建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2001年8月号〉

札幌市


Spacial 札幌ドーム

北海道の夢広がる舞台へ「HIROBA」が始動

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オープニングセレモニー

  1998年5月に着工し、総事業費537億円を投じた札幌ドーム「HIROBA」が6月2日に、ついにオープンした。札幌ドームは4万人を超える観客を収容できる大規模全天候型ドームで、世界で初めて、人工芝の野球グランドと天然芝のサッカーフィールドの転換システムを備えた施設。2002年FIFAワールドカップサッカー大会の会場として使用されるのはもちろん、今後は積雪寒冷地の札幌でも、天候にかかわらず、プロ野球やサッカー、コンサート、展示会など様々なビッグイベントが開催され、多くの人々が感動を共有する場となる。
 札幌ドームは本格的な大規模ドームとしては、東京、福岡、名古屋、大阪に次いで5番目となる全天候型ドーム。6月2日に開かれたオープニングセレモニーでは、日本プロ野球機構の川島広守コミッショナー、Jリーグの川淵三郎チェアマンらが来賓として出席し、地元の小学生や町内関係者、工事関係者など約2万2,000人が招かれ、音や光を駆使して演出を凝らしたアトラクションに酔いしれた。
 運営会社の(株)札幌ドーム社長でもある桂信雄札幌市長は、「季節に左右されることなく、楽しめるドームは、札幌市民、道民の長年の夢だった。21世紀の子供たちに夢と希望をもたらすかけがいのない財産となって欲しい」と挨拶した。


最高のプレーのために、最良の環境を

選手ロッカールーム 天然移動式サッカーフィールド ウォームアップ兼用ブルペン
ドーム内の売店 室内展望台 フルカラー大型映像装置

  


2002年W杯サッカー国内開催候補地の競技場ガイド

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