建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2017年8月号〉

【TOPICS】

給水装置工事の難易度や緊急事故対応などの総合評価で優秀業者22社を表彰

平成29年度 優良指定給水装置工事事業者表彰式

受賞者の皆さん

 札幌市水道局は6月27日(水)午後、札幌サンプラザで平成29年度優良指定給水装置工事事業者並びに今年が初回となる優秀工事施工業者及び配管功労者表彰式を行った。
 最初に行われた「優良指定給水装置工事事業者表彰」は札幌市における業者工事及び請負工事等の施工成績が優秀な業者を表彰するもので昭和42年から始まり今年が51回目となる。
 選考基準の概要は、@給水装置工事において、工事件数と工事種類毎の難易性を定量的に評価し、成績が優秀A水道局発注の業務委託の成績が優秀B日常の給水装置工事において、対応が良好C水道局が依頼する緊急事故等の対応が迅速かつ適切─との基準項目と違反工事や不良工事の処分を受けていないことを条件に選考される。
 また、水道局優良指定給水装置工事事業者表彰を過去に10回受賞し、該当年度に11回目の受賞となる事業者に対して市長表彰を行うことになっている。
 今年度の選考は、平成28年度の事業実績をもとに、対象指定業者832者の中から、阪庄司給水部長を委員長に7名の審査委員会での厳正な審査を行い22者が選考された。また、今年度は市長表彰者に挙佐々木設備が該当し栄誉を受けた。
 表彰式では、坂庄司給水部長の選考経過報告に続き。池田佳恵水道事業管理者が受賞22業者の企業努力をたたえて表彰状を贈呈した。
 あいさつで池田管理者は受賞した業者の工事実績・功績を讃え、札幌水道事業への尽力に感謝の意を表し、「今後も札幌水道に携わるリーダーとして活動に期待します」と結んだ。
 受賞者を代表して南佐々木設備の佐々木敏彦社長が栄誉ある受賞に感謝の意を表し、「人材育成に取り組み優良業者に恥じないよう一層の努力をし、市民の水道の守り手としてライフラインの維持に取り組んでいく」と決意を述べた。

池田事業管理者より表彰状の授与 池田事業管理者の挨拶

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