多様化住民ニーズに応え子育て支援や世代間交流を促進

―― 利便性に富んだまちなか団地10階建・27戸を新築

北海道建築局北見市道営住宅新築工事（であえ～る常盤団地A）

外観完成イメージ

　北海道建設部は、北見市が進めるまちなか居住や子育て支援などと連携し、常盤町1丁目に道営住宅の建設を進めている。

設計主旨

　建設計画の基本方針：多様化する住民ニーズに対応したまちなか居住にふさわしい住宅供給と、豊かな生活に実現と活力あふれる中心市街地づくりを基本目標に整備を行う。
　団地計画の基本方針：「中心市街地の活性化に寄与する住まいづくり」、「多様なライフスタイルを実現する住まいづくり」、「コミュニティを再生する住まいづくり」を基本としている。
　これらを基本に、3項目の整備目標と7項目の整備コンセプトで建設を進めている。

整備目標

■ まちの魅力と賑わいの創出に資する道営住宅の地域再編型整備。
■ 子育て世帯がまちなかで安心・安全に暮らせる道営住宅の整備。
■ 良好な計画や住環境へ配慮した道営住宅の整備。

整備コンセプト

1.住棟へのアプローチ、などの動線と屋外施設とのつながりに配慮した整備。
2.住棟内や敷地内の見通しの確保や歩行者分離などの安全性や防犯性に配慮した整備。
3.建物形態及び周辺環境・景観に配慮した整備。
4.ユニバーサルデザイン採用の「道営住宅」の整備。
5.子育て支援向け住宅の整備（周辺施設との連携）。
6.集会所、屋外広場を利用したまちなか居住の整備。
7.世代間交流及びコミュニティ形成の場の整備（都市計画・緑化計画などとの連携に配慮）。