地方選挙News

 

選挙結果

 

鹿部町長選挙

松本助役無投票で初当選

任期満了に伴う鹿部町長選挙は平成13年1月30日告示され、新人の松本豊勝(まつもと・とよかつ、60歳)同町前助役以外に立候補の届出がなく同氏の無投票初当選が決まった。

松本氏は、昭和15年5月5日生、鹿部村出身、函館水産高卒。水産会社勤務(根室)、38年同役場臨時職員、水産課町、総務課長、5年4月助役就任。同氏兄は鹿部漁業組合長。

【鹿部町長選挙経過】

□平成12年12月14日、松本豊勝(60歳)同町助役は定例町議会で次期町長選挙(平成13年1月30日告示)に出馬することを表明した。

□平成12年

現職の相沢二三男(あいざわ・ふみお、77歳)町長は今期(任期満了は平成13年2月19日)限りの勇退を表明。

相沢氏は、大正12年8月2日生、鹿部町出身、自治講習所短期卒。尻岸内漁協参事、恵山町教育長を歴任。現在3期目。

【過去の鹿部町長選挙結果】

□平成9年2月4日告示

 任期満了に伴う渡島管内・鹿部町長選挙は平成9年2月4日告示され、現職の相沢二三男(73)町長以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票3選が決まった。

平成5年2月7日告示

任期満了に伴う渡島管内・鹿部町長選挙は平成5年2月7日告示され、現職の相澤二三男町長以外に立候補者の届出がなく、同氏の無投票再選が決まった。

平成元年2月5日投票

任期満了に伴う鹿部町長選挙は平成元年2月5日投票、即日開票され、新人の相澤二三男同町元教育長が、同じく新人の佐藤友一前同町議会議員を小差で敗り初当選を飾った。

相澤氏は、大正12年鹿部町出身、自治講習所短期卒。尻岸内(恵山町)町漁協参事、同町教育長を歴任。56年町長選に出馬し、現職の川村秀次町長に敗れている。

有権者数                3,426人

投票率          96.73%

当選    相澤二三男  1,882票

佐藤 友一    1,405票

 

出馬表明

 

清水町長選挙

新人4人の選挙戦

平成13年1月28日、中島里司(59歳)同町元教育長は2月13日告示の同町長選挙に立候補することを表明した。

中島氏は、帯広出身、帯広農業高卒。旧国鉄勤務、清水町職員、耕地課長、都市施設課長、同教育長を歴任。

【清水町長選挙経過】

□平成13年1月22日、高薄渡(たかすすき・59歳)同町助役は2月13日告示の同町長選挙に立候補することを表明した。

高薄氏は、清水町出身、清水高卒、自治大学校修了。同町税務課長、保健福祉課長、総務課長、助役を歴任。

□平成13年1月18日、菊一三四二(きくいち・みよじ、52歳)獣医師は次期町長選挙(2月13日告示、18日投票)に出馬することを表明した。

菊一氏は、横浜市出身、日本獣医畜産大卒。群馬県職員、根室市農業共済組合、清水町農業共済組合、平成4年同町で動物診療所開設。

平成13年1月16日、児玉一紀(60歳)同町議会副議長は次期町長選挙に出馬することを表明した。

児玉氏は、昭和16年1月1日生、清水町出身、清水高卒。会社役員、同町議3期、副議長2期。

平成12年、現職の若原匡二氏(わかはら・きょうじ、63歳)町長は今期(任期満了は平成13年2月27日)限りの勇退を表明。

若原氏は、昭和12年2月10日生、清水町出身、自治大学校卒。町教委社会教育課長、町総務課長、助役(平成元年3月〜5年1月13日)を歴任。現在2期目。

【過去の清水町長選挙結果】

平成9年2月4日告示

十勝管内・清水町長選は若原氏が無投票再選を果たす

任期満了に伴う十勝管内・清水町長選挙は平成9年2月4日告示され、現職の若原匡二氏(59)以外に立候の届出がなく、同氏の無投票再選が決まった。

平成5年2月21日投票

任期満了(現職の矢地広三町長は勇退)に伴う清水町長選挙は平成5年2月21日投票、即日開票され、新人の若原匡二氏が、同じく新人の田中勝男氏を敗り初当選した。

若原氏は、昭和12年2月10日生、清水町出身、自治大学校卒。同町総務課長、助役を歴任。矢地町長の後継者として町長選に出馬した。田中氏は2度目の町長選敗退。

有権者数                8,942人

投票者数                8,147人

投票率          91.11%

当選    若原 匡二    4,331票

        田中 勝男    3,756票

平成元年2月5日投票

任期満了に伴う清水町長選挙は平成元年2月5日投票、即日開票され、現職の矢地広三町長が、新人の田中勝男氏を小差で敗り7選を果たした。新人の田中同町元総務課長は地区労などの推薦を受け現職の矢地町長に489票の差まで追い上げた。

