地方選挙News

 

選挙結果

 

長沼町長選挙

現職板谷氏無投票で4選

任期満了に伴う長沼町長選挙は8月1日告示され、現職の板谷利雄(いたや・としお、65歳)町長以外に立候補の届け出がなく同氏の無投票4選が決まった。

板谷氏は、昭和10年7月11日生、長沼町出身、札幌短大商業科卒。同町議会事務局長、総務課長、収入役、渡辺省一代議士秘書。昭和63年8月町長就任。

【長沼町長選挙経過】

□平成12年5月11日、長沼町選挙管理委員会は次期町長選挙(任期満了は平成12年8月23日)の日程を8月1日告示、同6日投票と決めた。

□平成12年3月6日、現職の板谷利雄(いたや・としお、64歳)町長は定例町議会で、次期町長選挙(任期満了は平成12年8月23日)に4選出馬することを表明した。

【過去の長沼町長選挙結果】

□平成8年7月23日告示

板谷利雄氏が無投票3選

 任期満了に伴う空知管内長沼町長選挙は7月23日告示されたが、現職の板谷利雄氏(61歳)以外に立候補者がなく、板谷氏の無投票3選が決まった。

平成4年7月21日告示

現職無投票で再選

任期満了に伴う空知管内長沼町長選挙は7月21日告示され、現職の板谷利雄氏(57歳)以外に立候補者の届け出がなく、板谷氏の無投票再選が決まった。

昭和63年7月31日投票

現職村山氏、新人の板谷氏に敗れる

任期満了に伴う空知管内長沼町長選挙は7月31日投票、即日開票され、新人の板谷利雄同町元収入役が現職の村山敏文町長を敗り初当選した。

敗れた村山氏は、大正13年6月20日生、自治講習所。長沼農協総務部長、参事、理事。昭和55年、現職の中川町長死去に伴う町長選挙で、同氏は前助役の村山修氏を132票の小差で敗り初当選した。

当日有権者数        9,418人

投票者数                8,886人

投票率          94.35%

当選    板谷 利雄    4,973票

        村山 敏文    3,860票

 

出馬表明

 

参院選道選挙区

自民候補に伊達忠一道議決定

平成12年8月7日、自民党道連は来年夏の参院選道選挙区(定数2)に札幌市厚別区選出の伊達忠一(だて・ちゅういち、61歳)道議を擁立することを正式に決定した。

伊達氏は、昭和14年1月20日生、芦別市出身、道衛生検査技師専卒。札幌医大職員、芦別臨床検査センター社長、故地崎宇三郎代議士秘書、58年道議芦別市選挙区当選(次点との差42票)、62年同選挙区落選、平成3年札幌市白石区分区により新選挙区厚別へ鞍替えし当選、現在4期目、道議会自民党・道民会議議員会長。札幌臨床検査センター社長、道衛生検査所協会支部長。

*伊達忠一氏の政治団体収支報告は別ページ参照

 

歌志内市

現職川原市長3選出馬表明

平成12年8月14日、現職の河原敬(かわはら・たかし、69歳)市長は次期市長選(10月15日告示、同22日投票)に3選出馬する意向を表明した。

河原氏は、昭和6年4月11日生、芦別市出身、道立歌志内高校卒。同市財務課長、総務課長、助役を歴任。平成4年10月市長就任。現在2期目(任期満了は平成12年10月25日)。

【過去の歌志内市長選挙結果】

□平成8年10月13日告示

川原市長無投票で再選

任期満了に伴う歌志内市長選挙は平成8年10月13日告示され、現職の河原敬(65歳)市長以外に届け出がなく河原氏の再選が決まった。同市長選の無投票は12年ぶり。

平成4年10月18日投票

現職堀内氏新人の川原氏に敗れる

 任期満了に伴う歌志内市長選挙は10月18日投票、即日開票され、新人の川原敬前同市助役が、現職の堀内日出男市長(1期)を敗り初当選した。

敗れた堀内氏は、昭和10年2月19日生、歌志内市出身、道立砂川北高卒。同市職員、同市議会議員。

当日有権者数              6、400人

投票者数                            5、759人

投票率                  98.98%

当選       川原 敬                         3、034票

              堀内日出男    2,685票

昭和63年10月16日投票

現職森永氏、新人の堀内氏に敗れる

 任期満了に伴う歌志内市長選挙は10月16日投票、即日開票され、新人の堀内日出男前同市議が、現職の森永大市長(2期)、共産新人の片山 健二を敗り初当選した。

敗れた森永氏は、大正14年12月27日生、砂川市出身、札幌文科卒。同市税務課長、水道課長、民生部長、助役を歴任した。

当日有権者数              7、236人

投票者数                            6、421人

投票率                  90.21%

当選       堀内日出男    3、006票

              森永 大                         2,969票

              片山 健二         401票

 

