建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2015年9月号〉

【TOPICS】

工事の最盛期に入り現場パトロール実施で安全工事の強化推進

―― 市内 8箇所で現場点検良好の評価、ポスター掲示などの啓発活動も

札幌市建設局下水道河川工事安全推進委員会 平成 27年度下水道河川工事安全月間パトロール

工事部門での受賞者記念撮影(札建部長表彰)
 札幌市建設局下水道河川工事安全推進委員会は 8月 5日(水)、「下水道河川工事安全月間( 8月 1日〜 31日)」に合わせ、市内 8箇所で現場パトロールを行った。委員長の山際裕信管路担当部長をはじめ全委員が 2班編成で管路工事 5箇所・処理施設工事2箇所・河川工事 1箇所の現場を回り、工事の安全・事故防止対策などの確認を行った。
 午後、下水道庁舎内で行われた記者発表で、山際部長は、 8月は工事の最盛期とともに暑さ対策や子どもの夏休み期間となることから「安全月間パトロール」を実施している。また、事故防止に向けたポスター掲示やカラー軍手配布などの啓発活動を実施、さらにパトロール回数を増やし安全管理を推進していくとした。
 また、永井誠二郎管路工事担当課長が安全パトロールの講評で、@看板類を含む安全施設の設置A歩行者通路確保、誘導状況B工事工区の区分の囲い、現場の整理整頓などを中心に採点した結果は、最高 80点、最低 78点で平均点が 78.9点でおおむね良好な安全管理であったとの報告がなされた。その中で熱中症対策(日よけ)や子ども 110番の表示などの高い評価がされた現場もあったが、一部で看板内容の不備、火元と消火器の位置など工夫が必要と指摘した現場も有ったと話した。
 安全推委員会では、今後も安全パトロールを強化し、無事故・無災害を目指すことにしている。


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