建設グラフインターネットダイジェスト
〈建設グラフ2017年11月号〉
【ZOOM UP】
さらなる治安向上で外国人観光客誘致にも貢献
―― 五輪警備の万全化へ
警視庁 大森合同庁舎
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外観完成イメージ |
我が国の首都・東京の治安を守る警視庁は、合同庁舎や警察署の大規模な改築工事を進めている。合同庁舎は大森合同庁舎で、警察署は下谷警察署と麻布警察署が改築の対象となっている。これにより平時の警察業務の機能向上が図られるとともに、2020年に開催される東京五輪警備の万全に向けて、施設面からも充実が図られる。
外国人観光客が激増する近年の情勢にあって、世界的に評価の高い我が国の治安度への評価がさらに高まり、より多くの観光客誘致につながる下支えとしての役割を果たすことも期待されている。
大森合同庁舎は平成28年3月から着工しており、建築規模は地上5階、地下2階で鉄骨造。建物高さは21.35m。建築面積は1,368.89m、延べ面積は7,252.00mとなる。
敷地面積は2,467.57uで、用途地域等は、準工業地域、防火地域、第3種高度地区に指定されている。
立地は、南側は環状七号線に面し、西側は区道7-34号線に面しており、最寄駅は京浜急行線「平和島駅」で、利便性の高い環境にある。
この庁舎の竣工は平成30年5月を予定している。
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