日高町長選挙

新人神保町議出馬表明

平成12年7月31日、神保一哉(54歳)同町議は次期町長選挙に出馬することを表明した。

神保氏は、昭和21年7月2日生、日高町出身、立命館大卒。会社役員、平成3年同町議(3期目)。

【日高町長選挙経過】

平成12年6月8日、西尾正(58歳)同町助役は6月末で助役を退任し、次期町長選挙に出馬することを表明した。

西尾氏は、昭和17年生、法政大文卒。

□平成12年6月2日、日高町選挙管理委員会は任期満了に伴う同町長選挙の日程を9月19日告示、同24日投票と決めた。即日開票される。

□平成12年3月8日、現職の笹野修一(ささの・しゅういち、71歳)町長は同町定例町議会で「後進に道を譲りたい」と述べ次期町長選挙(任期満了は平成12年10月9日)に出馬しないことを明らかにした。

笹野氏は、昭和3年5月25日生、平取町出身、北大農林専門部中退。同町産業課長、教育長。平成4年10月町長就任。現在2期目。

【過去の日高町長選挙結果】

□平成8年9月24日告示

現職笹野氏無投票再選

 任期満了に伴う日高町長選は9月24日告示されたが、現職の笹野修一氏(68歳)以外に立候補者がなく、無投票再選が決まった。

平成4927日投票

現職占部氏、新人の笹野氏に敗れる

 任期満了に伴う日高町長選挙は9月27日投票、即日開票され、新人の笹野修一前同町教育長が、現職の占部一誠町長(2期)を敗り初当選した。

当日有権者数              2012

投票者数                            1899

投票率                  94.38

当選       笹野 修一       1012

              占部 一誠       876

□昭和63年9月25日投票

占部氏無投票再選

 任期満了に伴う日高町長選は9月25日告示されたが、現職の占部一誠(うらべ・かずよし)町長以外に立候補者がなく、無投票再選が決まった。

占部氏は、昭和9年1月17日生、浦河町出身、室蘭工大卒。苫小牧市環境衛生部長。亡父・占部久重に続いて親子二代の日高町長。

昭和59年9月30日投票

新人占部氏当選

現職の西島鈴男町長が健康上の理由で1期限りの勇退が決まり、後継者に助役の和田敬一が立候補、占部氏と町を二分する選挙戦で、占部氏が130票の小差で当選した。

当日有権者数              2,207人

投票者数                            2,120人

投票率                  96.06%

当選       占部 一誠       1,120票

              和田 敬一         990票

 

静内町長選挙

新人相次いで出馬表明

□平成12年8月6日、前町長の増本一男後援会と、元町長の保土澤幸雄旧後援会が沢田房晴(さわだ・ふさはる)同町助役を統一候補として合意し立候補を要請。同氏は「政争を避けるために候補者を一本化した町民の意向を尊重します」と次期町長選挙に出馬することを受諾した。

沢田氏は、昭和22年12月生、恵山町出身、北海学園大法卒。60年檜山支庁振興課地方係長、62年釧路支庁振興課市町村係長、平成元年企画振興部交通対策課鉄道交通係長、3年同調整課調整係長、5年渡島支庁振興課長、7年石狩支庁振興課長、8年総務部防災消防課長補佐、10年同管財課長補佐、11年5月25日同町助役就任。現在町長職務代理者を務めている、15日付退職。

□平成12年8月11日、山内和雄(52歳)同町税務課長は次期町長選挙に出馬することを表明した。

山内氏は、静内町出身、浦河高卒。陸上自衛隊勤務、昭和46年同町役場に入り、総務課長、観光課長、を歴任。

【静内町長選挙経過】

□平成12年7月25日、静内町選挙管理委員会は、増本一男町長病気辞任に伴う同町長選挙の日程を8月22日告示、同27日投票と決めた。即日開票される。

□平成12年7月21日、現職の増本一男(69歳・2期目・任期=平成15年4月)町長が病気(脳梗塞)のため同町議会議長に辞表を提出した。増本氏は、平成12年3月上旬に自宅で倒れ札幌市内の病院でリハビリを受けていたが、公務復帰には時間がかかると判断し辞任を決めた。

