建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2016年3月号〉

【TOPICS】

高い技術力と品質管理で地域社会貢献

―― 優秀業者70社（工事54社・委託16社）に知事感謝状

北海道建設部 平成27年度 建設部工事等優秀業者表彰

受賞者の皆さん

上谷副局長より感謝状の贈呈

　道建設部は平成27年度の建設部工事並びに委託業務の優秀者表彰（知事感謝状贈呈式）を行った。
　この表彰は、道建設部・所管建設管理部が発注した工事の中から特に高い技術力、適切な施工・品質管理に優れ、地域社会への貢献などの功績を上げた企業に知事感謝状を贈呈するもので、本年度は工事部門54社、委託部門16社の合計70社が選定された。
　表彰式は、各所管建設管理部で行われ、各総合局副局長より受賞各社に知事感謝状が手渡された。
　その中で、札幌建設管理部は12月16日（水）に表彰式を開き、受賞20社（工事部門10社・委託部門10社）の代表者に上谷誠司空知総合振興局副局長より知事感謝状が贈られた。

受賞者の皆さん

　上谷副局長は、建設業界の高齢化や若手の技術育成など深刻な経営環境の中でも高い技術力を発揮した企業努力に敬意と感謝の意を表し「道としても社会資本整備を着実に進め建設業振興に努めていきたい」とし、さらなる協力を要望した。
　受賞者を代表して、勇建設坂敏弘社長は、「日頃の成果を認めてもらい、今回の受賞に感謝いたします」と謝辞を述べ、「業界の実情は労働者不足や事業費が見通せない情況にあるが、安全管理と地域に優しい取組を進めていく。今後も受賞を励みにさらなる技術研鑽、人材育成に向け企業努力をしていく」と力強く結んだ。
　一方、建築関係の表彰式は、1月19日（火）午後、道庁レンガ庁舎内会議室で行われ、工事11社（建築5社、電気3社、管3社）、委託3社（建築設計2社、設備設計1社）の各代表者に宮内孝建築企画監より知事感謝状が贈呈された。
　宮内企画監は「完成工事166社、委託46社の中から特に優秀な工事成績での選考。長年の技術研鑽や人材育成の成果」と企業努力を讃えた。また、札幌医大、道庁赤レンガ庁舎、道議会庁舎建設など大規模工事など増加する、公共施設の品質を高めていきたい、今後も力添えをいただきたい」と協力をもとめた。
　受賞者代表謝辞で、高木組中田俊一郎社長は「光栄であり感謝いたします」と謝意を表し、「業界は公共事業減、資材高騰、高齢化など厳しい環境にあるが、その中で、3月26日の道新幹線開業を契機に北海道が発展することを願っている」とし「今後も社会的責任をもって優れた品質管理に努めていきたい」と結んだ。

宮内建築企画監より知事感謝状贈呈	高木組 中田社長が代表謝辞