建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2018年12月号〉

【topics】

下水道河川局工事安全推進委員会が「安全旬間」パトロールを実施

―― 8か所の現場で安全管理体制など点検「おおむね良好の評価」

札幌市下水道河川局 平成30年度「下水道河川工事安全旬間」

坪田安全推進委員長より「安全旬間」の活動説明


 札幌市下水道河川局工事安全推進委員会(委員長:坪田靖管路担当部長)は、11月2日(金)平成30年度「下水道河川工事安全旬間」(11月1日〜10日)に合わせ安全パトロールを実施した。
 安全推進委員会は、工事の追い込み時期や冬場を迎え日照時間が短縮することから事故を未然に防ぐことを目的に「安全旬間」の活動として毎年実施している。
 この日は、午前9時より全委員が参加し、2班編成で市内8個所の工事現場で安全管理点検パトロールを実施した。
 安全推進委員会は「工事安全旬間」に合わせて請負業者および現場代理人に安全管理の特別強化を求める啓発文章を配布した。また、庁舎内・現場事務所には「危険箇所 工夫ひとつで安全に 一人ひとりの改善意識」のスローガン入りポスター掲示やカラータオルを配布するなど安全管理・事故撲滅の取り組みを強化している。
 午後からの記者発表では、坪田委員長は「工事の追い込み時期を迎え事故防止の重要な時期と考えて例年安全パトロールを実施している」とし、「今後も安全管理と事故ゼロに向け監督指導の強化に取り組んで行く」と述べ。業者に対しても安全管理の徹底を求めた。
 菊池俊貴管路工事担当課長がパトロール結果・講評を発表、「評価・採点は最高点が80点、最低点が75点で平均点78.3点となった。評価では優が2件、良が6件で現場採点はおおむね良好な安全管理のもとで工事が行われていた」との報告を行った
 また、全体的な印象として「看板類を含む安全施設の設置状況」「歩行者通路の確保、誘導状況」や「工事区域区分の囲いや現場内の整理整頓」は概ね良好であったが、一部の現場で仮設ケーブルの配線や土留めの設置に不備が見られたとの講評なされた。
 安全推進委員会では、引き続き安全管理の監督指導にあたり、無事故、無災害に取り組んでいく。

庁舎内や現場等に掲示のポスター


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