【過去の静内町長選挙経過と結果】

□平成10年11月26日、現職の増本一男(67歳)町長は「後援会で推薦してもらえれば立候補する」と、再選出馬の意向を表明した。

□平成11年1月7日、前町長の保土澤幸雄(65歳)氏は、返り咲きを目指して同町長選に出馬することを表明した。

平成11年4月20日投票

前回と同じ顔ぶれで現職の増本氏再選

任期満了に伴う静内町長選挙は平成11年4月20日25日投票、即日開票され、現職の増本一男(ますもと・かずお・68歳)町長が、保土澤幸雄(ほとざわ・ゆきお・65歳)元町長を敗り再選を果たした。

増本氏は、昭和5年12月3日生、静内町出身、静内農卒。日高軽種馬農協組合長。牧場経営。

当日有権者数              17,748人

投票者数                            15,086人

投票率                    85.00%

当選       増本 一男       8,344票

              保土澤幸雄    6,579票

 

□平成7年4月23日投票

現職敗れる、新町長に増本日高軽種馬農協組合長

任期満了に伴う静内町長選挙は423日投票、即日開票され、新人の増本一男日高軽種馬協会組合長(64歳)が、現職の保土澤幸雄(61歳・1期)町長を敗り初当選した。談合疑惑や職員の汚職事件で保土澤町政が倒れた。

当日有権者数   17,384人

投票者数     15,277人

投票率      87.88%

当選 増本 一男 9、052票

    保土澤幸雄  6,049票

平成3年4月21日投票

身内同士の選挙戦は371票差で保土氏当選

任期満了に伴う静内町長選挙(現職種村町長勇退・4期)は421日投票、即日開票され、新人保土澤幸雄(57歳)元同町助役が、同じく新人の土屋喜一(63歳)前同町議を敗り初当選した。

保土澤氏は、昭和8年5月21日生、静内町出身、自治大学校卒。同町税務課長、総務課長、助役(62年1月31日退職)を歴任。前回の町長選挙では現職の種村種光(3期)町長に400票差まで追いつめたが落選している。

敗れた土屋氏は日高支庁道議選(58年4月)に出馬し議席獲得まで89票に迫ったが落選、今回の同町長選挙では知名度はあったが今一歩だった。

当日有権者数   17,011人

投票者数     15,291人

投票率      89.89%

当選 保土澤幸雄 7、757票

    土屋 喜一  7、371票

 

真狩村長選挙

前同村議会事務局長立候補

平成12年8月10日、筒井末美(51歳)前同村議会事務局長は同氏後援会発会式で次期村長選挙に出馬することを表明した。

筒井氏は、真狩村出身、昭和48年同村職員、平成9年から12年6月まで同議会事務局長を務めた。

【真狩村長選挙経過】

□平成12年5月29日、現職の八田昭七(はった・しょうしち)村長は次期村長選挙(任期満了は平成12年11月26日)に4選を目指して出馬することを表明した。

八田氏は、昭和7年3月25日生、真狩村出身、中央大卒。ホクレン農協連理事。63年村長就任。現在3期目。

【過去の真狩村長選挙結果】

□平成8年11月10日投票

八田氏が3選果たす

任期満了に伴う村長選挙は平成8年11月10日投票、即日開票され現職の八田昭七村長(64歳)が、新人の金丸勝男(59歳)前村議会議長を小差で破り3選を果たした。また、11月11日、八田村長が告示前の9月中頃、元議長2人に酒を配り選挙への支援を依頼したことが分かり、公選法違反の疑いがもたれた。

        当日有権者          2,034人

        投 票 者          1,916人

        投 票 率          94.20%

                        八田 昭七    1,005票 59 無現

                        金丸 勝男      865票 59 無新

□平成4年11月8日告示

八田氏が無投票で再選を果たす

任期満了に伴う村長選挙は平成4年11月8日告示され、現職の八田昭七村長以外に立候補の届け出がなく同氏の無投票再選が決まった。

 

