〈建設グラフ1998年9月号〉

50周年記念パーティーに約1,000人

この7月14日に、建設省主催による建設省設立50周年の記念パーティーが東京都千代田区の虎ノ門パストラルで行われた。当日は、建設省obや政界、業界関係者ら約1,000人が詰めかけ、会場から溢れるほどの盛況振りだった。
パーティーでは瓦力建設大臣が「戦後50年の建設行政は、国民のニーズに的確に対応してきた。今後は国土交通省として改めて国土建設から国土マネージメントへの転換を図る必要があり、新体制において、その使命はさらに重くなる」と挨拶。
その後、橋本首相代理として村岡兼造官房長官、伊藤宗一郎衆院議長、かつて建設大臣を務めた竹下登元首相、遠藤乙彦衆院建設委員長らが挨拶に立ち、最後に田村元元衆院議長が乾杯の音頭をとった。
出席者には小渕恵三外務大臣、山崎拓自民党政調会長、森喜郎自民党総務会長、亀井静前建設大臣綿貫民輔元建設大臣、佐藤静夫前建設政務次官といった顔ぶれで、特に参院選後の総裁選びで小渕外相が有力視されていたという情勢から、一般紙やテレビ局などの報道陣も詰めかけ、小渕氏周辺は一際人垣に囲まれていた。

竹下登元首相

瓦力第62代建設大臣

森喜朗第59代建設大臣
伊藤宗一郎衆院議長 田村元元衆院議長 遠藤乙彦衆院建設委員長
綿貫民輔第52代建設大臣 瓦力建設大臣と小渕恵三外務大臣 村岡兼造官房長官
1,000人が詰めかけた虎ノ門パストラル このパーティーの10日後に自民総裁になった小渕氏

(肩書きはすべてパーティー時のものです)


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