建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2017年11月号〉

東川町中心市街地に新たな複合交流施設

―― 北海道東川町 写真文化首都創生館建設工事

 東川町 都市建設課
 建設室 主幹
金山 裕之




外観完成イメージ

 東川町は、北海道のほぼ中央に位置し、日本最大の大雪山国立公園の玄関口に位置し、北海道の最高峰「旭岳」を擁する自然豊かな町で、全国でも珍しく上水道のない町です。
 忠別川上流部には天人峡温泉と羽衣の滝・旭岳温泉があり、町内には木工製品の工房やお洒落なカフェも点在しています。田園風景が美く北海道で初めての「景観行政団体」となり、町外はもとより道外からの移住者も多く、国際交流にも積極的な取組をしています。毎年開催される「写真甲子園」には全国から沢山の高校生が参加をし、今年は念願の映画化がされ全国主要映画館で上映となりました。 建設の経緯
 写真文化首都創生館は、住民をはじめ国内外の老若男女が気軽に訪れ、自分の居場所のように過ごし交流できる新しいスタイルの複合施設です。
 旧東川小学校を改修した「文化芸術交流センター」に併設することにより、世界に誇る東川町の文化(資源・資産)である<大雪山文化><写真文化><家具・デザイン文化>を最大限に生かしたイベント・展示・情報発信と図書機能の充実を図り、国内外から多くのヒトの流れを生み出す拠点施設を目指すものです。このように、写真文化首都創生館は、集い・語り・学び・創り・楽しむ新たな交流の拠点として、多くの皆様に幅広くご利用いただく施設として整備することになりました。


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