矢地氏は大正10年清水町出身。庁立帯広中学校卒。清水町産業課長、総務課長、助役を歴任し昭和40年2月町長選に出馬し初当選を飾った。

有権者数                9,169人

投票者数                8,363人

投票率          91.21%

当選    矢地 広三    4,401票

        田中 勝男    3,912票

 

豊頃町長選挙

平成13年1月28日、現職の西本安志(にしもと・やすし、59歳)町長は、次期町長選挙(平成13年4月10日告示)に再選出馬する事を表明した。

西本氏は、昭和17年1月19日生、豊頃町出身、帯広農業高卒。農業、同町会議員2期、同議長。平成9年4月町長就任、現在1期目。

【豊頃町長選挙経過】

□平成12年12月6日、豊頃町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成13年4月22日)の日程を平成13年4月10日告示、同15日投票と決めた。即日開票される。同町議会議員の補欠選挙(欠員1人)も同日程。

【過去の豊頃町長選挙結果】

□平成9年4月13日投票       

西本前議長が、反町長派を破る

 任期満了に伴う豊頃町長選挙は平成9年4月13日投票、即日開票され、新人の西本安志前同町議会議長が、同じく新人の大崎英樹前町議を破り初当選した。

 現職の長瀬智町長は勇退し、西本氏は町内の主要経済団体の推薦や労働団体の指示を取り付けた。一方の、大崎氏は反町長派で戦ったが票が集まらなかった。

 西本氏は昭和17年1月19日豊頃町出身、帯広農業高卒。農業、同町会議員2期、同議長。大崎氏は昭和16年2月27日豊頃町出身、専修大学経済学部卒。高校教諭、会社役員、同町会議員2期。

        当日有権者数    3,616人

        投票率       91.92%

        当選  西本 安志         1,918票

            大崎 英樹         1,350票

□平成5年4月18日告示

 任期満了に伴う豊頃町長選挙平成5年4月18日告示され、現職の長瀬智町長以外に立候補の届出がなく、同氏の無競争再選が決まった。

長瀬氏は、昭和4年幕別町出身、自治大卒。豊頃町企画課長、税務課長、総務課長、収入役、助役を歴任。

□平成元年4月23日告示

任期満了に伴う豊頃町長選挙平成元年4月23日告示され、新人の長瀬智氏以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票初当選が決まった。長瀬智氏は保革相乗り候補だった。

 

首長選挙日程

 

紋別市長選挙

平成13年1月23日、紋別市選挙管理委員会は次期市長選挙(任期満了は平成13年6月29日)の日程を平成13年6月10日告示、17日投票と決めた。同市議補欠選挙(欠員1名)も同日程で行う。

【紋別市長選挙経過】

現職の赤井市長再選出馬表明

□平成12年12月11日、現職の赤井邦男(あかい・くにお、59歳)市長は定例市議会で次期市長選挙に再選出馬することを表明した。

赤井氏は、昭和16年7月14日、紋別市出身、紋別高卒。石材店経営、同市議会議員6期(昭和52年6月〜平成9年3月)、同市議会議長(6年8月〜9年3月)。現在1期目。

【過去の紋別市長選挙結果】

□平成9年6月15日投票

保守系同氏の一騎打ち−市長に赤井前議長

 任期満了に伴う紋別市長選挙は平成9年6月15日投票、即日開票され、新人で前市議会議長の赤井邦男氏が、同じく新人で前市助役の阿部五月男氏を破り初当選した。自民党紋別支部は両候補者の推薦で分裂し自主投票となった。

赤井氏は、昭和16年7月14日生、紋別市出身、紋別高卒。石材店経営、同市議会議員6期、同市議会議長。

当日有権者数        22,476人

投票者数                17,995人

投票率          80.06%

当選    赤井 邦男        10,917票

        阿部五月男  6,727票

平成5年6月20日投票

 任期満了に伴う紋別市長選挙は平成5年6月20日投票、即日開票され、現職の金田武市長が、新人の森沢繁澄氏、山崎要氏、山本次男氏を大差で敗り5選を果たした。

金田氏は、大正11年1月7日生、本別町出身、紋別青年学校卒。紋別市水産商工課長、同産業部長、教育長を歴任。昭和52年6月紋別市長に就任。

当日有権者数        22,870人

投票者数                14,246人

投票率          62.29%

当選    金田 武              9,370票

        森沢 繁澄    2,672票

        山崎 要              1,489票

        山本 次男      391票

平成元年6月4日投票

 任期満了に伴う紋別市長選挙は平成元年6月4日投票、即日開票され、現職の金田武市長が、新人の本間昭一氏を大差で敗り4選を果たした。

敗れた本間氏(共産)は60年と元年の2回連続の挑戦。

当日有権者数        22,757人

投票者数                14,301人

投票率          62.84%

当選    金田 武              10,617票

        本間 昭一     3,366票

 

