%

無効票            145票

当選    越森 幸夫    1,561票

        制野 征男    1,057票

【平成12年の奥尻町長選挙経過】

□平成12年3月10日、現職の越森幸夫(こしもり・ゆきお、69歳)町長は次期町長選挙(任期満了は平成12年9月22日)に7選出馬する意向を表明した。

【過去の奥尻町長選挙結果】

□平成8年9月3日告示

越森氏無投票6選

任期満了に伴う奥尻町長選は9月3日告示され、現職の越森幸夫町長(65)以外に立候補の届け出がなく、越森氏の6選が決まった。

□平成4年9月13日告示

越森氏無投票5選

任期満了に伴う奥尻町長選は9月13日告示され、現職の越森幸夫町長以外に立候補の届け出がなく、越森氏の5選が決まった。

越森氏は、檜山管内開発期成会会長に就任。

昭和63年9月11日投票

越森元町長返り咲く

任期満了(明上甲子雄町長勇退・1期)に伴う奥尻町長選は9月11日投票、即日開票され、公共事業による雇用確保を訴えたの越森幸夫元町長が、新人の森厚二同町前助役を敗り返り咲き4選を果たした。

敗れた森氏は、昭和5年生、旧中修。越森町政時代にも助役(50年6月就任)を務めていた。

当日有権者数        3,583人

投票者数                3,355人

投票率          93.64%

当選    越森 幸夫    1,808票

        森  厚二    1,516票

昭和59年9月23日投票

町長辞職に伴う奥尻町長選は9月23日投票、即日開票され、新人の明上甲子雄前町議が、同じく新人の鎌田正勝氏を敗り初当選を果たした。

明上氏は、大正13年9月8日生、奥尻町出身、高小卒。会社社長、同町議9期。

当日有権者数        3,795人

投票者数                3,502人

投票率          92.28%

当選    明上甲子雄  2,120票

        鎌田 正勝    1,332票

昭和58年4月24日投票

任期満了に伴う奥尻町長選は4月24日投票、即日開票され、現職の越森幸夫町長が、新人の鎌田正勝氏を敗り3選を果たした。

当日有権者数        3,796人

投票者数                3,603人

投票率          94.92%

当選    越森 幸夫    2,438票

        鎌田 正勝    1,149票

 

出馬表明

 

恵庭市長選挙

平成13年3月22日、現職の黒氏博実(くろうじ・ひろみ、54歳)市長は市議会予算審査特別委員会で「市政のかじ取りを継続したい」と延べ次期市長選挙(任期満了は平成13年12月6日)に再選出馬の意向を表明した。

黒氏氏は、中京大商学部卒。同市秘書課長、総務課長、企画調整課長、市商店街近代化推進室長を歴任。現在1期目。

【過去の恵庭市長選挙経過】

□平成9年11月16日投票

自民結集し新人黒氏氏現職破る、落選した長岡氏列車事故死

 任期満了に伴う恵庭市長選挙は平成9年11月16日投票、即日開票され、新人の黒氏博実氏(前市商店街近代化推進室長・51歳)が、現職の合原由作市長(51歳)、新人の長岡進氏(前自民党市議・58歳)、新人の吉田隆氏(元小学校教員・65歳)を破り、初当選を飾る。

黒氏氏は、中京大商学部卒。同市秘書課長、総務課長、企画調整課長、市商店街近代化推進室長を歴任。

自民党道連が全面的に黒氏氏を支援し、前回の屈辱を果たした。合原氏は、公共工事入札に絡む「天の声疑惑」で市議会に百条委員会が設置され、また市議会から偽証罪で告発されるなど、合原市政に対する市民の批判が大きかった。長岡氏は、同市長選挙後(平成9年11月26日)JR千歳線で列車にはねられ、死亡(新聞の報道によると、踏切のない線路上でうずくまり動かなかったことから、自殺の可能性が大きい)。

