建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2016年8月号〉

上越三和道路 工事連絡会の活動

　上越三和道路（じょうえつさんわどうろ）は新潟県上越市にあり、一般国道18号上新バイパス寺ICから三和ICに至る延長7.0kmの地域高規格道路です。
　一般国道253号の自動車専用道路として事業が進められており、新潟県南西部の上越市を中心とする上越地域と十日町市・南魚沼市を中心とする魚沼地域を相互に連絡する地域高規格道路上越魚沼地域振興快速道路の一部を形成します。
　現道の国道253号は沿線に民家が多く道路の幅員が狭いこともあり、特に冬場の降雪時には自動車走行などに危険が生じています。このような降雪・積雪による危険等を排除することで、地域の発展や日常生活の向上が期待されます。
　本事業は今年度に入り、発注件数が急速に増えまして、現在13件の工事が施工中であります。本協議会の活動内容としては月に1回上越三和道路工事連絡会を開催し、発注者からの連絡、要望等の伝達、工事全体の工程調整、共有を図り、工事が円滑に遂行するよう各業者一致団結して努めております。各工事の施工箇所の確認、問題点を早期に解決出来る様な調整も行って、事業全体が工程遅延することなく、早期完成するように各業者より協力をいただいております。
　また、各工事の進捗状況を発注者である国土交通省高田河川国道事務所様のホームページに毎月掲載していただき、工事がどのように変わって行ったのか等を確認していただけるように進捗状況を地域の方々が常にご覧いただけるようになっております。
　最後に上越三和道路事業全体では、これまで大きな工事事故を起こす事なく現在に至っております。今後においても事業の完成まで本工事連絡会の会員からご尽力をいただき、また高田河川国道事務所様のご指導、ご鞭撻をもって重大な工事事故を発生することなく、無事故・無災害で各社残工事を進めてまいります。