建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2018年3月号〉

【TOPICS】

高い技術力と品質管理で地域社会貢献70社に知事感謝状贈呈

―― 工事部門53社(土木42社・建築11社)
  委託部門17社(土木14社・建築3社)が受賞

北海道建設部 平成29年度 建設部工事等優秀業者表彰

建築工事部門での受賞者の皆さん


 道建設部は平成29年度建設部工事並びに委託業者の優秀業者に対し、各建設管理部において知事感謝状伝達式を行った。
 この表彰は、平成28年度に道建設部が発注した工事や委託業務の施工の中から、高い技術力や適切な施工・品質管理、地域社会貢献等において、特に成績優秀な業者に感謝状を贈呈するもので、本年度は、工事部門で53社(土木関係42社、建築関係11社)、委託部門17社(土木関係14社、建築関係3社)の70社が受賞した。表彰式は12月1日より各建設管理部で実施され、総合振興局副局長より受賞者に知事感謝状が手渡された。

札幌建設管理部感謝状贈呈式、受賞者の皆さん


 その中で、12月11日(月)に行われた札幌建設管理部の表彰式では、受賞17社(工事部門8社、委託部門9社)の代表者に阿部島啓人空知総合振興局副局長より功績をたたえ、知事感謝状が手渡された。
阿部島総合振興局副局長より感謝状贈呈

 阿部島副局長は「工事実績、地域貢献や技術力の発揮などの功績が評価された」と企業努力を讃え、本道における激甚災害に触れて「安心・安全な地域づくりが重要になっている。その中で担い手の建設業の状況は理解している」とのべ、「道民の安心・安全な暮らしを守るため、業界の若手育成が重要で支援体制を強化していく」、今後も技術力の向上と活力ある地域づくりに共に取り組みたいとあいさつをした。
 工事部門を代表して、岸本組岸本友宏社長が「品質管理、安全施工に努めてきた」「受賞を励みに今後も若手育成と技術研鑽に努めていく」と感謝と決意をのべた。続いて、委託部門代表でドーコン原内裕専務は昨今の災害状は避けて通れない、業務遂行にあたり社内の技術力向上が重要とし「今後も技術研鑽と人材育成に努め」とそれぞれ謝辞を述べた。
 一方、道建設部建築局工事等優秀者表彰式は1月17日(水)午後、道庁赤れんが庁舎で開かれ、建築関係11社(建築5社、電気3社、管3社)、委託関係3社(建築設計2社、設備設計1社)の各代表者に須田敏則建築企画監より知事感謝状が手渡された。
 この表彰は、建築局が発注し平成28年度に完成した工事受注者139社、設計業務48社を対象に特に優秀な業者を選考するもので今回は14社が選ばれた。
 須田建築企画監は、「地域貢献、技術研鑽、人材育成の成果と考えています」と企業努力に敬意を表し、「道は週休2日制や若手育成の取り組みを進めていく」とし「地域と連携した取り組みで公共建築の質の向上に努めていく」と述べ一層の協力を求めた。
 受賞者を代表して中山組中山茂社長は、「建設業界は景気回復の動きもあるが、高齢化、求人難、資材高騰などの課題もある」と指摘した上で「建設業の使命が大きくなっている、社会的責任を自覚し誠実施工に努める」と述べた。

須田建築企画監より感謝状贈呈 中山組社長が謝辞


HOME