首長選挙日程

 

釧路市長選挙

平成12年10月15日告示

平成12年8月4日、釧路市選挙管理委員会は任期満了に伴う同市長選挙の日程を10月15日告示、同22日投票と決めた。翌日開票される。

同市議補選(欠員4)も同日程で行う。

【釧路市長選挙経過】

□平成12年4月25日、現職の綿貫健輔(わたぬき・けんすけ、53歳)市長は後援会総会で次期市長選挙(任期満了は平成12年11月16日)に再出馬することを表明した。

綿貫氏は、昭和21年6月13日生、早稲田大学法学部卒。綿貫商店代表、釧路市議会議員2期、道議会議員、平成6年2月の衆院選で当時は新生党の北村直人代議士(5年自民党離脱し新生党、6年12月新進党、9年9月自民党へ復党)を支援したことから自民党を離党、平成7年4月の道議選では無所属で4選を果す。平成8年11月鰐淵前市長の後継者を敗り市長就任。現在1期目。

【過去の釧路市長選挙結果】

□平成8年11月17日投票

釧路市長に新人綿貫氏

現職の鰐淵俊之市長(5期)が11月20日執行の衆院選出馬により市長を辞職。これに伴う釧路市長選挙は平成8年11月17日投票、即日開票され、新人で綿貫健輔(50歳)前北海道議会議員(7月25日辞任・4期)が、鰐淵市政後継の新人後藤敏夫(54歳)前釧路市助役と、同じく新人の共産党根釧地区委員会委員長工藤一夫(57歳)氏の2人を敗り初当選した。綿貫後援会と重なる北村直人衆院議員後援会は自主投票、新進党釧路市支部は後藤氏推薦で動いたが、綿貫氏の道議4期の知名度と早々の出馬表明で幅広い層の支持を集めた。釧路市役所出身者以外の市長は49年ぶり、新人対決は31年ぶり。

衆院選に出馬した鰐淵氏は、新進党の強い要請で衆院選北海道ブロック(平成8年10月20日執行)で当選、10年1月新進党解党により自由党へ。12年6月衆院選13区より立候補し落選(比例も同)した。

        当日有権者数        152,395人

        投 票 者 数           89,478人

        投 票 率          58.71%

        【開票結果】

                        綿貫 健輔    47,576票 50 無新

                        後藤 敏夫    32,828票 54 無新 公明推薦

                        工藤 一夫     8,261票 57 共新

平成5年10月17日投票

社会党不戦で現職鰐淵氏5選

任期満了に伴う釧路市長選挙は平成5年10月17日投票、即日開票され、現職の鰐淵俊之(56歳)市長が、新人の村上和繁(33歳)日本民青同地区委員長(共産党系)を敗り5選を果たした。今回は初めて社会党(同党釧路総支部・釧路市労組協議会)が候補の擁立を見送った

鰐淵氏は、昭和11年11月1日生、釧路市出身、北大獣医学部卒。同市職員、市議会議員。

同市役所には、旧総評系の市職労(1,400人)と、旧同盟系の釧路市役所職員労働組合(600人)の分裂した2組合がある。

当日有権者数        149,935人

投票者数                104,369人

投票率          69.61%

当選    鰐淵 俊之    69,041票

        村上 和繁    27,662票

昭和52年10月16日投票

鰐淵氏再挑戦で保守奪還

任期満了に伴う釧路市長選挙は昭和52年10月16日投票、即日開票され、新人の鰐淵俊之元同市議が、現職の山口哲夫市長を敗って初当選。鰐淵氏は、2回目の挑戦で自民党をバックに公明、民社など中道勢力を全面に押し出して、革新系市長の4選を阻んだ。

敗れた山口氏は、昭和3年8月9日生、道立釧路湖陵高卒。22年樺太から引き揚げ釧路市役所職員、市職労委員長。40年10月、釧路市社会課長から弱冠37歳で市長に当選。

同氏はその後58年の参議院比例区(社会党)で次点、61年同初当選、平成7年12月社会党離党、8年1月新社会党・平和連合を結成、10年7月参議院比例区で落選(新社会党の候補者は一人も当選者がいなかった)した。

当日有権者数        144,401人

投票者数                124,818人

投票率          88.27%

当選    鰐淵 俊之    66,468票

        山口 哲夫    57,401票