建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2018年3月号〉

【寄稿】

生活・産業を支える四日市港の発展のために

―― 霞4号幹線事業の工事安全を目指して

 四日市港湾(直轄・補助)工事安全連絡協議会
 会長(東洋建設株式会社)
佐藤 隆広



1.協議会について

 当協議会は、国土交通省中部地方整備局 四日市港湾事務所及び四日市港湾管理組合発注工事の受注者が会員となり相互に協力し、工事の円滑な運営と安全衛生の推進を目的に活動しており、現在9社(10工事)を会員とする組織で活動しています。

2.活動内容

 協議会の主な活動内容としては、工事を円滑に進めるための各工事・関係機関との連絡調整、地域貢献活動、安全衛生推進行事への参加を行っており、下記の4項目がその主たる活動内容となっています。
1)協議会の開催
2)工事現場の安全パトロールの実施(発注者と合同)
3)安全衛生に関する大会及び教育訓練の実施
4)災害事故原因の調査究明ならびに報告
5)船舶航行安全に関する関係官庁・関係団体及び会員相互の連絡調整

3.関連工事の進捗状況

 臨港道路霞4号幹線(L=4.1km)は平成16年より直轄事業化され、下部工は平成28年度に、上部工である橋桁の海上架設は平成29年12月に完了し、ようやく全線が繋がった状態となり今年度末の完成まであと僅かとなりました。

4.あとがき

 当事業が完成する事で、国道23号はじめ周辺道路の渋滞緩和、さらに緊急避難経路の確保及び環境負荷の低減などが期待されます。当協議会としては、国土交通中部地方整備局
 四日市港湾事務所ならびに四日市港管理組合をはじめとする関係機関との連携をはかり、無事故・無災害で事業が円滑に進められるよう会員一同が一致協力して活動を行って行きたいと思います。


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