建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2020年7月号〉

【タウンリポート】

2020年 自治体企画




北見カーリングホール建設や高栄・親交団地建替等の継続

北海道北見市

北見市長
辻 直孝
 北見市の令和2年度予算は総額1,230億2,885万円(前年当初比7.4%増)で一般会計は781億円(前年当初比7.3%増)となった。
 また、一般会計の内、普通建設事業費は北見カーリングホール、(仮称)旭コミュニティセンターなどの建設事業により、147億8,703万円(14.1%増)を計上している。
 今年度の都市再生整備事業は、新庁舎の建設及びカバードウォークほか駐車場の整備など45億7,117万円を計上した。
 また、土木費は5.5%増の75億3,875万円を計上。高栄F団地、親交団地の建替等で12億2,060万円を盛り込んだほか、生活道路改良舗装事業では、16路線を計上し、美山南部51線道路、端野町163号線、常呂町17.5号線ほか13路線。測量設計では12路線、緑ヶ丘2線道路、端野町301号線、留辺蘂町あさひ保育所2号通りほか9路線の整備事業を進める。
 道路整備事業では青葉通道路、相内鉄南道路ほか3路線の整備事業を推進する。
 民生費は4.5%増の222億9,240万円を計上。特別養護老人ホーム改築支援事業に2億1,408万円のほか、とん田保育園改築事業などを盛り込み、福祉施設の整備充実化を図る。
 水道事業会計では、配水管布設替工事、金華浄水場中央監視制御装置更新など、67億2,713万円を、下水道事業会計では、端野・北見接続幹線新設工事、水処理設備更新など、104億5,078万円を予算計上した。

新庁舎完成予想パース(北面)

将来を見据えた環境整備の推進

北海道稚内市

稚内市長
工藤 広
 稚内市の令和2年度予算は、総額で456億7,900万円、前年度の当初予算が骨格予算編成であったことから、6月補正後との比較で1.3%の減額。一般会計は、同比3.7%、9億7,111万円の減額で255億7,900万円となっている。
 本年度の主な事業は、生活環境整備として、2020年12月の供用開始を目指している一般廃棄物最終処分場の建設工事、交通量が多い緑・富岡環状通街路の拡幅・改良工事のほか、萩ヶ丘浄水場耐震補強工事、副港通道路整備工事、橋梁長寿命化整備工事などを引き続き実施する。また、市営住宅個別改善事業として市営住宅の長寿命化を図るための個別改善工事を継続して実施する。
 さらに、スポーツ施設の集約化を図るため、屋内多目的運動場とカーリング場を一体化した、「みどり公園」の工事が継続中であり、2020年10月のグランドオープンを目指している。
 産業環境整備では、稚内第3地区の「道営草地整備事業」、増幌地区の「道営営農用水整備事業」を実施する。
 観光基盤整備では、引き続き、老朽化した北防波堤ドームの修復工事や大型クルーズ船等の安全な入港を目指した港湾整備を進めていく。
 今後とも、誰もが安心して心豊かに暮らし続けられるまちを目指し諸施策に取り組んでいく。
 本市の未来を拓くため、市民が安心を実感でき、みんなが共感し合える取り組みを進めるとともに、本市を訪れる観光客と共に賑わいを実感できるまちづくりを推進していく。

「みどり公園」スポーツ施設イメージ

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