建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2018年11月号〉

【寄稿】

泉田・新庄古口・高屋道路安全衛生 協議会の活動について

 泉田・新庄古口・高屋道路安全衛生協議会 会長
 白岩土木建築株式会社
高橋 正美


安全パトロール実施

 泉田・新庄古口・高屋道路安全衛生協議会は、山形河川国道事務所発注の泉田・新庄古口・高屋道路工事の施工にあたり、複数の施工業者が、同時期に施工を行う事から、施工地域や一般者、通行車用から工事に関する理解を得、事故の発生を未然に防止し、労働者の安全、衛生環境、労務管理の万全を期すると共に、災害その他によって生じる人的、物損的損失を防ぎ、また第三者災害等を起こさないように各関係機関との連絡を密にして工事の円滑なる進捗を図ることを目的として活動していました。
 本工事は、高規格道路整備事業の一環として新庄〜戸沢村古口及び新庄市泉田・昭和地内において道路改良・橋梁・トンネル・付属物の施工を行うものであり、工事用道路、土砂運搬等広範囲にわたって工事が関連しています。
 そこで本協議会ではトラブルなくスムーズに工事を進めていくため、毎週1回発注者を交えて、工程調整会議を行い、各施工業者の工事予定を把握することにより資材搬入時期及び施工箇所及び時期の計画に役立てていました。
 また、協議会会員による現場パトロールの実施や、他の機関からのパトロール等の結果を報告していただき、情報を共有することにより、それぞれの現場の安全管理に役立てていただきました。
ICT講習会

 また、現在国土交通省が進めていますi-Constructionについても実際に活用している現場に協力をいただき勉強会を開催し今後の活用の参考としていただきました。 今年7月に戸沢村大字津谷〜古口間が一部開通しましたが、現在も事業は継続しており施工箇所も広範囲になっています。
 土砂等の運搬についても一般道を運行する距離が長くなり、また地区内を工事用車両が多数通行する場合もあり、チラシ等により近隣の皆様に理解と協力をいただき、トラブルの無いように施工を行っていきます。
 今後も本安全衛生協議会では、無事故・無災害により工事の完成ができますように協力し活動して行きます。


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