建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2018年5月号〉

【寄稿】

宮古盛岡横断道路安全協議会の安全活動

 鹿島・東急特定建設工事共同企業体
 所長 西川 幸一



 宮古盛岡横断道路安全協議会は、岩手河川国道事務所が所管する宮古盛岡横断道路の宮古市平津戸〜盛岡市手代森の区間で工事を行っている企業で構成しています。
 今年4月の時点での会員数は13社です。
 本安全協議会は復興支援道路として工事の安全及び円滑な進捗のため、工事の安全管理や環境対策などを支援し、安全対策及び広報活動等の質的向上を目的として活動しています。
 本協議会の活動は主に@清掃活動A地元イベントへの参加B道路工事通信の発行C現場見学と広報と安全パトロールです。その内@の清掃活動は、毎年春のGW前4月下旬と毎年秋の10月6日に国道106号周辺の一斉清掃を行っています。
 A地元イベント活動は道の駅にて開催されるお祭り2つに積極的に参加をしています。
 特に毎年秋に開催されます道の駅でのお祭りには協議会としてブースを出展し、建設業のPRを行い、各工事の状況をパネル展示・重機の試乗会・ドローンの展示・測量体験コーナー及びクイズを実施し参加者への記念品を贈呈しました。

 Bの道路工事通信の発行は年4回実施し、各工事の進捗や節目での行事等を地元の方々用に発行し工事範囲内の毎戸に配布と道の駅などの公共場所に設置し工事に対する理解を頂いています。
 Cの見学は各工事ごとで地元の小中学校の生徒や地域の方々の見学会を開催しました。
 各工事で工事広報パネルを道の駅等に掲示し工事の状況や進捗を展示しました。
 安全パトロールは各工事ごとに独自に取り組んでおりますが、協議会としては年1回、岩手河川国道事務所が行う安全パトロールに参加しています。


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