建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2019年9月号〉

【topics】

安全工事の意識向上と啓発活動の強化で無事故・無災害を推進

―― 市内8箇所で現場点検を実施 おおむね良好の評価

令和元年度 「下水道河川工事安全月間」安全パトロール

令和元年度 工事安全スローガン 安全月間

 札幌市下水道河川局工事安全推進委員会(委員長:小野武士管路担当部長)は8月1日(木)「下水道河川工事安全月間(8月1日〜31日)」に合わせ、市内8箇所の現場で安全パトロールを実施した。
 この日の安全パトロールは小野委員長をはじめ全委員(15人)が2班編成で8現場を回り、工事の安全・事故防止対策などの確認を行った。
 午後、下水道庁舎内で行われた記者発表で、小野部長は、例年8月を工事の安全・無事故の推進強化に向け“安全月間パトロール”を実施・強化している。合わせて「工事安全推進委員会の取り組みとして、現場代理人並びに企業に啓発文の配布、庁舎内をはじめ現場事務所でのポスター掲示、カラー軍手配布で安全確認に向けた意識啓発活動の強化を図っている」と取り組みを説明。今後も安全管理の強化を推進していくと語った。
 また、この日の現場パトロール実施結果・講評として、菊池俊貴管路工事担当課長は、安全パトロール採点結果として最高点79点、最低点76点、平均点で78.1点であったと報告。工事は全体的におおむね良好な安全管理で行われていると評価した。
「安全月間」現場にカラー軍手配布
 その中で、パトロールにおける現場印象ついては、「看板類を含む安全施設の設置状況や、歩行者通路の確保、誘導状況は概ね良好だった。また、現場内に休憩コーナーを設置するなど、熱中症対策に各現場が取り組んでいた」など良かった点を上げた。
 安全推進委員会では、今後もすべての工事を対象に安全パトロールを強化し、無事故・無災害の取り組みを強化推進していく。


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