建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2016年4月号〉

【TOPICS】

優れた技術力や品質・安全管理・社会貢献で高い評価10社に森林管理局長賞

―― 林野庁長官賞に9社(治山4社・林道5社)が受賞

北海道森林管理局 平成27年度 治山・林道工事コンクール表彰式

受賞者の皆さん

 北海道森林管理局は3月1日(火)午後、同庁舎内大会議室で平成27年度の治山・林道工事コンクール表彰式を行なった。
 この表彰は平成26年度に完成した1000万円以上の渓間工、林道専用道と1500万円以上の山腹工、地滑り対策、防災林造成、林道工事の中から、施工・安全管理や環境配慮、コスト縮減などで優れた工事成果を上げた業者を表彰するもの。
 最初に、坂田森林整備部長から選考審査経過と受賞工事業績が紹介された。
 また、2月23日(火)、東京都内中央合同庁舎第1号館内で開かれた林野庁長官表彰式において林野庁官賞に輝いた受賞7社の工事業績と推薦経過等が報告され、受賞者の栄誉を讃えた。

 優良工事実績報告の後、黒川正美北海道森林管理局長より、治山工事部門6社、林道工事部門4社、並びに主任(監理)技術者6名に賞状が手渡された。また、森林管理署からは9名が監督職員表彰を受けた。
 黒川局長は、昨今の頻繁に発生する局所的記録的な集中豪雨にふれて、森林管理や防災事業の重要性を強調し、治山・林道の管理整備事業の役割も大きくなっていると述べ。そのうえで、効果的な整備、効率的な施工と自然環境に配慮し、優れた施工技術で成果を上げ受賞した企業努力に敬意を表し、今後も優れた工事と施工に努めてほしいと期待を込めた。
 受賞者を代表して五十嵐工業の五十嵐千津雄社長は、「今回の受賞は多くの方々のご支援のたまものです」と感謝の意を表し「受賞を契機にさらなる技術研鑽、安全施工に努め、地域社会貢献に励んでいきたい」と決意を述べた。

黒川局長より賞状の授与 受賞者代表で五十嵐工業社長が謝辞
林野庁長官賞の皆さん

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