        有権者数            47,867人

        投票者数            32,959人

        投票率              68.86%

        当選        黒氏 博実            13,355票

                合原 由作            10,436票

                長岡  進              5,209票

                吉田  隆              3,392票

□平成5年11月21日投票

 任期満了に伴う恵庭市長選挙は平成5年11月21日投票、即日開票され、新人で前市議の合原由作氏(47歳)が、5選を目指した現職の浜垣実市長(66歳)を大差で破り初当選した。

多選批判と有権者の3分の1を占める自衛隊関係票(約15,000票)を取り込み予想外の票を獲得した。

合原氏は、昭和21年8月26日生、福岡県出身、湘南高卒、陸上自衛隊少年工科卒。同市議4期。

        有権者数            43,485人

        投票者数            28,248人

        投票率         64.96%

        当選        合原 由作        16,874票

                浜垣  実        10,813票

※平成6年2月、4期16年間にわたって恵庭市政のトップに君臨し、「浜垣天皇」と呼ばれていた前恵庭市長が、在任中に砂利採取業者から受け取っていた現金800万円のうち500万円はワイロに当たるとして収賄容疑で逮捕された。(行政選挙情報・No122号より)

□平成元年11月19日投票

 任期満了に伴う恵庭市長選挙は平成元年11月19日投票、即日開票され、現職の浜垣実市長が、新人の玉置氏を大差で破り4選を果たした。

浜垣氏は大正15年厚田村出身、自治大学校卒。恵庭市庶務課長、同助役を歴任し、昭和52年12月市長選に出馬し初当選。56年の選挙では村本元道議などの対立候補を大差で破る。

        有権者数            37,622人

        投票者数            21,816人

        投票率              57.99%

        当選        浜垣  実              15,278票

                玉置 博之            5,908票

 

小清水町町長選挙

現職河合町長3選出馬

平成13年3月16日、現職の河合淳(かわい・きよし、67歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成13年8月24日)に3選出馬することを表明した。

 河合氏は、昭和8年12月22日生、富良野市出身、網走南ヶ丘高卒。小清水中学校教諭、同町教育委員会社会教育課長、同教育長を歴任。平成5年町長就任、現在2期目。

【過去の小清水町長選挙結果】

□平成9年8月6日告示

 任期満了に伴う小清水町長選挙は平成9年8月6日告示され、現職の河合淳(かわい・きよし)町長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票再選が決まった。

 河合氏は昭和8年12月22日生、富良野市出身、網走南ヶ丘高卒。小清水中学校教諭、同町教育委員会社会教育課長、同教育長を歴任。

□平成5年8月8日告示

任期満了(現職の高島温厚町長が勇退)に伴う小清水町長選挙は平成5年8月8日告示され、新人の河合氏以外に立候補の届け出がなく、同氏の無競争初当選が決まった。

□平成元年8月6日告示

 任期満了に伴う小清水町長選挙は平成元年8月6日告示され、現職の高島温厚町長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票再選が決まった。

高島氏は大正13年留蘂辺町出身、北海道第2師範学校卒、小清水町教育長を務めた。

□昭和60年8月25日

 現職の北岡秋一町長(病気)辞任に伴う小清水町長選挙は昭和60年8月25日投票、即日開票され、高島氏ら新人4人が立候補。激しい選挙戦の末、高島氏が初当選。同僚の道下繁夫前産業課長補佐に数十票の差、4人全員が一千票台で並んだ。

        当日有権者数   5,335人

        投票者数     4,961人

        投票率      92.99%

        当選        高島 温厚    1,328票

                道下 繁夫   1,294票

                岩船 康典   1,282票

                加藤 久雄   1,031票

 

大成町長選挙

現職花田町長再選出馬

平成13年3月15日、花田千賀志(はなだ・ちかし、59歳)町長は定例町議会で次期町長選挙(任期満了は平成13年9月9日)に再選出馬することを表明した。

 花田氏は、昭和16年3月18日生、樺太出身、町立大成高校(定時制)。同町企画課長、総務課長、助役を歴任。平成9年8月町長就任、現在1期目。

【過去の大成町長選挙結果】

□平成9年8月19日告示       

 任期満了に伴う大成町長選挙は平成9年8月19日告示され、新人の花田千賀志(はなだ・ちかし)同町前助役以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票初当選が決まった。

