建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2005年7月号〉

特集 日本道路公団静岡建設局

第二東名 天竜川左岸〜引佐町間と引佐連絡路の合計32kmをの建設を推進

【浜松工事事務所】

▲浜北高架橋

浜松工事事務所は第二東名高速道路本線が浜北市、浜松市、引佐町を通過する、天竜川左岸〜愛知県境の引佐郡引佐町間(延長約19km)と、引佐町で第二東名と分岐し、三ヶ日町の現東名で接続する、引佐連絡路(延長約13km)の合計延長約32kmを担当している。

引佐郡引佐町間の構造物比率は、土工40%、橋梁35%、トンネル25%である。一方、引佐連絡道路の構造物比率は土工61%、橋梁16%、トンネル23%である。
連絡等施設としては、浜北IC(仮称)と浜松浜北SA(仮称)、引佐JCT(仮称)、引佐連絡路には引佐IC(仮称)と三ヶ日JCT(仮称)が計画されている。 
用地取得進捗率は、17年4月末で約99%、工事状況は担当範囲の98%で工事に着手しているところだ。

浜北市域では、天竜川橋の渡河部は概ね完成し、壁高欄等の橋面工を施工中である。浜北ICまでの陸上部においては上部工工事を進めているところだ。
主に高架橋で通過する浜北市街地部では下部工工事を鋭意施工中である。市域北西部での丘陵地区間については上部工工事へと進捗し、浜松浜北SAでは16年3月に土工が概成している。
浜松市域では、浜北市境から引佐町境となる浜松トンネルまでの全工区で工事を展開中である。浜松トンネル上り線は完成し、下り線についてはTBM導坑貫通後の本坑拡幅掘削を進め、17年4月に貫通したところだ。
引佐町域では、引佐第一トンネルでTBM導坑貫通後の本坑掘削拡幅を進め、上り線は17年4月に貫通し、下り線は施工中である。
愛知県境付近の引佐JCT部についても全区間で土工、下部工工事に着手している。一方、引佐連絡路についても三ヶ日町境間までの全区間で工事に着手している。このうち三ヶ日トンネルについては17年3月に完成済みだ。

▲狩宿高架橋 ▲引佐ジャンクション ▲浜松トンネル
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