建設グラフインターネットダイジェスト
〈建設グラフ2020年3月号〉
【topics】
高い技術力と品質管理で地域社会貢献71社に感謝状贈呈
―― 工事部門55社(土木44社・建築11社)委託部門16社(土木13社・建築3社)が受賞
北海道建設部 令和元年度 建設部工事等優秀者表彰
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建築工事関係受賞者の皆さん |
道建設部は令和元年度建設部工事並びに委託業者の優秀業者に対し、各建設管理部において知事感謝状伝達式を行った。
この表彰は、平成30年度に道建設部が発注した工事や委託業務の施工の中から、高い技術力や適切な施工・品質管理、地域社会貢献等において、特に成績優秀な業者に感謝状を贈呈するもので、本年度は、工事部門で55社(土木関係44社、建築関係11社)、委託部門16社(土木関係13社、建築関係3社)の71社が選ばれた。
表彰式は各建設管理部で実施され、総合振興局副局長より受賞者に知事感謝状が手渡された。
その内、12月13日(金)午前に行われた札幌建設管理部の表彰式では、受賞17社(工事部門8社、委託部門9社)の代表者に田中浩之空知総合振興局副局長より知事感謝状が手渡された。
田中副局長は「工事施工、品質管理、地域貢献や技術力の発揮などの功績が評価された」と企業努力に敬意を表し、道内における災害の激甚化に触れて、建設業の迅速な復旧、尽力に感謝の意を表した。また、「地域の担い手として重大な責務を果たしていただいている。今後も道として責務を果たしていくので一層のご協力をお願いしたい」と述べた。
工事部門を代表して、岩田地崎建設の宮木康二取締役専務執行役員(岩田圭剛社長代読)が、技術・技能者の高齢化や担い手不足など建設業の取り巻く情勢にはあるが、「建設投資の上昇や道内インフラ整備も増加している」と話し、「地域の安全・安心を守るのが建設会社の使命・責務。今後も地域経済の発展に努め、社会資本整備に取り組んでいく」と結んだ。
続いて、委託部門を代表して開発調査研究所名畑成徳社長が謝辞を述べた。
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平向建築企画監より感謝状贈呈 |
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盛永組(旭川) 盛永喜之社長が謝辞 |
一方、道建設部建築局工事等優秀者表彰式は令和2年1月17日(金)午後、ホテルポールスター札幌で行われ、建築部門11社(建築6社、電気2社、管3社)、委託部門3社(建築設計2社、設備設計1社)合わせて14社の代表に平向邦夫建築企画監より知事感謝状が手渡された。
この表彰は、建築局が発注し、平成30年度に完成した工事受注者190社、設計業務60社を対象に特に優秀な業者を選考するもので今回は14社が選ばれた。
あいさつで、平向邦夫建築企画監は、今回の受賞は、「地域社会貢献や技術研鑽、人材育成の結果」と受賞者の企業努力に敬意を表し、建設業の技術者不足など厳し状況や働き方改革にも触れながらも「安心・安全に向けた良質な社会資本整備を進めていく」とし、今後も整備事業に一層のご協力をお願いしたいと結んだ。
受賞者を代表して盛永組の盛永喜之社長は、東日本大震災以降の甚大化する自然災害に触れながら「建設業は工事増、予算額も回復基調のなかで、業界は高齢化、技術者・担い手不足と課題があるが、建設業の責務として、地域の担い手として良質な社会資本整備に全力で取り組んでいく」と力強い謝辞を述べた。
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札幌建設管理部の感謝状贈呈受賞者の皆さん |
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田中浩之副局長より感謝状贈呈 |
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