首長逮捕

 

奥尻町長

現職越森町長競争入札妨害の疑いで逮捕

平成13年1月20日、現職の越森幸夫町長(70歳)が競争入札妨害(公正な競争・入札を妨害する行為)の疑いで逮捕、ほかに斉藤朗(58歳)同町保健福祉課長、長尾春樹(57歳)長尾設計事務所社長も逮捕された。

同町が計画していた町保健福祉センターの建設をめぐり、平成11年6月に行われた設計委託業務の入札に際し、越森幸夫町長と斉藤朗保健福祉課長が、長尾春樹社長に落札予定価格を知らせるなどして、公正な入札を妨害した疑い。

越森氏は、昭和5年12月10日生、奥尻町出身、道立函館工業中退。同町議会副議長(町議4期)、越森石油電気商会会長。50年同町長選挙で初当選(44歳)を果たす、町長就任3期目の59年7月収賄容疑(町受注業者から450万円を受け取った)で逮捕、8月10日辞職、60年3月函館地裁で懲役2年6ヶ月、執行猶予4年、追徴金450万円の判決を受けた。63年8月執行猶予期間中に同町長選挙(現職の明上甲子雄町長勇退・越森町長逮捕後に就任)に立候補し、新人の森厚二同町前助役(越森町政時代の助役)を敗り4選を果たす。平成4年檜山管内開発期成会会長に就任、5年7月北海道南西沖地震発生、10年3月完全復興宣言、12年9月10日、同町長選挙で新人の制野征男(せいの・ゆくお、57歳)前同町議を敗り通算7選を果たす、檜山町村会会長。

【経過】

□平成13年1月31日、現職の越森幸夫町長(札幌白石署に留置)が「町民と家族に迷惑をかけた。有罪、無罪に関わらず辞職したい」と辞職願を家族に郵送し。家族は、新村卓実同町議会議長に提出、正式に受理された。

□平成13年2月2日、臨時町議会で越森幸夫町長辞職願が同意された。これを受けて新村卓実同町議会議長は同町選挙管理委員会に町長の辞職通知を提出、同選管は3月13日告示、18日投票と決めた。

 

上士幌町長

現職西尾敏幸町長収賄の疑いで逮捕

平成13年1月31日、現職の西尾敏幸町長(48歳)が収賄の疑いで逮捕、的場政典(61歳)同町前農林課長でナリッシュ・ジャパン社長(食品加工業)と村元二郎(60歳)北海道アイホー調理機社長の2人も贈賄の疑いで逮捕された。

西尾敏幸町長は平成11年4月頃、同町学校給食センターの厨房設備納入業者に村元二郎社長の料理機を選び現金数十万円を受け取った疑い。的場政典社長は、村元二郎社長と共謀し西尾敏幸町長に現金を渡す手助けした疑い。的場氏は、平成12年3月に同町を定年退職し同社社長に就任、13年1月に野菜くずなどを町有地に不法投棄したとして廃棄物処理法違反の容疑で逮捕・起訴されていた。

西尾氏は、昭和27年12月31日生、本別町出身、上士幌中卒。上士幌ボデー工業代表、上士幌町商工会青年部長(62年〜平成元年)、上士幌町商工会理事(62年〜平成3年)、3年5月町長就任(道内最年少・38歳)。現在3期目。

【経過】

平成13年2月2日、現職の西尾敏幸町長が「町民、議会、職員におわびし、町長を辞任します」と辞職願・退職申出書など書類一式を、弁護士を通じて生山正治同町議会議長に提出、正式に受理された。

今後、臨時町議会で西尾敏幸長辞職願が同意すれば、これを受けて新村卓実同町議会議長は5日以内に同町選挙管理委員会に町長の辞職通知を提出、同選管は50日以内に町長選挙(3月20日告示、25日投票の予定)を行う。

 

近年の首長逮捕

平成11年4月29日、工藤慶蔵(52歳)椴法華村長が公職選挙法違反(詐偽登録・詐偽投票)で逮捕。

平成7年11月30日、畠山茂(58歳・2期)枝幸町長が競争入札妨害(その後収賄で再逮捕)で逮捕。