建設グラフインターネットダイジェスト
〈建設グラフ2019年8月号〉
【寄稿】
清水港港湾建設工事安全協議会の活動について
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清水港港湾建設工事安全協議会 会長 鈴与建設株式会社 取締役 土木事業部長
松浦 真明 |
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日の出岸壁(-12m)改良工事 |
清水港港湾建設工事安全協議会は、昭和57年11月に当時の運輸省第五港湾建設局清水港事務所様のご指導により、管内において多発する労働災害の防止を目的とし、清水港全域の港湾建設工事の安全活動を強力に推進するために発足しました。当初は、地元ゼネコン4社、マリコン4社の計8社でスタートし、今年(令和元年)で38年目を迎え、会員数は17社となっています。
現在は、全会員による安全パトロール、安全講習会の他、港湾施設や海岸の清掃活動、会員家族も交えたバーベキュー大会など幅広い活動を行っています。特筆すべきこととして、平成12年に労働大臣より団体賞、平成22年清水海上保安部長より海上保安業務協力功労表彰を受賞する名誉を賜っております。また無災害労働時間は、平成元年1月〜平成17年2月迄に5,873日1,906,295時間を記録致しました。現在も、これ以上の無災害記録を達成すべく会員一丸となって頑張っています。
結びに、昨今は建設現場における高齢者問題など新たな労働災害の防止活動が必要となり、また働き方改革に向けた活動も重要になっています。そのためにも、これまで当協議会が培ってきた安全活動等に関する活動をさらに深化させると共に、新たな時流に会った活動を模索しながら、これからも地域に根ざした活動を積極的に進めて参る所存です。
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反省会 |
世界遺産「三保松原」清掃活動 |
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