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〈建設グラフ2001年4月号〉

特集 北陸の港湾・海岸整備事業 


<荒浜ふ頭公有水面埋立事業>


 大型コンテナ船などにも対応できる岸壁背後のふ頭用地、保管施設用地、及びLGN火力発電所用地を整備する荒浜埠頭公有水面埋立事業の全体計画は150ha。第一期工事として、平成11年3月に公共用地30haと発電所用地70ha合わせて約100haの埋立面挙措取得し、工事に着手した。
 外周護岸は、休息施工の必要から一部にハイブリットケーソンを採用しており、特に平成11年度に施工されたハイブリットケーソンは長さが日本最大級のものだ。
 埋立土量は約960万Fで、都市公園整備事業から残土、泊地の浚渫土と建設残土を用いることとしている。土運船によるこれほどの規模の埋立は、稼働日数が制限される日本海側では初めて。平成16年度に発電所用地、平成18年度に公共ふ頭用地が完成する予定だ。
▲直江津港