 花田氏は昭和16年3月18日生、樺太出身、町立大成高校(定時制)。同町企画課長、総務課長、助役を歴任。

 現職の守山喜三(3期)町長は平成8年12月に引退を表明。

□平成5年8月22日告示

 任期満了に伴う大成町長選挙は平成5年8月22日告示され、現職の守山町長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票3選が決まった。

守山氏は、大正15年大成町出身、自治講習所卒。大成町総務課長、同助役を歴任し、昭和60年9月高薄登町長の勇退したあとを受けて無競争で町長に初当選。守山町政時代も選挙の洗礼を受けていない。

 

白滝村長選挙

現職吉田村長再選出馬

平成13年3月14日、吉田敏充(よしだ・としみつ、65歳)村長は定例村議会で次期町長選挙(任期満了は平成13年10月23日)に再選出馬することを表明した。

吉田氏は、昭和10年5月23日白滝村出身、遠軽高卒。同村教育委員会管理課長、同総務課長、同助役を歴任。平成9年10月村長就任、現在1期目。

【過去の白滝村長選挙結果】

□平成9年10月12日投票

 任期満了に伴う白滝村長選挙は平成9年10月12日投票、即日開票され、新人の吉田敏充(よしだ・としみつ)前同村助役が、現職の梶田孝一村長を64票差で破り初当選した。

 吉田氏は、昭和10年5月23日白滝村出身、遠軽高卒。同村教育委員会管理課長、同総務課長、同助役を歴任。今回の選挙で吉田氏は、梶田村政をトップダウン型と批判し支持を広げた。

        当日有権者数        1,095人

        投票者数            1,078人

        投票率              98.45%

        当選        吉田 敏充            568票

                梶田 孝一            504票

□ 平成5年10月10日告示

 任期満了に伴う白滝村長選挙は平成5年10月10日告示され、現職の梶田村長以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票再選が決まった。

□平成元年10月8日投票

 任期満了に伴う白滝村長選挙は平成元年10月8日投票、即日開票され、新人の梶田孝一氏が、同じく新人の加藤忠前滝村農協参事を大差で敗り初当選を飾った。

梶田氏は、昭和10年白滝村出身、自治大学校卒。白滝村企画課長、国民生活課長、遠軽地区広域組合消防支署長を歴任。

当日有権者数        1,192人

投票者数               

投票率          98.32%

当選    梶田 孝一    719票

        加藤 忠氏    443票

 

新得町長選挙

現職斉藤町長3選出馬

平成13年3月14日、斉藤敏雄(さいとう・としお)町長は定例町議会で平成13年7月3日告示される同町長選挙に3選出馬することを表明した。

斉藤氏は、昭和16年11月1日生、新得町出身、自治大学校卒。同町総務課長、農林課長、教育長を歴任し、佐々木町長の後継者として平成5年7月、町長選に出馬し初当選。現在2期目。

【平成13年新得町長選挙経過】

□平成13年3月2日、新得町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成13年8月2日)の日程を平成13年7月3日告示、同8日投票と決めた。即日開票される。

【過去の新得町長選挙結果】

□平成9年7月27日投票       

 任期満了に伴う新得町長選挙は平成9年7月27日投票、即日開票され、現職の斉藤敏雄(さいとう・としお)町長が、新人の高橋欽造前同町副議長を破り再選した。

 斉藤氏は昭和16年11月1日生、新得町出身、自治大学校卒。同町総務課長、農林課長、教育長を歴任。

        当日有権者数    6,021人

        投票者数      5,267人

        投票率       87.48%

        当選        斉藤 敏雄    3,404票

                高橋 欽造    1,816票

□平成5年7月25日投票

 任期満了(現職の佐々木忠利町長は勇退・5期)に伴う新得町長選挙は平成5年7月25日投票、即日開票され、新人の斉藤敏雄氏が、同じく新人の能登裕氏を大差で破り初当選した。

