建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2016年9月号〉

【TOPICS】

工事最盛期に入り現場パトロール実施で安全工事の強化推進

―― 市内8箇所で現場点検良好の評価、ポスター掲示などの啓発活動も

札幌市下水道河川局工事安全推進委員会 平成28年度下水道河川工事安全月間

 札幌市下水道河川局工事安全推進委員会は8月3日(水)「下水道河川工事安全月間(8月1日〜31日)」に合わせ、市内8箇所で現場パトロールを実施した。
 安全推進委員長の山際裕信管路担当部長をはじめ全委員が2班編成で管路工事5箇所、処理施設工事2箇所、河川工事1箇所の現場を回り、工事の安全・事故防止対策などの確認を行った。
 午後、下水道庁舎内で行われた記者発表で、山際部長は、「8月お盆前で工事の追い込み最盛期とともに暑さ対策や子どもの夏休み期間となることから例年“安全月間パトロール”を実施・強化している」と工事の安全・事故月間の取り組みを説明した。
 工事安全推進委員会の「安全月間」取り組みとして、現場と企業に啓発文章の配布や庁舎内をはじめ、現場事務所でのポスター掲示を実施している。やカラー軍手配布で安全確認に向けするなどの啓発活動を強化に。さらにパトロール回数を増やし安全管理を推進していくとした。
 続いて、永井誠二郎管路工事担当課長が安全パトロールの講評で、@看板類を含む安全施設の設置A歩行者通路確保、誘導状況B工事工区の区分の囲い、現場の整理整頓などを中心に採点した結果は、最高79点、最低76点で平均点が77.8点で安全管理は概ね良好との報告がなされた。
 その中で、段差・頭上注意看板表示、事務所前にオイルマット、AEDの表示をはじめ現場内が整然として良い所があった。一方、一部の現場で、歩道が狭い所やダンプトラックのキーが付いていた所が見られ現場に注意をしたとのパトロール講評報告がなされた。
 安全推進委員会では、今後も安全パトロールを実施し、安全管理、監督指導を推進し、無事故・無災害を目指すことにしている。

庁舎・現場等掲示の「平成28年工事安全スローガン」と「安全月間」ポスター

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