建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2019年12月号〉

【寄稿】

有明海沿岸道路福岡地区安全協議会の活動

 有明海沿岸道路福岡地区安全連絡協議会 会長 木原建設(株)
 福岡208号 大川高架橋床版(P39-P44)工事 監理技術者
堤 大


大川高架橋〜(仮称)筑後川橋

(仮称)筑後川橋

道守柳川清掃(2019 年10 月17 日)
協議会パトロール実施状況

 有明海沿岸道路福岡地区安全連絡協議会は、福岡県大牟田市を起点とし、佐賀県鹿島市に至る計画の延長約55qの地域高規格道路(自動車専用道路)の福岡県側施工の現在18社で構成されています。  本事業は、深刻な渋滞箇所が存在する国道208号等の混雑緩和と交通安全の確保を主目的とし、沿線地域間の所要時間が短縮されることによる「地域の活性化」を期待されております。  安全連絡協議会の具体的活動内容は、労働災害・公衆災害・品質トラブル等を未然に防止することを目的とし、毎月1回受注者と発注者とが合同でパトロールを開催しております。パトロール後は、参加者全員が講評し、作業所の更なる安全と品質の向上、改善を図っております。  地域貢献として、工事区域沿線の道守活動への参加・地域の祭りパレードへの参加・地域住民を対象とした有明海沿岸道路新聞の発行・現場見学会開催を行い地域住民への親睦を深めると共に工事に関する理解を深めて頂くものとして活動しております。  また、働き方改革に関する取組みとして、週休2日の確保に向けた取組みを各作業所で実施しており、若手技術者・女性技術者も数多く活躍しております。  最後に本安全連絡協議会は、今後も活動内容の充実を図り、発注者・受注者・地域住民との信頼関係のさらなる向上を図り、『無事故・無災害』で工事の完成を目指して活動していきます。


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