        当日有権者数    6,247人

        投票者数      5,135人

        投票率       82.20%

        当選        斉藤 敏雄    3,951票

                能登  裕      1,119票

□平成元年7月9日告示

任期満了に伴う新得町長選挙は平成元年7月9日告示され、現職の佐々木忠利町長以外に立候補の届出がなく、保革相乗りの無競争で5選を果たした。

佐々木氏は、昭和7年3月15日生、新得町出身、自治大学校卒。新得町都市計画係長、同教育長を経て、48年8月の町長選に地区労の推薦を受け出馬、初当選を飾る。

 

首長選挙日程

 

北広島市長選挙

平成13年3月31日、北広島市選挙管理委員会は次期市長選(任期満了は平成13年7月22日)の日程を7月1日告示、8日投票と決めた、即日開票される。

【北広島市長選挙経過】

□平成13年3月8日、現職の本禄哲英(もとろく・てつえい、70歳)市長は定例市議会で「8年の経験を生かし市民の審判を受けたい」と次期市長選挙(任期満了は平成13年7月22日)に出馬する意向を表明した。

本禄氏は昭和5年10月1日生、天塩町出身、中央大法学部卒。道総務部知事室長、議会事務局長、道熱供給公社役員を歴任。現在2期目。

【過去の北広島市長選挙経過(平成8年9月1日市制施行)】

□平成9年7月6日告示

現職市長、無競争で再選・14年目に行政の混乱収まる

 任期満了に伴う北広島市長選挙は平成9年7月6日告示され、現職の本禄哲英(もとろく・てつえい)市長以外に立候補の届け出がなく、同氏の無投票再選が決まった。

本禄氏は昭和5年10月1日生、天塩町出身、中央大法学部卒。道総務部知事室長、議会事務局長、道熱供給公社役員を歴任。

平成5年7月18日投票

保守奪還・初代市長に道OB

 任期満了に伴う北広島市長選挙は平成5年7月18日投票、即日開票され、新人の本禄哲英氏が、現職の久保武氏、新人の坂田義和氏の2人を大差で破り初当選した。

 保守系の町議や一部革新系も取り組んだ本禄氏の強力な選挙戦術が票を伸ばし、現職の久保氏は推薦母体の社会党広島支部の足並みが乱れ支持基盤が切り崩され落選した。

当日有権者数        36,191人

投票者数                28,741人

投票率          79.41%

当選    本禄 哲英    13,556票

        久保 武               9,407票

        坂田 義和     5,309票

平成元年7月18日投票

5人が乱立、革新町長誕生

小野田徹雄町長の引責辞任に伴う北広島市長選挙は平成元年7月18日投票、即日開票され、

新人の久保武氏が、同じく新人の坂田義和氏、土谷享氏、岡実氏、大井和憲氏を敗り初当選した。

 混乱の中での町長選挙は、札幌地区労の丸抱え戦術が久保氏を当選に導いた。その後、広島町民の町政に対する不信感は根強く、久保町政の混乱は続いた(役場庁舎増築工事請負契約が議会で否決)。

 久保氏は昭和16年士別市出身、士別市立北温中学校卒。札幌市交通局職員(札幌市労連)、広島町議会議員を2期務めている。

当日有権者数        29,916人

投票者数               

投票率          79.50%

当選    久保 武               8,766票

        坂田 義和     7,055票

        土谷 享               4,560票

        岡  実               1,424票

        大井 和憲     1,140票

※現職の町長、2代続けて「引責辞任」

広島町は58年、町職員の汚職事件で穴田輝行町長(木材店、ハイヤー会社経営、広島村議2期、昭和42年広島村長選に初当選・4期)が引責辞任。平成元年には同じく町職員の接待疑惑と、東部中学校工事請負契約が議会で否決され、小野田徹雄町長(広島町立東部中学校長、教育長、昭和58年4月広島町長選に初当選・2期)が辞任、2代続けて出直し町長選挙だった。

