下水道促進デーへ

〈建設グラフ2000年9月号〉

特集 9月10日「全国下水道促進デー」


追分町の下水道整備

追分町水道課長 吉見 誠二



 追分町は、平成6年に「追分町新長期総合計画」を策定し、これまで積み残してきた課題を諸計画との整合性を保ちながら、生活基盤の整備や都市機能の充実を重点とした、まちづくり、「彩り豊かな住宅のまち」をめざし、人口増を目的とした定住化施策を進めております。
 また追分町は、道都札幌から50q、新千歳空港からは直線で約14q、苫小牧港へは27qと交通の便に恵まれているため道内では過疎化が進んでいるなか、僅かながらも人口が増えている町でございます。このようなことから生活環境に対する住民の関心の高まりなど、時代背景や住民意識の変化に対応するため遅れていた下水道整備計画を平成8年度に事業費約70億円、計画面積223ha、計画人口4300人として策定し、事業を進めております。この間、管渠工事については、町が発注し、終末処理場は日本下水道事業団に委託し、平成11年度土木建築工事、平成12年度には機械電気工事が発注され、平成13年末に中心市街地約58haの一部供用開始をすることにより町民待望のナショナルミニマルである下水道整備推進や未着手区域の早期着手にむけ今後とも事業促進を図っていきたいと考えております。