建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2004年12月号〉

トピックス

新潟中越地震によるライフライン応急復旧等の応援活動に尽力

札幌市水道局で職員等を緊急派遣

▲長岡市麻生田地区での巡回応急給水状況 ▲長岡市浦瀬地区での巡回応急給水状況
 10月23日(土)に発生した新潟中越地震を受け、日本水道協会及び日本水道協会中部支部は全国各支部に応援を要請した。札幌市水道局は地震発生翌日の24日に職員等を長岡市に緊急派遣。応急給水活動に全力を挙げた。
 第一次応急給水部隊は指揮車(赤灯車)2台、給水タンク車(3.5t)2台、給水袋4,300枚を携え、24日に苫小牧からフェリーで仙台へ到着した後、提携している仙台市水道局と共に陸路長岡へ。長岡市では妙見浄水場で給水車に給水を行い、病院や避難所等に応急給水を行った。応急給水応援は2次隊、3次隊まで編成され、合計27名の隊員が応急給水などの応援活動に全力を挙げた。

▲長岡市川西地区にある
病院の3階建て屋上の
高架水槽(容量25m3)への
加圧給水車での応急給水
▲道路の隆起による舗装版と消火栓の破損

▲復旧通水した配水管に付属した
消火栓を利用した仮設給水施設
▲液状化により下水道管伝いに
陥没した道路
▲崩落した石積み擁壁
▲崩壊したブロック塀及び地下車庫 ▲一部損壊した民家 ▲亀裂、陥没が発生した道路
写真提供:札幌市水道局

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