地方選挙News

 

選挙結果

 

鷹栖町長選挙

身内同士の町を二分する選挙戦は佐藤氏当選

現職谷口町長死去(平成12年9月20日)に伴う鷹栖町長選挙は平成12年11月5日投票、即日開票され、新人の佐藤節雄(さとう・せつお、53歳)同町前助役が、同じく新人の門木強(かどき・つよし、60歳)同町前教育長を敗り初当選した。佐藤氏が故谷口後援者らの支援を受けたのが勝因。前職の神田正男(平成7年4月〜10年4月)町長、現職の谷口幹男(平成10年4月〜12年9月)町長の2人はいずれも1期目の任期途中で亡くなっている。

佐藤氏は、昭和22年生、鷹栖町出身、旭川北高卒。41年同町役場採用、農政課長、企画課長、平成11年5月助役就任。故父・一郎氏は元鷹栖農協参事。

有権者数                            5,931人

投票者数                            5,097人

投票率                  85.94%

無効票                     69票

当選       佐藤 節雄       2,899票

              門木 強                         2,129票

【鷹栖町長選挙経過】

□平成12年10月10日、門木強(60歳)同町教育長は10月31日告示される同町長選挙に出馬する意向を固めた。

門木氏は、昭和15年、鷹栖町出身、旭川北高卒。34年同町役場採用、企画課長、民生課長、総務課長、56年6月教育長就任。

□平成12年10月6日、佐藤節雄(52歳)同町助役は10月31日告示される同町長選挙に出馬するため辞表を提出した。

佐藤氏は、昭和22年生、鷹栖町出身、旭川北高卒。41年同町役場採用、農政課長、企画課長、平成11年5月助役就任。

□平成12年9月26日、鷹栖町選挙管理委員会は現職の谷口幹男町長死去に伴う町長選挙の日程を、平成12年10月31日告示、11月5日投票と決めた。即日開票される。

平成12年9月20日、現職の谷口幹男(67歳)町長が入院加療中のところ死去。

谷口氏は、昭和8年6月6日生、鷹栖町出身、鷹栖第二中卒。鷹栖町議4期、同議長、平成10年4月町長就任、鷹栖町農業振興公社社長。

現職町長死去に伴う鷹栖町長職務代理者は、佐藤節雄助役。

【過去の鷹栖町長選挙結果】

平成10年4月5日投票

現職町長病気(その後死亡)辞任に伴う鷹栖町長選挙は平成10年4月5日投票、即日開票され、新人の谷口幹男(64歳)前町議会議長が、同じく新人の高橋登己一(65歳)前町議会議員を敗り初当選した。

谷口氏は、昭和8年6月6日生、鷹栖町出身、鷹栖第二中卒。鷹栖町議4期、同議長。

当日有権者数        5,740人

投票者数                4,371人

投票率          76.15%

当選    谷口 幹男    2,999票

        高橋登己一  1,261票

平成7年4月23日告示

任期満了(現職勇退)に伴う鷹栖町長選挙は平成7年4月23日告示され、新人の神田正男(かんだ・まさお)同町前教育長以外に立候補の届出がなく同氏の無投票初当選が決まった。

神田氏は、昭和7年8月10日生、鷹栖町出身、永山農高卒。同町企画室長、教育長を歴任。

平成3年4月21日告示

任期満了に伴う鷹栖町長選挙は平成3年4月21日告示され、現職の小林勝彦町長以外に立候補の届出がなく同氏の無投票7選が決まった。

小林氏は、大正12年3月5日生、鷹栖町出身、青年学校卒。鷹栖村教育長。

昭和62年4月26日投票

任期満了に伴う鷹栖町長選挙は昭和63年4月26日投票、即日開票され、現職の小林勝彦町長が、新人の高橋登己一氏を敗り6選を果たした。

当日有権者数        5,395人

投票者数                5,078人

投票率          94.12%

当選    小林 勝彦    4,061票

        高橋登己一    993票

 

