建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2016年7月号〉

【TOPICS】

品質・安全管理評価と優れた技術で管路・処理施設・河川工事21社を表彰

平成27年度札幌市下水道河川局工事安全管理優秀業者表彰

高松局長より受賞者に表彰状の授与

 札幌市下水道河川局は、5月31日(火)下水道河川局庁舎内で平成27年度の工事安全管理優秀業者表彰式を行なった。
 この表彰は、工事関係者の安全意識の高揚と工事事故防止を目的として、安全管理に特に優れた施工業者を表彰するもので昭和56年度から始まり35回目を迎えた。
 今回の表彰は、平成27年度に下水道河川局が発注した250万円以上の工事を対象に、管路部門147件、処理施設部門80件、河川部門23件の合計250件の工事の中から、工事担当者及び担当係長による安全管理の採点、並びに安全推進委員会の安全パトロールにおける採点を基準とし、工事の難易度、工事成績を参考に総合的評価するもので、管路工事部門で8工事5社3共同企業体(10社)の15社、処理施設工事部門で4工事4社、河川工事部門で2工事2社の合計21社が選ばれた。
 最初に、坂倉淑文下水道施設部長より、「安全管理を中心に工事成績、難易度などを厳正に評価した。技術水準、施工技術に優れた業者の皆さんです」との選考過程報告があり、高松康廣下水道河川局長より受賞21社の代表に表彰状が贈られた。
受賞者の皆さん
 高松局長は、「日頃より会社を挙げて安全管理に取り組みに、品質管理、施工技術面でも日々研鑽を積まれ、大変優秀な技術力を有している表れ」と企業努力に敬意を表し、「下水道・河川事業は健全で良好な水循環の形成で、快適な市民生活や、都市の社会経済活動を支える極めて重要な役割を担っている。今後も、安全管理、品質確保、技術力の一層の向上を」と期待を込めた。
 受賞者を代表して、大富工業の富樫誠社長は、「受賞は光栄であり大きな励みとなります」と感謝の意を表し、「今後も、市民生活直結の基盤整備(下水道・河川工事)やまちづくり事業に貢献し、一層の安全管理意識をもって精進してまいります」と決意を述べた。


HOME