建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2018年5月号〉

【寄稿】

地元地域に密着した安全協議会活動をめざして

 復興支援道路 東北横断自動車道釜石秋田線連絡協議会 会長
 現場代理人(株式会社佐藤組)
高橋 一彦

一斉清掃集合写真


 東北横断自動車道釜石秋田線連絡協議会は、遠野市上郷町平倉(遠野住田IC)から遠野市綾織町新里(遠野IC)を結ぶ延長11q区間を担当している工事請負業者で構成されています。
 本事業の目的は、東北・被災地域の速やかな復興、太平洋沿岸と内陸を結ぶ横断軸の強化によって連携を促進することによる被災地の早期復興の支援、平常時も含めた救急搬送圏域の拡大による安全・安心を確保するため交通隘路箇所を解消し速達性を確保することです。
 本連絡協議会の目的は、連絡調整及び安全活動を行い、工事における懸案事項に共通の認識を持ち、速やかに工事を遂行できるように図るとともに建設労働災害及び交通災害の防止に寄与し、安全衛生意識の高揚を図ることを目的としています。
 本連絡協議会の主な活動は、道の駅「遠野風の丘」と遠野第二ダムの駐車場の2箇所に設置した工事進捗状況のお知らせ掲示板に、各工事の進捗状況写真等の掲示や、各班ごとの現場安全パトロール、現場周辺の道路清掃等を行っております。
連絡協議会の様子

 私は今年の1月から6月までの半年間、協議会会長を務めることになりました。各社クセの強い所長たち(笑)の先に立って行動をすることは非常にやり辛いのですが、お互い現場での施工方法のことを真剣に相談しあったり、また、仕事以外の話で盛り上がったりとクセの強い所長たちに助けられながら、なんとか頑張っております。
 平成30年度開通目標ということで工事も大詰めに差し掛かってます。本連絡協議会が一丸となって行動し、無事故・無災害で工事完成を目指していきます。

道の駅「遠野風の丘」工事状況お知らせ看板 遠野第2ダム掲示板集合写真


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