町長失職

 

弟子屈町

平成12年11月17日、弟子屈町議会は、岡田勉(68歳)町長不信任決議案を提出、賛成多数(町議16人出席=賛成12人)で可決した。岡田町長は失職、50日以内に町長選挙が行われる。

【弟子屈町長失職経過】

□平成12年11月12日投票、反町長派全員当選

解散に伴う弟子屈町議会議員選挙(定数18人に対し20人が立候補)は平成12年11月12日投票、即日開票され、岡田町長不信任決議案に賛成し「同町議会選挙後、再度町長不信任決議案を提出」を選挙公約にしていた前職12人が全員当選した。また、同不信任決議案に反対した前職1人、同採決に欠席した前職2人、岡田町長派の新人1人、中間派新人2人の合計18人が当選。

当日有権者数は7,675人、投票者数は5,936人、無効票165票、投票率は77.34%で同町議会議員選挙では過去最低だった。

臨時町議会(11月17日)で定数3分の2(定数12人)以上の出席議員の過半数で町長不信任決議案が再可決された場合、岡田町長は失職し、50日以内に町長選挙は告示される。

□平成12年11月7日、弟子屈町議会議員選挙が告示され岡田町長不信任決議案に賛成した前職12人、同不信任決議案に反対した前職1人、同採決に欠席した前職2人、岡田町長派の新人1人、中間派新人4人の合計20人が立候補した。

平成12年10月13日、弟子屈町選挙管理委員会は岡田勉町長が町議会を解散したことに伴う町議会の日程を11月7日告示、同12日投票と決めた。即日開票される。

平成12年10月11日、岡田勉(67歳)町長が町議会の解散通知を高橋正光町議会議長に提出、議会を解散した。公職選挙法に基づいて、40日以内に町議会選挙が実施される。

平成12年10月6日、弟子屈町議会は、町税課税問題で岡田勉(67歳)町長を不信任決議案(町議7人連名)を提出、賛成多数(議長を含めた16人出席=賛成14人・反対2人)で可決した。具体的な失策責任追求はないが、町国保税と住民税課税額の記載間違い問題と、町営福祉温泉建設(同町川湯地区)を本年強行着工した岡田町政への感情的もつれが議会側とあったようだ。

岡田町長は10日以内に議会を解散するか、辞職する。昭和47年(広尾町)以来28年ぶりの不信任決議。

岡田氏は、昭和7 年11月15日生、弟子屈町出身、標茶高卒。道立農業試験場職員、弟子屈町総務部長、収入役を歴任。平成7年5月町長就任、現在2期目。

 

選挙日程

 

黒松内町町長選挙

平成12年11月1日、黒松内町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成13年1月23日)の日程を平成13年1月14日告示、19日投票(金曜日)と決めた。即日開票される。

【過去の黒松内町長選挙結果】

□平成9年1月12日告示

後志管内・黒松内町長選は谷口氏が無投票3選を果たす

 任期満了に伴う後志管内・黒松内町長選挙は平成9年1月12日告示され、現職の谷口徹氏(たにぐち・とおる、60歳)以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票3選が決まった。

 今回の選挙では、投票率低下に歯止めをかけようと、同町選管が投票日を17日の金曜日に設定。道内では珍しい平日投票として注目されたが、実施されずに終わった。

谷口氏は、昭和11年1月29日生、黒松内町出身、熱郛村立白井川中学校、自治大学校卒。

黒松内町建設課長、産業課長、税財課長を歴任。平成元年1月町長就任、一回も選挙の洗礼を受けていない。

□平成5年1月17日告示

 任期満了に伴う黒松内町長選挙は平成5年1月17日告示され、現職の谷口徹町長以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票再選が決まった。

□平成元年1月15日告示

 任期満了に伴う黒松内町長選挙は平成元年1月15日告示され、新人の谷口徹前同町税財課長以外に立候補の届出がなく、同氏の無投票初当選が決まった。