建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2017年9月号〉

【ZOOM UP】

地域交流機能を併せ持つ道内初の村直営複合施設完成

猿払村 小規模多機能型居宅介護等施設建設

外観完成イメージ

 猿払村は、地域交流施設を併設した高齢者のための小規模多機能型居宅介護施設を建設している。
 猿払村では生活支援が必要な高齢者の増加や介護ニーズの多様化に対応できるよう、保健・医療・福祉の連携を強化し、介護保険事業と在宅支援を展開し、また介護が必要とならないような介護予防の取り組みも進んでいるが、今後とも高齢者の単身世帯や認知症を有する人など、生活支援を要する高齢者が増加してくることが予想される。
 そのため、高齢者自らが住み慣れた自宅で自立した生活を継続できる地域づくりを進めて行くため、小規模多機能型居宅介護施設を建設している。
 また、世代間交流や高齢者事業を通じ、活動や生きがいが広がり、住民の声やニーズが新たに見つけ出され循環し各地域へ広がって行く地域交流から地域全体で福祉の学びを目指すため地域交流施設を併設する。運営は猿払村が直営で行う。


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