建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2017年1月号〉

地域の発展を支える東予港工事の安全施工を目指して

 東予港中央地区工事安全連絡協議会 会長
 (五洋・不動テトラ特定建設工事共同企業体)
 甘中 雄一郎

1.協議会について

 当協議会は、国土交通省 四国地方整備局 松山港湾・空港整備事務所管内で実施されている東予港整備事業の受注会社と、港奥バース利用者間で組織され、緊密な情報交換を行うことにより、工事の円滑な進捗と、無事故・無災害での工事完成を目指して活動しております。会員数は、現在4社(4工事)です。

2.活動内容

 協議会の活動としては、港奥バース利用者との日程調整を行う月1回の工事安全連絡協議会と、発注者・関係機関を招いて行う合同安全パトロールなどを行っています。このような活動を通じて、会員各社間の連携を密にし、様々な情報を共有することで、安全・安心の工事施工と、地域との密着・調和を図ることを目指しております。

3.関連工事の進捗状況

 平成30年春の大型船就航に向けて、平成27年7月からの新岸壁前面における泊地浚渫工事を皮切りに、港口の航路浚渫工事に着手しました。平成28年度は、旧岸壁の撤去工事を終え、現在、岸壁築造工事および同工事に使用されるケーソン製作工事が順調に進捗しております。今後継続して発注される当事業関連工事が無事完成され、本港が地元の発展に寄与することを願っております。

4.あとがき

 当協議会としましては、国土交通省 四国地方整備局 松山港湾・空港整備事務所をはじめ、関係機関と連携し、今後とも無事故・無災害での事業完成を目指して、活動を継続していきます。また、この事業の成功が、愛媛県の港湾全体の活性化に繋がることを願っております。


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