建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2016年6月号〉

【ZOOM UP】

新幹線駅前の賑わいを創出する“広域再編型”団地建設

―― 子育て支援や世代間交流など良好な居住環境推進

北海道建築局 北斗市道営住宅新築(仮称)新幹線駅駅前団地A

外観完成イメージ

建設の経緯

 道建設部は、北海道新幹線開業にともない新たなにぎわいが想定される新函館北斗駅から400m南側に位置する北斗市市渡地区に道営住宅新幹線駅駅前団地の建設を進めている。
建設にあたり、当地区の新しい地域コミュニティの創出、子育て世帯が安心して暮らせる住環境、良好なまちなみの形成に寄与する道営住宅を整備する。

建設計画・整備目標

 「まちの魅力と賑わいの創出に資する道営住宅の広域再編型整備」、「子育て世帯が良好な住環境で暮らせる道営住宅の整備」としている。

整備コンセプト

1. 住棟へのアプローチなどの動線と屋外施設とのつながりに配慮した整備。
2. 住棟内や敷地内の見通しの確保や歩行者分離など団地内の安全性や防犯性に配慮した整備。
3. 建物形態及び周辺環境・景観に配慮した整備。
4. ユニバーサルデザイン採用の「道営住宅」の整備。
5. 子育て支援向け住宅の整備。
6. 集会所や屋外広場を利用し地域に開かれた居住環境の整備。
7. 世代間交流及び地域コミュニティ形成の場の提供。
8. 周辺の子育て支援施設や北斗市都市計画、緑化計画などのつながりに配慮。

 これらの計画の基で建設を進める(仮称)新幹線駅駅前団地は、広域需要に対応するもので、北斗市が団地集会所を活用し子育て支援サービスを提供することができる。



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