【ZOOM UP】 研究資料・多様な蔵書ストックで図書機能を備えた学修支援施設―― 市民の生涯学習活動支援や地域連携の大学図書館目指す北海道名寄市 名寄市立大学図書館建設事業
建設経緯と整備趣旨
名寄市が建設中の「名寄市立大学図書館」は、現在8万5冊の蔵書を図書室2ケ所に分離して設置され、4年制化に伴い、蔵書数も増加し既存の収納能力を超えており学修支援施設とは言い難い現状にある。
施設特徴と機能
1階は、学生の主体的な学びに対応したラーニングコモンズの充実を図るとともにグループ単位での学びを可能にするオープンワークエリアやグループ学習室、プレゼンテーションスペースによるアクティブな空間をつくり、300人規模の講堂と地域交流を主とするコミュニティケア教育研究センターを併設し、学生や教員、地域住民が図書館内の情報資源を活用して議論や学習できる環境を整える。 施設整備と地域連携
地域住民にも大学を有効活用していただきながら、一歩先を進んだケアの未来をこの地域で実現するため、市立図書館と相互協力を図りながら、市民の生涯学習活動を支援し、住民と学生がともに集い開かれた大学図書館となるよう平成29年4月開設に向けて事業を進めている。
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