建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2019年8月号〉

【タウンリポート】

一般廃棄物最終処分場や屋内多目的運動場・カーリング場を建設

 稚内市長
工藤 広

稚内市一般廃棄物最終処分場イメージ図

 稚内市の令和元年度予算は、当初予算が骨格予算編成であったことから、補正後の予算総額で462億5,756万円、前年同期比6.9%の増額。一般会計は、同比10.8%、25億7,712万円の増額で265億5,011万円となっている。
 本年度の主な事業は、生活環境整備として、2020年12月の供用開始を目指している一般廃棄物最終処分場の建設工事、交通量が多い緑富岡環状通街路の拡幅・改良工事のほか、副港通道路整備、橋梁長寿命化整備工事などを引き続き実施する。また、市営住宅改善事業として長寿命化のための各種工事を継続して実施する。
 さらに、スポーツ施設の集約化を図るため、屋内多目的運動場とカーリング場を一体化した、「みどり公園」の本体工事が継続中であり、2020年5月のオープンを目指しており、(屋内多目的運動場のオープンは同年10月予定)一層のスポーツ振興を図っていく。
 老朽化している稚内中学校については、本年度は耐力度調査を実施し、建設に向けて準備を開始する。
 産業環境整備では、「宗谷港船舶上架施設」の今年11月の供用開始を目指し建設が進められているほか、沼川地区、沼川南地区、稚内第2地区の「道営草地整備事業」、増幌地区の「道営営農用水整備事業」を実施する。
 観光基盤整備では、クルーズ船等の安全な入港を目指した港湾整備を進めていく。
 今後とも、誰もが安心して心豊かに暮らし続けられるまちを目指し諸施策に取り組んでいく。


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