建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2015年11月号〉

【ZOOM UP】

プライバシーとコミュニティの双方を提供する施設を目指して「愛寿苑」を改築

―― 全室をユニット型個室へ再編

小清水町特別養護老人ホーム「愛寿苑」改築

外観完成イメージ(東面)

 小清水町の特別養護老人ホーム「愛寿苑」の改築工事が進められている。この施設は、平成27年4月から町の「指定管理者制度」に基づき、運営はJA北海道厚生連へ委託されている。
 計画では、入居者の状況に応じて、きめ細かい適切なサービスが提供できるように、入居者のプライバシーに配慮した個室構成とする一方で、快適な共同生活が送れる共有スペースも確保し、和やかなコミュニティが生まれる施設を目指している。
 そのため、改築のポイントは、既存の全58床の多床室を、ショートステイ10床を含めて全て80床のユニット型個室へと再編し、増床するところにある。
 工事の進捗は順調で、10月に竣工、11月には移転できる見通しで施工を進めている。



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