建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2019年7月号〉

【topics】

安全・品質管理と優れた技術評価で管路・処理施設・河川工事優秀業者に表彰状の贈呈

平成30年度 札幌市下水道河川局工事安全管理優秀業者及び設計等優秀業者表彰

受賞者の皆さん(下水道河川局提供)

渡邉局長より表彰状の贈呈

 札幌市下水道河川局は令和元年5月29日(水)午前、プレミアホテルTSUBAKI札幌で平成30年度の工事安全管理優秀業者及び設計等優秀業者表彰式を行った。
 この表彰は、工事関係者の安全意識の高揚と工事事故防止を目的として、安全管理に特に優れた施工業者を表彰するもので昭和56年から始まり今回で38回目。また、今年度より新たに設計等業務の優秀委託業者表彰を行うことになった。
 今回の表彰は、平成30年度に下水道河川局が発注した250万円以上の工事を対象に、管路工事部門158件、処理施設部門66件、河川工事部門19件、設計部門14件の合計257件の工事の中から、工事担当者及び担当係長による安全管理の採点、並びに安全推進委員会による安全パトロールにおける採点を基準とし、工事の難易度、工事成績等を参考にしながら総合的に評価するもので、今年度は管路工事部門5社4共同企業体(13社)で計18社、処理施設部門4社、河川工事部門2社の計24社、設計等優秀業者2社が選考された。
 表彰式では、最初に善徳信幸事業推進部長より選考過程の報告があり。続いて渡邉多加志下水道河川局長より受賞社に表彰状が贈られた。
 渡邉局長は、「日頃より会社を挙げて安全管理に取り組み、品質管理、技術研鑽の積み重ねの結果の受賞」と企業努力に敬意を表し、快適で安心安全な市民生活に日常の維持管理、施設改善が必要と述べ、「今後も安全管理、品質確保、技術力の向上に努めてほしい」と期待を込めた。
 受賞者を代表してMz原田の猪俣眞一社長は、「受賞は皆様のご指導のおかげ」と感謝の意を表し、業界の人手不足の対応が急務となっていると課題を述べ、「一層の努力精進につとめていきたい」と決意を述べた。

渡邉局長祝辞 Mz原田 猪俣社長が受賞者代表謝辞


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