建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2018年10月号〉

【寄稿】

三隅・益田道路安全協議会の活動について

 三隅・益田道路安全協議会 会長
 今井産業株式会社
柚木  猛
 三隅・益田道路安全協議会 副会長
 大豊建設株式会社
井岡 洋介



安全協議会

 「三隅・益田道路」安全協議会は、一般国道9号の島根県浜田市三隅町森溝上から益田市遠田町までの15.2km区間を、9月末現在26工事(現場)の施工業者および発注者の国土交通省 浜田河川国道事務所で構成されています。
 本事業の目的は、山陰道(鳥取県から山口県)を結ぶ高速道路の一部であり、急勾配でカーブが連続する国道9号線の代替機能を確保し、医療施設へのアクセス向上を図り、スムーズな地域間交通を実現し、地域の産業・観光振興による地域経済の活性化に役立つことを目的とした、災害に強い道路を建設することです。
 三隅・益田道路安全協議会の目的は、関係組織との相互の情報交換を近密なものとして、円滑な工事進捗を実現し、工事の無事故無災害を目的としています。工事区間は、道路改良(切盛土・地盤改良)、橋梁、トンネルで構成されています。
 当協議会の活動として、毎週1回の工程調整会議、月に1回の安全パトロール、イベントへの参加(地域との交流)を中心に活動しています。  工程調整会議は、翌週の立会予定、土配調整、諸注意の喚起を行っています。
 安全パトロールは、原則として月に1回、第三木曜日に開催している安全協議会を兼ねて実施しています。工事延長が15.2kmと長いため、工区を1~3工区に分けて、月に1回工区毎に交互に実施しています。
 イベントへの参加については、毎年夏に行われる「益田水郷祭」の花火会場となる高津川河川敷の除草作業、毎年11月3日に行われる当地浜田市の産業祭、「BB大鍋フェスティバル」へ安全協議会として参加し、事業のPR活動や工事の進捗状況等をパネルを掲示し、子供たちに飴玉すくいをしてもらい、地域住民との交流を深めております。
 今後も、引き続き本協議会が一丸となって行動し、無事故・無災害で、1日も早い工事完成を目指していきたいと思っております。

協議会パトロール 地域行事(BB大鍋フェスティバル)


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