 

厚岸町長選挙

平成13年3月31日、厚岸町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成13年7月12日)の日程を6月18日告示、25日投票と決めた、即日開票される。同時に町議の補欠選(欠員1名)も行われる。

【平成13年の厚岸町長選挙経過】

□平成13年4月3日、若狭靖(わかさ・やすし、59歳)元道議会議長は自民党道連の高橋文明幹事長に離党届を提出し、4日の道連役員会で受理される。同氏は4月30日付で道議を辞職することを明らかにした。

□平成13年3月15日、佐藤寛一(さとう・ひろかず、52歳)元道議(釧路管内)は次期町長選挙に出馬する意向を固めた。

佐藤氏は、昭和23年8月26日生、浜中町出身、厚岸潮見高卒。政党役員、旧社会党釧路総支部書記長、62年道議当選、2期務めた。

□平成13年3月6日、若狭靖(わかさ・やすし、59歳)元道議会議長は今期勇退する澤田昭夫町長に要請され、3月10日開かれる同氏の後援会会合で次期町長選挙(任期満了は平成13年7月12日)に出馬する意向を固めた。若狭氏は、昭和16年10月12日生、厚岸町出身、日大法卒。衆院議員秘書、46年道議(自民党)に初当選、道議長(平成3年〜5年)、現在8期目。4月中に道議を辞職。

□平成13年3月6日、現職の澤田昭夫(さわだ・てるお、66歳)町長は定例町議会で今期限りの勇退を表明した。

 澤田氏は、昭和9年10月27日生、厚岸町出身、町立真滝中学校卒。厚岸町助役から平成元年7月町長選に出馬、現職の菅原町長(2期とも無投票)を破り町長に就任、現在3期目。

【過去の厚岸町長選挙結果】

□平成9年6月29日投票

 任期満了に伴う厚岸町長選挙は平成9年6月29日投票、即日開票され、現職の澤田昭夫(さわだ・てるお)町長が、新人の小川浩前教育長、同じく新人の石沢元勝農協理事を破り3選を果たした。米軍実弾砲撃訓練の矢臼別移転反対を訴えた、石沢氏の得票は有権者の7.5%しか及ばなかった。

 澤田氏は昭和9年厚岸町出身、町立真滝中学校卒。厚岸町助役。

        当日有権者数           9,763人

        投票者数             8,243人

        投票率              84.43%

        当選        澤田 昭夫            4,160票

                小川  浩              3,259票

                石沢 元勝            737票

□平成5年6月27日告示

 任期満了に伴う厚岸町長選挙は平成5年6月27日告示され、現職の澤田昭夫町長以外に立候補の届出がなく、同氏のが無競争再選が決まった。

□平成元年6月18日投票

 任期満了に伴う厚岸町長選挙は平成元年6月18日投票、即日開票され、新人の澤田前助役が、232票差で現職の菅原邦夫町長を破り初当選した。

        当日有権者数          10,365人

        投票者数             9,461人

        投票率              91.28%

        当選        澤田 昭夫    4,808票

                菅原 邦夫    4,576票

敗れた菅原町長は、大正11年8月18日生、厚岸町出身、尋常高等小学卒。厚岸町議会議長、町長を3期務めた。

 

本別町長選挙

平成13年4月2日、本別町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成13年9月22日)の日程を8月20日告示、25日投票と決めた、即日開票される。同時に町議補選(欠員1名)も行われる。

【本別町長のプロフイル】

現職の高橋正夫(たかはし・まさお)町長は、昭和26年1月3日生、本別町出身、本別高校卒。国鉄職員、57年同町議会議員(4期)、平成9年9月  町長就任、現在1期目。

【過去の本別町長選挙結果】

□平成9年9月13日投票

 任期満了に伴う本別町長選挙(現職の鎌田照三町長は勇退)は平成9年9月13日投票、即日開票され、新人の高橋正夫(たかはし・まさお)前町議会副議長が、同じく新人の祢津秀夫前町助役と、笠原諭元町議を破って初当選した。

