建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2015年12月号〉

【TOPICS】

下水道河川工事安全推進委員会が現場パトロールを実施

―― 8か所の現場で工事・管理体制のチェック

札幌市建設局下水道河川工事安全推進委員会
平成27年度「下水道河川工事安全旬間」

 札幌市建設局下水道河川工事安全推進委員会は、11月4日(水)に平成27年度「下水道河川工事安全旬間」(11月1日〜10日)に合わせて安全パトロールを実施した。
 委員会では、現場が工事の追い込み期間に入ることや、冬に向かい日照時間が短縮することから事故を未然に防ぐことを目的に「安全旬間」の活動をしている。
 また、現場や企業に対して、啓発文章、安全旬間ポスター貼付や安全スローガン入りカラータオル配布し安全対策・事故撲滅にも取り組んでいる。
 この日は、全委員が参加し、委員長の山際裕信施設部管路担当部長班と藤田雄一処理担当部長班の2班編制で市内8か所の工事現場においてパトロール、点検を実施した。
 午後、庁舎内での記者発表で、山際委員長は「現場の安全管理を目的にパトロールに取り組んでいる」「今年は大きな事故も無く皆さん(現場)は頑張っている。これからも安全管理の意識を高めて無事故を続けてほしい」と期待を込めた。
 永井誠二郎管路工事担当課長からのパトロール結果講評では「評価・採点は最高点が80点、最低点77点で平均点78.5点との採点となった。評価では優が2件、良が6件で現場採点はおおむね良好だった」との報告がなされたが、一部の現場点検で、現場看板の向きやカラーコーンの位置で歩行者誘導通路が狭いなどが見られ口頭注意をしたが、全体的に安全管理は良好に行われているとの評価であったとの報告がなされた。
 また、「安全旬間」期間中の稼動現場数は、管路112件、処理施設34件、河川10件の156件となっている。
 安全推進委員会では、今後も冬季期間の安全管理を強化し、全工事における事故撲滅に取り組んでいく。


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