建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2017年5月号〉

【ZOOM UP】

高齢者となっても住み慣れた地域で安心して暮らせる施設完成

音威子府村地域複合施設新築工事


 道内で最も規模の小さい村である音威子府村で、昨年から地域複合施設の建設が進められている。これは住居と介護福祉サービスを一体化させたもので、地域密着型包括ケアを目指した施設となる。
 計画では、入居施設と村立の診療所を渡り廊下で直結し、居住機能と診療機能だけでなく、デイサービス部門や入居者の交流スペースも確保する。施設規模は地上2階、4,426uで、単身者向けと夫婦向けを合わせて14室程度を設ける。

 音威子府診療所と直結していることから、医療分野の安心が確保され、高齢となっても住み慣れた音威子府村で安心して暮らすことのできる環境が整うことになる。
 運営は社会福祉協議会に委託され、建設を進める一方で施設の利用料金等の決定など、この秋口のオープンに向け準備作業が行われており、5月に工事は完成を迎えることになる。


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