建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2017年4月号〉

【TOPICS】

優れた技術力や品質・安全管理・社会貢献で高い評価12社に森林管理局長賞

―― 林野庁長官賞に6社(治山2社・林道4社)が栄誉

北海道森林管理局 平成28年度 治山・林道工事コンクール表彰式

 北海道森林管理局は3月2日(火)午後、同庁舎内大会議室で平成28年度の治山・林道工事コンクール表彰式を行った。
 この表彰は、平成27年度に完成した治山工事55件、林道工事34件が選考対象で。選考基準の1000万円以上の渓間工、林道専用道と1500万円以上の山腹工、地滑り対策、防災林造成、林道(専用道以外)工事の中から施工・安全管理や環境配慮、コスト縮減などで優れた工事成果を上げた業者を選考表彰するもの。
 最初に、石原聡森林整備部長が選考審査経過を報告し、受賞12社(治山工事7社・林道工事5社)の業績を紹介した。
 また、2月21日(火)、東京都内中央合同庁舎第1号館内で行われた林野庁長官表彰式において道内より林野庁官賞に輝いた受賞6社の紹介並びに工事内容と推薦経過等が報告され、受賞者の栄誉を讃えた。
 冒頭の主催者あいさつで渕上和之北海道森林管理局長は、昨年夏の台風による森林被害にふれ、「日本の森林資源は世界でも有数の保有国になってきている」とし、今後も森林管理事業がより重要になっている、事業推進が雇用や地域活性化につながると強調し、「森林林道事業は工事条件の良くない中ご苦労も多いが北海道の森林・林道を守り、地域を守ってほしい」と期待を込めた。
 引き続き、渕上局長より受賞12社の代表、並びに主任(監理)技術者2名、現場代理人1名に栄誉をたたえ賞状が手渡された。
 受賞者を代表して興和建設の目黒義彦社長が、皆様のご指導のたまものと感謝の意を表し「受賞を契機に、これからも技術研鑽に励み、安全管理・品質管理や地域社会貢献に努めていく」と謝辞を述べた。

渕上局長より賞状の授与 受賞者代表で興和建設目黒社長が謝辞

林野庁長官賞受賞の皆さん 渕上局長が主催者挨拶



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