建設グラフインターネットダイジェスト
〈建設グラフ2019年10月号〉
【寄稿】
境港外港竹内南地区岸壁(-10m)築造工事(その2)
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コンクリート打設 |
1.工事概要
本工事は、境港外港竹内南地区岸壁(-10m)の上部工、付属工を施工するものです。
築造工事の主な内容は以下のとおりです。
・上部工(上部コンクリート=150.03m/300.06m)
・付属工(係船柱=8基、防舷材=8基、車止・縁金物=150m)
工期:令和元年5月7日〜令和元年10月25日
2.安全管理活動
本工事の最盛期は夏〜秋の施工となるため夏場の熱中症対策として、スポーツドリンク、飴・タブレット、熱中症対策キット、大型扇風機等を現場に常備しました。
また、全作業員に空調服を支給し熱中症対策を講じました。
台風対策としては、海上及び陸上の飛散防止対策を行った結果、手戻り無く施工を継続しています。
上記も含め作業場における労働災害防止のため、安全衛生責任体制の明確化及び安全衛生に関する自主的活動の措置を講じ、総合的、計画的な対策を推進し、従業員の安全と健康を確保し、併せて快適な作業環境の形成を促進し工事を行っています。
3.別件工事との連絡調整
工事を進めるにあたっては、発注者主催の境港竹内南岸壁工事 安全連絡協議会を毎月開催し、工程・作業ヤード・船団動静等について調整を行っています。
4.おわりに
1日も早い完成を目指し工事を進めていますが、今後も台風等の影響も考えられますので手戻りのない施工を心掛けて進めていきます。
従業員及び作業員がベクトルを合わせ「早くやるより正確に! 焦ってやるより確実に! 一息入れて安全作業!」の本年度(株)井木組スローガンのもと無事故・無災害で工事を完成させる所存です。
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