高橋氏は、昭和26年1月3日生、本別町出身、本別高校卒。国鉄職員、57年同町町議会議員(4期)、平成元年9月同町長選挙に出馬し、鎌田照三氏に445票差で敗退、6年同副議長。早い段階から出馬表明し、自民党代議士の後援会幹部、社民党、連合の推薦を受け幅広く集票した。敗れた祢津氏は鎌田町政の継続を訴えたが及ばなかった。

        当日有権者数        8,030人

        投票者数            7,235人

        投票率              90.10%

        当選        高橋 正夫            4,582票

                祢津 秀夫            2,288票

                笠原  諭              307票

□平成5年9月22日告示

 任期満了に伴う本別町長選挙は平成5年9月22日告示され、現職の鎌田照三町長以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票再選が決まった。

□平成元年9月23日投票

 任期満了に伴う本別町長選挙は平成元年9月23日投票、即日開票され、新人の鎌田氏が、同じく新人の高橋正夫氏を小差で破り初当選を飾った。

 鎌田氏は、昭和4年本別町出身、小樽市中学校卒。本別町議会事務局長、総務課長、教育長、助役を歴任。矢野幸雄本別町長の急死により助役から町長選に出馬、革新系町議の高橋氏に中川昭一後援会の一部が支援に回り激戦になった。

        当日有権者数        8,776人

        投票者数            7,723人

        投票率              88.00%

        当選        鎌田 照三    4,062票

                高橋 正夫    3,617票

首長辞職

 

仁木町

平成13年3月30日、現職の藤田清司(ふじた・きよし、64歳)町長は2年半の任期を残し、妻の介護のため退任を決意し、葛間俶俶町議会議長に退職届(4月20日付)を手渡し、受理された。4月20日以降は助役が町長職務代理を務める、町長選挙は5月の予定。

藤田氏は、昭和11年4月16日生、樺太出身、道立余市高卒。同町企画財政課長、税務保険課長、産業商工課長、総務課長、助役を歴任。平成3年11月町長就任。現在3期目。

【過去の仁木町長選挙結果】

□平成11年10月19日告示

任期満了に伴う仁木町長選挙は平成11年10月19日告示され、現職の藤田清司町長以外に立候補の届出がなく同氏の無投票3選が決まった。

□平成7年10月1日告示

任期満了に伴う仁木町長選挙は平成7年10月1日告示され、現職の藤田清司町長(59歳)以外に立候補の届出がなく同氏の無投票再選が決まった。

□平成3年10月28日投票

任期満了(現職の中村吉保町長勇退)に伴う仁木町長選挙は平成3年10月28日投票、即日開票され、新人の藤田清司前助役が、同じく新人で同選2回目挑戦中村忠元助役を敗り初当選した。昭和58年藤田氏が産業商工課長の時、中村忠氏が助役で町長は島本氏だった。

勇退した中村吉保町長は、昭和2年7月1日生、仁木町出身、小樽経済専門学校卒(現小樽商大)。仁木町農業協同組合理事長、同町議、札幌地検民事調停委員。昭和62年11月町長就任(1期目)。

有権者数                            3,625人

投票者数                            3,361人

投票率                  92.72%

当選       藤田 清司       1,919票

              中村 忠                         1,401票

□昭和62年10月25日投票

任期満了(現職の島本虎三町長勇退・2期)に伴う仁木町長選挙は昭和62年10月25日投票、即日開票され、新人の中村吉保同農協組合長が、同じく新人の中村忠前助役(昭和58年11月就任)を敗り初当選した。

勇退した島本虎三氏は、大正3年6月20日生、小樽市出身、札幌逓信講習所卒。小樽市議会議員、北海道議会議員、衆議院議員(社会党)を務め、昭和54年11月同町長就任(2期)。

有権者数                            3,749人

投票者数                            3,346人

投票率                  89.25%

当選       中村 吉保       2,176.815票

              中村 忠                         1,122.184票